社長になるために学んだこと VOL.1
「失敗を糧に成長する」
先日新店舗で使う本棚の受け取りを済ませたのだが、棚の搬入のためにチャーターされた4トントラックの荷台が開いた瞬間「失敗した」と正直に思ってしまいました。
仲介業者からイメージとして見せられていた本棚とは色味・材質が異なる本棚が送られてきたんです。
ただ、この失敗と向き合うことで色々と今後の学びになる部分も浮かんできました。今回はその学びを書き留めさせてください!(完全に自分自身に対しての反省です)
※今回の内容はあくまで私自身の反省と学びを中心にした投稿です。関係する法人の名誉を既存することを目的としていないことにご留意ください。
1.取引のメリット・デメリットや特性を必ず踏まえること
今回新店舗で使用を考えていた本棚は”中古”の本棚です。
新品の本棚はものすごく高価です。それも相まって中古品のリーズナブルな値段が非常に魅力的に見えました。
ですが!安さばかりに目が行って”中古品の取引におけるメリットデメリット”をほぼ踏まえず購入を決定してしまいました。
今回感じた中古品のメリット・デメリットはこんなところです。
①必ずしも買い手側の希望に完全に合致する品はないということ。
②中古品のため商品に多少なりとも使用感がある場合があること。
これを踏まえず取引してしまった結果、「イメージと違う本棚が送られてきた」という事が起こってしまったと思っています。
物の取引においては必ず基本的なメリット・デメリットまたは特性があるはずです。そこを踏まえることを忘れないようにする事が大切だと思いました!
2.高額な取引を行う際には関係者のそれぞれの責任の所在を明らかにすること。
仲介業者を通して中古の棚屋と話をしていましたが、今回の取引でそれぞれがどこまでの責任を負っているのかという事が不明瞭でした。まぁまぁ大きな金額の取引なのに。自分の顔をひっぱたいてやりたくなりました。
例えばこんな感じで
中古の棚屋:まず中古のメリット・デメリットを明確に提示すること。そして手配予定の本棚の写真や使用を写真や数字で連絡してもらうようにすること。
仲介業者:書店の意向(何が購入の決め手なのか、一番大切にしたいこと)を性格にもれなく伝えること。
書店(私):希望する棚の規格(色味や材質、サイズなど)を明確に提示すること。取引の特性やメリット・デメリットを理解ししっかりとした意思決定をすること。
今回の事にかんして言うと、こういった事をなるべく書面で明確にすることが大切だなと思いました。
3.すべてを懇切丁寧に教えてくれる人はいない
責任の所在を明確にするという事を言ってますが、ある程度中古取引の特性やメリット・デメリットなどは自分でも調べればわかることだったと思います。
ある程度は自分自身で調べる姿勢がもう少し必要だったなと反省しています。
4.「安い」ことだけを判断基準にしないこと
今回「安い」という事だけを最優先にして購入を決めてしまったことも反省材料です。
物の価値を正しく理解する。
使っていて納得がいかない・新店舗の雰囲気に合わないものであればいくら安くても買うべきではない事を痛感しました。使っていて不満があるならそれは購入するに値しません。
今回の棚の購入に限らず、多少高くとも値段に見合った価値があるということであればそれは大いに投資として購入する価値があります。
たとえばこんなところかなと
・その商品を購入することで今までかかっていた別のコストが削減できる。
・商品を購入することで売上があがるなどプラスになる面がある。
5.最後に これからについて
はっきり言って今回の取引、モヤモヤするところが多いものでした。
ですが本当の失敗はこれからの動き方によって変わってくると思っています!
納得がいかない本棚をこのまま惰性で使い続ける。
これだけはなんとしても避けなくてはなりません。これこそが最大の失敗であり負けだと思います。このままだと取引先にも遺恨が残る気がしますし。
そこで今考えている事は1つ!
本棚のリメイクです。
気に入らない部分を家族内で話し合って手直しを行う(例えばスチールの棚板の色を塗り替えるetc)。
今は言うなれば負けの途中です。このまま行けば先に書いたような最悪の展開になってしまうと思っています。
こんなこと商売やってれば日常茶飯事!でもこんなのにびくついてたらなにもできやしねぇぞ!さぁ、ここから方向転換!まだまだ軌道修正できるぞ!頑張れ自分!