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本の良さ 絵本編

 こんにちは。福島県田村市で書店の建て直しを計画中のしょーちゃんです。

 突然ですが皆様”本の良さ”ってどんなものがあると思いますか?

 今日は数年前まで全くと言って良いほど本を読まなかった私が本に携わる仕事をする中で気づいた絵本の良さ・絵本の内容がぐっと深まる読み方をご紹介します!


 1.絵本の良さ その1 読むハードルが他の本に比べて低い

 まず絵本ということでなんと言っても絵やイラストがメインで構成されています。この特徴は他の本にはありませんよね。文芸書や文庫本なら活字がメインとなります。
 実際、本を全くと言って良いほど読まなかった私でも絵本なら気軽に1週間に数冊ほど読むことが出来ました!
 あまり深く考えずにパラパラと読む。それだけでも楽しいのが絵本の良さですね!

 

2.絵本の良さ その2 「余白」が多い

 その1でも触れたように絵本は絵やイラストがメインで、文字が最小限に抑えられています。
 でもこの少しの文字が大きな役割を持っています。その役割というのが「余白」です。この「余白」となる文字、私が思うに読む人のイメージを具体的にしすぎずかといって抽象的にもしすぎない絶妙なさじ加減の情報がこの短い文章に落とし込まれていると思います。読み手に考える部分を与えているんです。
 だからこそ読み手の想像をかき立ててくれると思うんですよね!
 それに本を読んでいると本の内容・登場人物と自分のこれまでの体験・人生を重ね合わせるという体験、皆様も心当たりがあるんじゃないでしょうか?
 絵本の持つ「余白」と読み手の「人生経験」、これがあるから絵本は読む人によって捉え方が変わってくるんだと思います!

3.絵本の内容がぐっと深まる読み方

 絵本を読むとなったら皆様まずどこから一番はじめに読むでしょうか?
 絵本の1ページ目から読み始まる。これも良いですね!私も最初は1ページ目から読んでいました。
 でも、本文以外の部分にも目を通してもらえるといいかなと思います!
 たとえば、はじめに著者紹介の部分です。そこには”なぜ私がこの本を書こうと思ったのか”という著者の”想い”に触れられていることがあるからです。
 絵本に限らず本には必ず著者がいます。ということは同時に”なぜこの本を出そうと思ったのか”という”想い”があると思うんです。それ絵本という形に残そうとまでした想いが。
 絵本の中には著者の経験から作られた物も存在します。楽しい経験だけでなく悲しい経験を経て作られている絵本もあります。
 そんな”想い”が感じられる部分が本文以外にも書かれていますので、はじめにや著者の経歴なども読んでいただけるとより一層深く絵本の世界を感じられると思います!

 いかがでしたでしょうか?駆け出しの書店員ではありますが色々な本に向き合っていきたいと思います!

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