第5戦大磯クリテ エリート
サムネイル photo by @yuki_asat
まだ実走のできない北海道から神奈川県に遠征に行った。
今年度初のレースとなった、大磯クリテリウム。
自分の目にどう映ったのか。
レース中の状況判断。
レースへの対策。
を中心にnoteに綴っていこうと思う。
結果は、6位であった。
個人的には満足いく順位であったと感じた。
気温は5度。天気は雨。路面はwet。という自分としてはウェルカムなコンディションであった。
自分自身このように過酷なレースの方が走りやすく、調子がいいことが多い。
しかし、2月のレースのため北海道では全くと言っていいほど実走が出来ず、ローラーのみでこのレースを迎えた。
5度という天気で空気圧には細心の注意を払い、tu.6barで走行に決める。
レース前のアップでは、瞬発系を取り入れ筋肉へいつも通り刺激を与えた。
その他、アップオイルなどを塗り、レースへの対策を万全にした。
ドリンクはくどくなるため、ただの水。レース40分前にはコーヒー。
〜レース〜
スタートラインに並んだ時点からすでに寒い。
天候と気温で試走はしない判断をした。一周目までペーサーがいる為、そこで判断しようと考えた為だ。
コースは短く、ポイントライン(スタート地点、ゴールラインと同)から第一コーナーまでの距離が短く、危なく感じた。
s字カーブはそれほど危険ではないが、集団が一つに伸びやすく、立ち上がりで踏まされるもの、u字カーブはブレーキが必要で立ち上がりで相当減速をしてしまうものであった。
雨の日のレースの為、落車が一番怖かった。前に出ることを一番に考えていた。
今回の大磯クリテリウム第5戦はポイントレースであり、周りを見ての状況判断が大切だと感じた。
レース自体は、30周回で3周回ずつ4位までにポイントが入るレースでゴール時のみ倍点であった。
レース序盤はs字コーナーとu字コーナーに苦戦した。立ち上がりで踏まされてしまうこと、ブレーキの使用が多かった。が、何周かする頃には適応できていた。
序盤のポイント周は取らないで、ポイント周後の抜け出しを警戒し、抜け出しがあるようならブリッジをかけようと考えていた。そのため序盤は集団中間辺りから、速度を合わせるもがきをしていたと思う。
なるべく序盤では脚を見せないようにしていたが、動きへの反応などで動いてしまったことが反省だ。
中盤で軽く脚を使わすに2名程度で先行する形も取ってみたが、やはり逃げ辛いコースだと感じた。必ずu字コーナーで距離が縮まってしまい、ホームストレートは少し傾斜がある上に向かい風、ましてやポイントレースだったため尚更だ。
半分過ぎた辺りではデットポイントも抜けて体も楽になってきたため、いい位置に位置した時にはポイントも狙いに行った。ギアの制限がないためスプリントは出来たのだが、大磯のホームストレートは本当に伸びない。また、大磯のホームストレートの右側は道が悪く、走っていると減速してしまう。ホームは左寄りの風であったため、そこに追いやられてしまうことが多かった。
ポイントを取れたといっても、3位などの中途半端な順位でうまくポイントを重ねられなかった。
大磯のコースはコーナーまでの距離が短く、40分程度のレースであったのだが、水を一度も飲めなかった。
ポイントレースでは逃げもしずらく、先行もしづらい為、誰かにツキイチして、刺すのが一番の最適解だと感じた。
ホームストレートは自足勝負になることが多く、体重の軽い自分では走りずらいものだった。
一人で抜けることもできないため、必然的に最後の倍点狙いとなった。立ち上がりも空気圧を下げていたため悪くなかった。自分の課題のもがきも最後までもがき切れていた。しかし、ポイントが5位まで入ると勘違いしていたこともあり、捲れずに5位でのゴールであった。
〜反省〜
個人的にはローラーしか乗れていない割に、満足いくレースができたと感じている。インターバルの自信を確信に変えれた。しかし、中間にあったデットポイントのところで順位を落としてしまったのが反省だ。逃げるにしても、2分強度の高w域での安定した出力が課題だと感じた。sfrをメインにそこの部分を修正していきたい。今回のレースは最後までもがけているため、これを次のレースでも活かしていこうと思う。
梅津飛羽