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【u*takaのnote#3】10thKACの振り返り

u*takaです!
u*takaのnoteを見てくださりありがとうございます!

今回は、先日2/12(土)に開催された10thKACのbeatmania IIDX フリー部門決勝大会についてをお送りします!

よろしくお願いします!

KACとは

KONAMIのeスポーツ公式大会です。
オンライン予選を勝ち抜いたトッププレーヤー達が集結し、決勝ラウンドを戦い各アーケードゲームプレーヤーの頂点(優勝者)が決まります。

(※KACは「KONAMI Arcade Championship」の略称です。)

ちなみにですが、僕の初出場は6thKACだったので今回で5回目の出場となります。LICHT君とSigmundでサドンデスしたのがもう5年前になります…。
とても懐かしいですね。

beatmania IIDXフリー部門 決勝大会について

今回は、僕が出場したフリー部門の決勝大会の様子と、当時の心境や僕の考えを合わせてお伝えします。

決勝大会出場選手

  • Aブロック

    • 1位通過 U*TAKA

    • 2位通過 WELLOW

  • Bブロック

    • 1位通過 RAG*

    • 2位通過 UCCHIE

激戦の選抜戦を終え、以上の4名がファイナリストとなりました。

僕はこのメンバーを見た時に、BPL2021でセミファイナルに出場した3チームから1名ずつの出場だったことに何か運命のようなものを感じました。

セミファイナル出場の各チームからプロ3名+アマチュア最強のRAG*選手の計4名が揃いました。

各対戦プレイヤーの自選曲

UCCHIE:GENE
WELLOW:Sense2007
RAG*:STEEL NEEDLE†
U*TAKA:waxing and wanding†

この曲目を見た僕の感想は…

RAG*さんの存在がデカすぎる!!!!!!
でした。

今回のファイナリストは全員地力がものすごく高くて、どんな高密度の曲が飛んでくるんだろうとも思いましたが、RAG*選手の地力や対応力があまりにも高いのでみんなNOTES譜面やPEAK譜面は避けて選曲していましたね。

僕なりに各プレイヤーの投げた理由を分析してみました。

  • UCCHIE:GENE

    • 自信がある

    • 手のひらでスクラッチを回すプレイヤーにとって中盤のスクラッチ地帯は光らせにくい

    • U*TAKAがこのBPM帯が得意ではないのを知っていた(前日に上達について少し話した時に話してしまった…。)

  • WELLOW:Sense2007

    • 本人が得意なBPM帯

    • 手のひらでスクラッチを回すプレイヤーにとって曲中全般のスクラッチ絡みが光らせにくい

    • 選抜戦で似た傾向の譜面であるSecrets†でU*TAKAを下し1位を取っていたから

  • RAG*:STEEL NEEDLE†

    • ぶっちぎりで歴代全1記録を保持していて、自信がある(MAX-15)

    • 本人が得意なBPM帯

    • 本人が得意な超高密度

    • U*TAKAが苦手かつ解禁していなかったから

こんな感じではないでしょうか。
正直1番意外だったのはUCCHIE選手のGENEでした。

U*TAKAの自選曲

U*TAKA:waxing and wanding†

この楽曲を選曲した理由は3つあります。

  • 1.当日ぶっちぎりで仕上がっていたRAG*選手に2位を取らせないため

    • WELLOW選手とUCCHIE選手は今作もプレイしているかつ高スコアが記録されており対策済み。対してRAG*選手は今作NO PLAYだったことと、この曲をプレイしているところを見たことなかったからです。

  • 2.Bグループの選抜戦を見て今日のRAG*選手にはスクラッチもソフランも刺さらないと判断したから

    • 選抜戦Bグループでは、スクラッチに該当する曲が2曲あったにも関わらずどちらも2位(あわよくば1位)のスコアを取っていたからです。

    • ソフランに関しては、前日一緒に練習をしてソフラン曲をいくつかプレイしたときに、ちょっとでもミスったら1位を取られるな…というくらいに上手かったので、その時点で投げるのをやめました。

  • 3.R-RANDOMの全パターンを把握していたから

    • この曲の1番の難所は、開幕の5連皿+2重トリル地帯です。この曲は、ここが安定するかしないかで勝敗が決まってしまうと言っても過言ではないです。事前にR-RANDOMのパターンを全て把握しておくことで、ここからスタートを見た時点で5連皿+2重トリルの配置を予測できたのでメンタル的にも落ち着いてプレイできると考えました。

  • 4.IIDXを始めるきっかけとなった大好きな曲だったから

    • 僕がIIDXACを初めてプレイしたのはDistorteDの頃でした。始めたきっかけの一つに、当時ワキシをプレイしている人をたくさん見ていたのであの曲かっこいいな。やってみたいな。と感じた経験がありました。

以上の4点となります。

まとめると、当日1番仕上がっていたRAG*選手にポイントを取られないようにしつつ、好きで自信のある曲で精度勝負に持ち込みました。

決勝大会プレイ中の様子と心境

※決勝大会の様子はこちらからご覧いただけます。

突然ですが問題です。
KACの時のARENAモードには、普段のARENAモードと違う箇所があります。皆さんわかりますでしょうか…?

正解は…
リアルタイムの順位表示があることです!

1Pはムービーの右上、2Pはムービーの左上に1st~4thまでの順位がリアルタイムで表示されます。
これ、意識しないようにしてても見える位置にあるのでめっちゃ緊張するんですよ!!

なので、常に普段のARENAモード+緊張感という感じで4曲ともプレイしていました。

あと、決勝大会の前にはアップの時間がなかったので、ファイナリストはみんな選抜戦から2~3時間あいてのプレイでした。

ここからは各楽曲のプレイ中の様子や僕の心境をお伝えします。

GENE

得意なBPM帯ではないものの、以前歴代全1を狙っていた時期があったことから自信はややありました。

今回の譜面はハズレでした。スクラッチ地帯の配置が特に難しくハズレだったからこそ譜面を拾い切る力でなんとか逃げ切れました。

合計獲得ポイント
U*TAKA 2pt
RAG* 1pt
UCCHIE 0pt
WELLOW 0pt

この曲の勝因は、譜面がハズレてくれたことと、身体が温まっていない状態での練習がすごく生きたことです。

Sense2007

GENEと同じく得意なBPM帯ではないですが、投げられると思ってたくさん練習していたので自信ありました。

オプションが全員S-RANDOMでびっくりしたのと、15年前の曲ということにもびっくりさせられましたね。

前半が終わって僕は4位でした。ですが、ここで先ほど紹介したリアルタイム順位表示がいい方向に働きました。4thという表示を見た瞬間に「ここでポイント逃してたまるか…絶対勝ってやる。」という気持ちと共にものすごく集中しました。

最後の1小説、最後の1ノーツまで集中し切ることができて、僅差ではありましたが逃げ切ることができました。

正直、ここのSense2007で1位を取ることができたのは、6thKACのLICHT君とのサドンデス「Sigmund」で、最後の同時押しで黄グレを出して負けたことの反省が生きました。

合計獲得ポイント
U*TAKA 4pt
RAG* 2pt
UCCHIE 0pt
WELLOW 0pt

STEEL NEEDLE†

選曲を聞いた時には内心「うぎゃぁぁぁぁぁぁ」ってなってました。
この曲にはかなり苦手意識があったことと、解禁できていなかったため練習ができずにいました。

ここでせめて2位に入って1pt取れないと優勝が一気に危うくなってしまうと感じていたのでめちゃくちゃ集中しました。

ですが…

RAG*選手とUCCHIE選手の様子がおかしい!?!?!?!?!?!?
(褒め言葉です。)
正直WELLOW選手や僕のスコアが出ていれば、オンラインARENAでは確実に1位、せめて2位は取れるスコアでした。
それなのにも関わらず上位2名には全く追いつけなかったし2人ともフルコンしてるしで開いた口が塞がらない。まさにそんな状況でした。

合計獲得ポイント
U*TAKA 4pt
RAG* 4pt
UCCHIE 1pt
WELLOW 0pt

UCCHIE選手の意地の1ptとRAG*選手の圧巻の2ptで僕とRAG*選手が同点となりました。

この状況を見て、精度勝負のワキシを選んだことにちょっと後悔しかけましたが、この時は緊張する…というよりも今までの負け続きから今回は絶対に負けない!!という気持ちの方が圧倒的に強かったです。

waxing and wanding†

オプションは僕だけR-RANDOMを使用しました。
理由は先程の選曲理由でもお伝えしましたが、ここからスタートを見た時点で開幕の5連皿+2重トリルの配置が予測できたからです。

開幕少し緊張から黄グレを出してしまいましたが、5連皿+2重トリルは練習通り上手くいき数点差で1位に。ここから中盤のブレイクまでは点差が動かず2位にはRAG*選手が数点差で食らいついている状況でした。

ここであえて僕はスコアグラフを見ませんでした。
自分を信じていたからです。

そしてここからはほぼほぼ精度勝負となりますが、R-RANDOMをかけると後半に向けての16分が混じるあたりで、配置が偏ってしまうのでかなり警戒していました。実際にそのあたりでRAG*選手に巻き返されて10点差が5点差くらいになってましたね…。(恐ろしい。)

解説のDOLCE.プロやKENTANプロも仰っていましたが、ワキシの同時押しは横に広いので、同時押しが1つでも黄ばむもしくはミスをしたら一瞬でひっくり返される点差でした。

最後には自分でも驚くくらいの集中力で1位のまま逃げ切ることができました…!!

対戦結果

合計獲得ポイント
U*TAKA 6pt
RAG* 5pt
UCCHIE 1pt
WELLOW 0pt

となりました。

やっと…。やっと優勝できました…!!!!!!

この日は、勝っても負けても絶対に泣かないって決めてたんですけど、BPL2021やいいすぽ!9thKACでの負け続きから再び頂点に戻ることができた嬉しさと、ここに戻ってくるまでの練習が本当につらかったことなどから、色々な思いが込み上げてきて涙が止まりませんでした。。。

本当に大変だった……と改めて感じました。

そして、KAC前から当日にかけてたくさん応援してくださった皆さん、大会終了後にお祝いのメッセージやお疲れ様!とメッセージを送ってくださった皆さん、本当に本当にありがとうございました…!!!!!!

皆さんの応援があったからこそ当日は全力を出し切ることができました!!

対戦してくれたRAG*選手、UCCHIE選手、WELLOW選手、熱い戦いを本当にありがとうございました。

最後に

今回の優勝は僕にとってものすごく自信に繋がりました。

この自信を活かしてもっともっとたくさん練習をして、来季のBPLS2では優勝できるよう日々努力を積み重ねていきます。

また、今もまだ負けたままになっているKKM*選手やRIOO選手にもどこかの機会でリベンジできるよう、苦手を克服していきます。

改めて、たくさんの応援本当にありがとうございました!!!!!!

u*taka



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