【冒頭無料】2022年10月21日の米国株相場: 《フォロースルーデー》遂に節目か
開場の日は毎日お届けしている、米国相場解説。
今日もマーケットの動き、経済指標結果と重要動向、明日の予定についてお届けします。
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そろそろ…
今日の主要株価指数はこぞって上昇を見せました。
S&P500
+2.37%📈 50日移動平均出来高: +24%, 前日比出来高: +12%
今日は出来高を伴った大きな上昇を行いました。
前回10月13日に下落局面から反発したあと、数日中に大きな出来高を伴ってさらに上昇をした日のことを「フォロースルーデー」と呼びます。
直近、上値抵抗として大きな存在感のあった21日移動平均線も超えました。
ウィリアム・オニールが提唱した”調整局面から上昇局面へ転換した際に見られる重要なサイン”として、ここから上昇トレンドに変化する可能性があります。
ただし、今年上半期もフォロースルーデーが発生した後に、騙しで短期的なラリーで終わってしまうこともありました。
フォロースルーデーが出たからといって急いで買い出動を行い、ポートフォリオを構築したものの、急なトレンド変化に伴ってほとんどが損切りしなければならない可能性もありますので、順調な上昇トレンドを確認した上で、焦らずに相場に取り組んでいくことが大切です。
今日の決算結果
寄り付き前
$AXP アメリカンエキスプレス -1.67%📉
$HCA HCA -5.73% 📉
$SLB シュルンベルジェ +10.33%📈
$VZ ベライゾン -4.46%📉
今日の重要指標結果
特に注目度の高い重要指標の発表は予定されていません
来週の重要指標(一部抜粋)
2022年10月24日(月)
10月 製造業PMI(購買担当者景気指数) 前回: 52.0, 予想51.1
2022年10月25日(火)
8月 S&Pケースシラー住宅価格 前回16.06%, 予想14.00%
10月 コンファレンスボード消費者信頼感指数 前回108.0, 予想105.8
2022年10月27日(木)
2022年Q3 GDP 前回-0.6%, 予想2.3%
2022年10月28日(金)
9月 PCE 前回6.2%, 今回6.3%
9月 PCEコア 前回4.9%, 今回5.2%
来週はFRBが注目しているPCEの発表が控えています。
FRBの態度は変わるか
昨日は「FRBの態度は変わらない」というタイトルで、解説を始めたわけですが、今日は一転して「FRBの態度は変わるか」というタイトルになります。
金融政策の転換点がマーケットの変わり目であり、私はかねてから10月下旬ごろまで下落相場は続くと断言してきました。
いよいよ、節目に到来しつつあります。
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