2022年8月4日の米国株相場

Yuta Sugii

2022年8月5日 06:36

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2022年8月4日の米国株相場は以下のとおりでした。

株式

ニューヨーク時間午後4時現在、S&P500はほとんど変化なし
ナスダック100は0.4％上昇しました。
ダウ平均株価は0.3％の下落

通貨

ユーロは0.8％上昇し1.0246ドル
英ポンドは0.2%上昇の1.2170ドル
日本円は0.7%上昇し、1ドル132.88円となりました

債券

10年物国債利回りは5ベーシスポイント低下し、2.66%になりました。
ドイツの10年債利回りは7ベーシスポイント低下して0.80%に
英国の10年債利回りは2ベーシスポイント低下し1.89%に

コモディティ

ウェスト・テキサス・インターミディエイト原油は2.6％下落の1バレル88.33ドル
金先物は1.9％上昇し、1オンス＝1810.30ドル

今日の経済指標結果

チャレンジャー人員削減予定数　前回 58.8%, 結果 36.3%
米)貿易収支　前回 -855.0億ドル, 予想 -801.0億ドル, 結果 -796.0億ドル
米)7/24-7/30 新規失業保険申請件数　25.6万件, 予想 25.9万件, 結果 26.0万件
米)7/17-7/23 失業保険継続受給者数　135.9万件, 予想 137.9万件, 結果 141.6万件

豪)貿易収支　前回 150豪ドル, 結果 177億豪ドル（123億2000万米ドル）の黒字
英)建設業PMI 前回 52.6, 結果 48.9
英)BOE政策金利 +50bps

株価は大きな動きなし。WTIは90ドル割り込む。

今日は株価指数に対して大きな変動を与える要因がなく終えました。

BoEが今年後半から景気後退がやってくると発表したこともあり、景気後退懸念から石油、特にガソリンの需要がさらに低下するという懸念が続き、原油先物価格は急落しています。

戦争が始まって以来、初めて90ドルを割り込むことになりました。

BoEの発表については購読者向けに別記事で解説しています。
ロングリセッションと呼ばれる恐ろしい単語が英国から発せられています。

失業者数増🔼、失業継続者数増🔼

新規失業保険申請件数は予想を超えて増加。
既に2019年の水準を超えており、失業者増加の傾向が色濃くなっています。

このところ失業者数の増加に伴い、10年債利回りは景気後退リスクを織り込み始めています。

明日の雇用統計についても注目が集まります。

明日の重要イベント

米)雇用統計
　非農業部門雇用者数【前月比】　前回 37.2万人, 予想 24.9万人
　失業率　前回 3.6%, 予想 3.6%
　平均時給【前年比】　前回 5.1%, 予想 4.9%
　平均時給【前月比】　前回 0.3%, 予想 0.3%
米)消費者信用残高　前回 223.47億ドル, 予想 250.0億ドル

豪)RBA四半期金融政策報告
加)失業率＆雇用ネット変化
加)Ivey購買部協会指数

主要企業決算発表: ドラフト・キングス、キャノピーグロース、ウェスタン・デジタル、アトラス航空、その他