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🇬🇧金利急騰でイギリスの年金基金が壊れかけた原因とは【ファイナンス時事解説】
2022年9月28日(水)、イングランド銀行(BoE:イギリス中央銀行)は、市場安定化のために国債を購入すると発表し、同日債券市場への介入を行ったため、一事騒然となりました。
その2日前の総裁発表では、次回会合まで為替と債券の両市場を落ち着かせるために緊急利上げを見送ったわずかばかりでした。さらにその前の週では、下落の兆候が見えない高インフレへの対策として、国債の売却を表明していました。
わずか1週間で真逆のアプローチを実行に移したBoEの裏側にあった真相を深堀りしていきます。
この記事を読むと、以下の内容がわかるようになります。
・金利が急騰した背景とは?
・BoEが債券市場に緊急介入した真の理由とは?
・年金基金の運用方法とは?
・金融政策のさらなる混乱&高インフレを助長させる可能性は?
・日本における同一事例の可能性は?
今回のケースは日本にとっても対岸の火事ではなく、今後起こりうる可能性のある事態でした。みなさんの老後に欠かせない「年金」について、関心の高いこの機会に、イギリス現地から解説します🇬🇧
金利が急騰した背景
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