「博士」2023.4.27の日記

・同年代の人達がもう博士課程を修了して就職しているらしい。あまり身近な知り合いで博士課程に進む様な人は居なかったので、これを聞いて時間の進みの速さに眩暈がした。

・仮に自分の後輩としてドクターを持った学生が入って来たらどうしよう...。前に居た職場では大学時代の学びなど一切考慮されなかったため、学びがアドバンテージになる事はほぼ無かった。お陰で職場で積んだ経験がそのまま能力に紐づいていて、なんとか後輩には負けずに立ち回れた。

・そのあと何やかんや異動があり、別の職場での再スタートを切った。全然知識が無いのでこの分野に関しては素人なのですが......を地でやっている。以前の職場と違い今の職場は専門性が高く、無経験の新人が来ることは余り考えられない。全然ドクターを持った後輩が着任してもおかしくない。

・ドクター持ち相手に講釈を垂れるほど業務経験を積めていないので正直無茶苦茶不安だ。とはいえ自分の年齢は既にドクターの学生を後輩に持てる様なラインまで成熟してしまっている。コワ......。

・ドクターを持つ様な人は決断的に専門性と向き合って来た覚悟のある人達だ。彼らが指導教官にボコされながら技術を磨いて来た一方で、その頃自分は......と思うと若干気が狂いそうになるので考えないことにした。

・異動に際して無駄に年だけ食った無知な新参者となってしまったけれど、まぁ過ぎたことは仕方がない。嘆いても何も変わらないし...。

・何やかんや考えても、詰まるところ「学べ!」の一言に収束しちゃうんだよな...。

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