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自宅サウナを作る 薪ストーブと煙突選び編

前回でサウナ小屋選びが終わったので、今回からサウナ室内のことについて。

サウナの構成要素の一つ、【温度】を作る物なので、まずはここから押さえていきます。

実は、当初は表面から、新保製作所のトトノエーラにしようと思っていました。
国産メーカーで、サウナに特化していて、遮熱板もついていて、ストーン受けもついている。
これだけ付いていて約3万円で、今持っている煙突もそのまま使えます。
煙突口が上部についているのも良い:煙突の曲げが減らせる。

で、そこから煙突をどうしようかと調べ始めたのですが、煙突は沼ですね。これ。

ドラフト効果についてはなんとなく頭にありましたが、一部の煙突屋さんや薪ストーブ屋さんがとてもディープなブログを書いてらっしゃるので、ネットの情報をかなり読み込みました。

その中で、薪ストーブの設置についても理解を深めることができたので良かったです。
結果的に、炉床や炉壁、それに離隔距離についても学べましたし、通常の軽カル板は適さないこともわかりました。
軽カル板にも種類があり、耐火仕様のもの以外はそこまで直接の熱に強いわけではなく、炉壁には向かない、と言うのは押さえておけて良かったです。

自分なりの解釈としては、
欧米に比べて日本の薪ストーブ周りの規格は、まだまだ基準が充分現実に則していないこと、
当たり前のように語られていることは、十分な裏付けに基づいていないこと(経験則に基づいていても、安全マージンの取りすぎがありそう)、
基本的に吸排気と薪ストーブの構造と性能、物理法則とのバランスが必要、薪ストーブの性能がきちんと発揮できるのが大事
と言うところでした。

素人が何を言っているんだ、と怒られそうですが。

それらを元に、まずはストーブ選定。
正直、各メーカーが出してサウナストーブのうち、比較的安価なものはそもそもストーブとしてのスペックが明らかではないのですよね。
その時点で、トトノエーラも本当にコスパが良いのか判断できず、失敗回避するために選外としました。

また、ヨーロッパのメーカーのものは、デザインは良いし、歴史に裏打ちされた信頼感もありますが、サウナストーンを大量に積めるタイプのものはなかなかの高級品です。

harvia ゴツくてかっこいい
huum 丸くておしゃれ

そんなわけで、バランスを取って、国産メーカーのモキ製作所とケンズメタルワークのサウナストーブを候補にしました。
価格はほぼ同じでしたが、煙突系がφ120と太く、見た目も黒くて好みだったケンズメタルワークのものをお願いすることにしました!

納期は約2ヶ月と言うこと。
人気なんですね!すごい。

しっかりサウナストーンが積めるこちらのタイプでお願いしました。

ss63 一坪タイプ


トトノエーラで仮決めしていたところから、選定に思わぬ時間が掛かったので、煙突選びはまた後日。

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