【東京旅行】「マリオネットホテル」観劇&池袋・上野周辺散策
3連休の最初の土日、9月21日~22日に東京へ行ってきました。
今回の目的は、舞台「マリオネットホテル」の観劇、そしてこの春から東京で暮らしている友人に会うこと。
前日に東京の天気予報を見たら、もう9月下旬だというのに35度って表示されていて、本当にもうだめかと思いました。
なにせ札幌はもう最高気温20度ほどの日々が続いていて、夕方にもなればひんやりした空気になるほど秋めいています。
けど行ってみたら比較的過ごしやすい気温で一命を取り留めました。
【1日目】「マリオネットホテル」観劇@サンシャイン劇場
今回はサンシャイン劇場が現場だったため、東池袋駅から歩いて近いホテルルートイン東京池袋に宿泊。
朝ごはんに塩焼きそばとカレーがあって嬉しかったです。
パンの種類も色々あった。
公式サイトから予約すると自販機で買えるドリンク1杯サービスしてもらえるのも嬉しかったです。
荷物を置いてから、観劇前の腹ごしらえにサンシャインシティに行って和パスタを食べました。
あっさりしてておいしかったです。
食べ放題の豆腐がおいしすぎる。
休日でも割とすぐ入れたけど、お会計がすごく待つな~……と思いました。
東京って人が多すぎる。
そのあと、トイレ対策に腹持ちが良くて乾いてるもの食べたいな~と思ってぶらつき、たい焼き食べました。
その場で焼いてくれたので熱々でした。
いい時間になったのでサンシャイン劇場へ移動し、目についたポスターを撮りまくる……
私は確認出来なかったんですが、池袋駅の方? では「デリコズナーサリー」のでかい広告も出ていたらしいですね。
今まで円盤か配信でしか見たことがなかったので、本当に大興奮でした!
2階席の3列目の端で見ていたのですが、めちゃ長い階段を登っている最中も、見下ろした舞台の綺麗なセットも、全部が感動体験でした。生観劇、最高。
舞台の感想はまだ公演も全部終わっていないので詳細は省略しますが、とにかく梅津瑞樹さん演じるエゴ・ヴェラキッカが輝いていましたね~~……
というか、私の目には輝いて見えていた。目が離せなかった。
同じエゴ役じゃなかったとしても、今後のTRUMPシリーズにまたぜひ出ていただきたい。
TRUMPファミリーに加わっていただきたい……
役回り的に円盤では映らない部分も多いであろうことが惜しすぎる。
でも、どんな場面でも一切手抜きせず役を演じ続けることがやっぱり舞台の良さなんだな~! と再認識しました。
やっぱ観劇って全部見渡さなきゃだめだ!
ストリーミングも、9/28マチソワどちらも見る予定です。
じっくり見るぞ。
【2日目】池袋周辺散策~友人と合流して上野へ
ホテルをチェックアウト後、友人と合流するまで池袋周辺を散策しました。
雨が降っていたので、とりあえず近場のサンシャインシティへ再び向かい、古代オリエント博物館を見学することにしました。
この時開催されていたのは「秋の特別展 悠久のペルシア」。
ちょうど土曜日に始まったばかりの特別展で、開館直後に行きましたが結構賑わっていた気がします。
イラン文化とかまったく分からないのですが、最初に地図と地域ごとの解説があったため大体この辺なんだな~~と思いながら先へ進みます。
写真撮影のルールを確認していなかったので写真はありませんが、土器の展示が大部分を占めており、時代が下るに連れてだんだん精巧になっていったり、頑丈になっていったりするのが興味深かったです。
とくに面白かったのが、動物を模した水差しなどの土器。
なんともいえないシュールな造形の動物たちが可愛いのですが、印象に残ったのは、"液体を注ぎやすいように下顎がめちゃくちゃ長くなってる鹿っぽい水差し"、"極端に簡略化されていて何の動物か特定できないゆるキャラみたいな置物"、"本物そっくりにとぐろを巻いてる蛇の置物"の3つです。
鹿っぽい水差しは公式のポスターにも採用されていました。
かわいすぎ、レプリカ販売して欲しいまである。
見学中、合流する予定の友人から「寝坊しました」とのメッセージがあり、14時頃まで暇になってしまったので移動して散策することにしました。
朝ごはんを張り切って食べすぎてお腹が空いていなかったため、駅近くから離れて大きく迂回しながら池袋駅に向かって歩くことに決めます。
Googleマップを見ながら無目的に徘徊していたところ、夏目漱石のお墓が近くにあるらしいことを知り、物見遊山で行くのもどうかなと思いましたがせっかくなので立ち寄ってみることに。
ごく普通に霊園なのでさすがにちょっと気が引けましたが、「夏目金之助」の文字を見てやっぱり感動しました。
手を会わせてご挨拶だけして、手早くお暇させていただきました。
霊園から遠ざかる途中、突然下り坂になって、普段たいらな札幌の街を歩き慣れすぎていてかなり新鮮な気持ちになりました。
そういえば、坂ってあるな、と。
Googleマップによれば、ふくろう資料館というものがあるらしいので入ってみることにしました。
土日だけ小学校の一角を解放して公開している小さな資料館。
小さいながらみっちりとふくろうやみみずくの資料が並んでいて見ごたえがあります。
ちょうど誰もいないタイミングだったので、館長さんが一通り解説してくれました。
事務室側にしまってある書籍も見せてくれたり。
池袋の地図眺めながら、やたらふくろうのマークがあるな……とは思ってたんですが、鬼子母神に縁ある飾りから来てたんですね~~
北海道出身だと話したところ、シマフクロウのお話もしてもらいました。
日本で一番大きいふくろうで、保護のために設置する巣箱もとても大きいものになるんだとか。
色々聞いていたところで他のお客さんが来たので、お暇して友人と待ち合わせるべく移動。
池袋駅で合流して、上野に行きました。
上野に着いた頃にはもう14時半になってしまっていて全部は回りきれなかったのですが、国立科学博物館へ初めて行きました。
日本館はとりあえず全部見て回って、地球館の1階だけ見ましたが本当に面白いですね……こんなに面白い場所がある東京、羨ましすぎる。
高山植物の特別展をやっていたので、北海道の植生を眺めてはふーんとなり。
ヒグマやナキウサギの剥製を見たり北海道のセミの鳴き声を聞いたり。
東京にいても北海道のことはどうしても気になります。
しかし何よりテンションが上がったのは、フタバスズキリュウの化石!
何を隠そう私の推し恐竜はプレシオサウルス。幼少期、五番館赤レンガホールの恐竜展でプレシオサウルスの模型を買ってもらった時から大ファンです。
本物の首長竜本当にかっこいい。
恐竜の化石見たのなんて、いつぞや月寒ドームに特別展が来ていた十数年ぶりじゃないのか……
アンモナイトに関しては、三笠市立博物館でもっとでけーやつたくさん見たことあるもんね……ほらほとんど三笠産だし……と謎の北から目線をしていました。
こんなに化石大好きなんだから地球館が好きじゃないわけがない。
もっとゆっくりじっくり見たかった!
でもでかいクジラとかクジラの腸に寄生しているアニサキスとかネズミの胎児とか、普段見れないものがいっぱい見れたのでよかったです。
色んなものをこんだけたくさん同時に展示できる規模のでっかさが本当に羨ましい。東京都民は恵まれている。
また東京に来ることがあったら改めてじっくり回りたいです。
帰りはもんじゃを食べて、羽田空港でお土産を買って安定のAIRDOで帰宅しました。
お土産、毎回東京ばな奈を買ってしまう。東京ばな奈は本当に小さい生き物のように可愛らしいフォルムでおいしくて最高のお土産です。
帰りの飛行機はポケモンナイズドされていました。
札幌のポケモンセンターはアローラロコンなんですよね。
移動時間も長くてかなり体力も使って疲れましたが、舞台は楽しいし博物館も面白いしでなかなか充実した旅行になりました。
もう今年は道外旅行の予定はないので、札幌近郊あちこちで楽しいことできたらいいなーと思っています。