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【日記】新千歳空港国際アニメーション映画祭🎦関連イベントに行ってきた

黒い服装が好き。
全身真っ黒コーデで出掛けても暑くなくて、薄い生地で軽めに黒が着られる今くらいの時期は本当に最高。

もちろんネイルも黒が一番好き。
今日はネイル落としを切らしていたので素爪で出掛けたけど、やっぱり真っ黒コーデには黒ネイルがないと、強さが足りない……


黒と言えば、先週行ったGalileo Galileiのライブで出たグッズのトートバッグが珍しくブラックカラーでとっても嬉しかった。

トートバッグなら薄めの生地でキナリカラー、というのがグッズの定番だったので、少し丈夫めの生地でブラックカラーは手持ちのトートバッグに幅が出るし、服装にも合わせやすくて助かる。


今日は札幌市民交流プラザで新千歳空港国際アニメーション映画祭作品の上映&トークイベントがあるとのことだったので、昼過ぎからおでかけ。

本当はランチも外で食べたかったんだけど、朝起きたら今までに経験したことのない腰の痛みを感じたため、腰の様子を見て午後に出掛けることにした。
多分昨日飲んだビールのせい。
最近アルコールを飲むとすぐに体が痛くなるし、翌日まで響く。

何時に開場するのか分からなかったので、15時頃には到着した。
1階でマルシェをやっていて、フィンランド雑貨を出展していたところのアラビアの食器がとても可愛かった。
林檎を安く売っていたところもあった。

SCARTSスタジオが解放されて一部が閲覧席になっていたので、そこに座って展示されていた『仕事本 わたしたちの緊急事態日記』を読んだ。

最初の方を順番に少し読んで、そのあと目次から気になる著者のものを読んだ。

ホストクラブ経営者の方の日記が印象的だった。
ヤマシタトモコさんの日記は、『違国日記』のモノローグそのままの繊細さがあった。


15時半を少し過ぎて開場。
入口で名前を書いて入場する。
思ったより人が少なくて、定員よりも余裕があるように見えた。
最前列を確保できた。

新千歳空港国際アニメーション映画祭のスタッフの方と、そこで審査員を務めるアーティストの方と2人がトーク担当。
トーク→作品2本鑑賞→トーク……のサイクルで約2時間のプログラムだった。

印象に残ったのは3本目に上映された「Backflip」という作品。

バク転をしてみたいけど実際にやるのは怖い作者が、自分のアバターに機械学習をさせて、アバターがバク転できるようになるまで見守るというもの。

アニメーションかと言われると微妙なところかもしれないけど、メッセージ性の強い作品が多かったラインナップの中で気を抜いて見ることができてクスッと笑える、すごく楽しい作品だったと思う。

いびつな動きを繰り返し、草っぱらをうごうごと這ったり、テーブルに頭を激突させたりするアバターを見守りつつ淡々と経過を報告する作者のナレーションのシュールさが面白い。

物理演算にこだわっていて本物と遜色ない美麗さの3DモデルやVR空間、なめらかな動きの3Dアニメーションを見馴らされた今、あえてリアルの空間を取り込んでポリゴンやテクスチャをそれと分かるように表示させている表現が、とても斬新に感じられる。

ただ"バク転を練習する"という行為でしかないけど、バーチャルでしか出来ないこと(バク転)と、バーチャルでしか生まれない面白さ(ありえない挙動)が上手く組み合わされて、何の含みもないただの面白いという感情がそこにはあったなと思う。


4本目に上映された「無法の愛」はYouTubeでも公開されているらしいので紹介しておく。

アニメーションがすごく好みの動き方だった。
そして、ちょっと自主制作映画の趣を感じる。一瞬シアターキノ(※札幌の映画館)にいるような気分になった。
元々実写映画を撮っていた方らしいので、それも納得。

解説トークによれば、アニメーションを始めるからには誰もやっていないような表現をしなければならない、と意気込んでいらしたようなので、アニメーションならではの表現がふんだんに使われているけれど、そのまま実写化して深夜特別ドラマとかになっていても違和感ないような気がする。
褒め言葉と受け取られるかは微妙な表現かもしれないけど、私はそう感じた。

ナンセンス、不条理系かと思ったらかなりメッセージ性の強い作品だった。


ところで、どうして芸術性(反商業性?)の強い作品では性に関する表現が多くなるんだろう?
商業ではやりにくい、アングラがやりやすい表現手法なのかもしれないけど、個人的にはあまり好きじゃない。
三大欲求の一つではあるけど、誰もが性に重きを置いていているわけでも、誰もが性に意味を見出だしてるわけでもないと思うからだ。

まあ、分かりやすいテーマではあると思う。
でも、あんまり明け透けだと安っぽくもなりがちだと思う。
チープさを出したいならそれもいいかもしれないけど、今回のように6作品中3作品でそうだと、胃もたれがするなと思った。

作品が悪いわけでも、そういう作品が氾濫している(ように私には思える)のが悪いわけでもない。
ただセットリスト(?)がカロリー高かったな、そして私はそういう作品は好みではないなと再認識した、という感想だ。

プログラム全体通して面白かったし、どの作品もそれぞれ見所があった。
楽しく過ごせた休日になった。
またこういう催しがあるといいなあ、と思う。

新千歳空港国際アニメーション映画祭には、予定が合えば行きたいなと思ってる。


帰りにスタバに寄って、期間限定メニューのチョコレートムースラテを飲んだ。

カフェモカとかホワイトモカとか、スタバの甘いコーヒーが好き。
チョコレートムースラテなんて大好きに決まってる。
すごくおいしかった。

スタバの店内マグ(グラスも)は好きだけど、ホットドリンクだと冷めるのが早いのが難点だなと思う。
スタバユーザーこそ、ドリンクを温められるヒーターを持ち歩いた方がいいのかもしれない。

ドリンクウォーマー、今度友人の誕生日プレゼントにでもあげようかなと思ってる。

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