ダンジョン飯「炎竜1」考察

完全アニメ勢で、その他のネタバレを一切見ていません。
2024/3/14 配信の「炎竜1」がありえん気になるところで終わっちゃったから続きを予想します。

ファリンは生き返らんのか⁉️

……

いや生き返ると思う!(願望)

その前の話で「迷宮では魂は肉体に縛られる」「ここでは『死』が禁じられている」という話があったので、ファリンの復活を目指してここまで降りてきたのにやっぱり無理でした〜!はなんか変。態々この話をした意味がなくなってしまう。

じゃああの髑髏の状態から復活するのか?
これもちょっと怪しい。
メタ的な読み方にはなるけれどタイトルが『ダンジョン飯』である以上、最終話付近まで迷宮内で魔物を料理して食べるというところは揺らがないと思う。ファリンがここで復活してしまうと、さっさと地上へ戻って体勢を立て直した方が良くなり、そうすると魔物を態々食べる理由が薄くなってしまう。

九井諒子先生の作品はこのアニメでしか触れたことがないけれど、私には分かる。強いこだわりと強固な世界観設定があるということが…!
アニメでどう編集されたかは原作を読んでいないために分からないが、ファリンのものと思われる頭蓋骨を見つけるまでの描写が恐ろしい。
同じ時期にアニメが放送され、世界観も似ている『葬送のフリーレン』はよく比較に挙げられる気がするが、比べて『ダンジョン飯』は「死」の描写が生々しすぎる。
フリーレンでは(あんまり見てないけど)、すぐお墓のシーンが写る感じの、あ、死んだんだなとすぐに分かる記号的な描写がなされている。
一方ダンジョン飯では、我々視聴者含め、全員がファリンの死を薄ら諦め切れていないというか、助かるかも!という希望と絶対に助けるぞ!という覚悟でお話が進んでいる中で、ファリンが助かる可能性を目の前で一つずつ潰していく感覚がある。とても現実を地続きな絶望を感じる。とても好き。

この頭蓋骨がファリンのものであるとして、

これを生身の肉体に戻すために更に地下に降りて行き、城の深部にいる魔法使いに治してもらった後に、蘇生の術をかけて生き返らせるのでは!?

というのが今の予想。

OPの裸で蹲っているファリンの映像は、真理の扉の向こうにいたアルフォンス・エルリックっぽい。とってもメタな読み方だけど、ファリンを取り戻すために「ダンジョン飯」をしながら迷宮に潜っていたのであって、ここでやっぱりファリンは死んでました〜!復活できませ〜ん!となるとダンジョン飯をする理由の迷宮へ潜る理由も無くなってしまう。そんな意味分からないこと九井諒子先生は絶対にしないと感じるよ、今までの魔物の描写や世界観から見るとさ。(チルチャックが「共通語は罵倒の語彙が少ない」みたいなこと言うのめちゃ好き)

来週「炎竜2」を見て合っているかどうかの答え合わせをします。

(これは大穴だけど、シュロウ?が先に助けているルートもあるかもってちょっとだけ思った。そんなことしなさそうだけど、シュロウがファリンガチ恋勢っていう情報が出たのが気になる)

また来週。

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