自分を取り戻す3つの習慣
日々忙しく過ごしていると、どうしても「自分」に集中できない。
特にフリーランスになり、スタイリングや写真が仕事になってから、「暮らし」と「仕事」の境界線がグラデーションのように溶け合って曖昧になっている。
それは楽しいのだけど…!
目の前の仕事に集中し過ぎたり、
膨大な情報をぜんぶ取り込もうとしたり、
SNSに流れる隣の青い芝生を羨んだり。
その先の未来や、自分の核に目を向ける事が中々難しいなぁ、と思うこの頃。
そんな時に決まってしたくなる、わたしの「自分を取り戻す」習慣はコレ。
日常の中でマインドフルネスに持っていく事が難しかったので、外的要因にめちゃくちゃ頼っています。
帰省
物理的にいつもの自分から切り離せることに加え、あらゆる私を受け入れてくれる家族がいることに安心するのか、「祖母に会いに行く」と言う目的以外にも、私の心の平穏に一役買っているなぁと。
距離的に、小旅行感覚で行ける遠さも、また良いのかも。移動中の電車の中で、積読していた本を読んだり、こういう事に思いをはせたりしています。
だからグリーン車は必須。移動の車内で仕事が捗る...と言っている人の気持ちが、ちょっとだけ分かる。
旅
こちらも、物理的にいつもの自分から切り離せることに加え、滞在に期限があるので、目の前の興味あることに貪欲に向き合えるのがいいなと。
特に海外でのひとり旅は、耳に入ってくる現地の言葉はBGMのように聞こえ、必然的に自分との対話が多くなり、本当の興味関心も際立つ。
(この辺りは、昨年NYひとり旅の際に記したこちらの日記が面白いかも)
映画館
上の2つにすぐ行けない時は、映画館に駆け込んで、心理的にいつもの自分から切り離すように。
月一映画館の習慣は今年から始めたのだけど、どっぷり2時間世界観に浸れるのは、もう映画館で観る映画くらいなんじゃないかな、と思うくらい、良い!
小説読んでても、家で映画観てても、ディズニーランドでも。
ちょこちょこスマホが気になっちゃう症候群から抜けて、豊かな気持ちになる手段の一つ。
最近観て良かった映画は、コレ。公開開始はだいぶ前だけど、ちょこちょこ今もミニシアター系でやっているよ。
終わりに
思い立って、来週の旅前に帰省した今週。
読めていなかった雑誌を持っていったものの、結局読めずに電車の中で読む。
読みつつ、自分の習慣はなんだろう..と思いをはせて、思わず書き連ねた記事でした。(特集内容は日々の習慣だったけどね)
自宅仕事なので、自宅だとどうしても仕事やこれからの事が頭から離れず、休んでいるつもりなのに頭は休めていない...と言う事が多々あるので、私の場合、身体ごと別の場所に持って行くのがすごく有効。
武装している外側の自分を自宅において、内側の柔らかい自分だけ持って行く感覚で過ごせる。それができない時は、心だけ別の空間に持って行く。
他の方の、自分を取り戻す習慣をちょっとだけ知りたい、今日この頃です。
プロップスタイリスト/フォトグラファー 西村有
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