ヤンキー姫は後ろから撃て! 【理解するともっと楽しい ユニコーンオーバーロード:19】
石の雨から姫を救出するサブクエスト「S13:岩山に薔薇よ咲け」は、とにかくヴァージニア隊を急いで追わなければ...と考えがちですが、実は「あえて放置する」ことでより楽に救出できます。やられたらやり返す!な姫のヤンキー気質を利用した攻略法を紹介します。
編成
雇用グリフォン隊隊(ヴァージニア救出部隊)
前衛: ホドリック
後衛: ロザリンデ(霊樹の双子槍・氷剣の術書)
後衛: フラウ(白鳥の羽飾り)
後衛: ジョセフ(賭博師のコイン)
ヴァージニアを追いかけ会話イベントを発生させるために、ジョセフは必須。カタパルトの攻撃を回避できそうにない場合にフォートレスが使えるよう、ホドリックも編成した(結局使わずに済んだが)。残りは、筆者が多用する「先行して凍結ハイスイング」する戦術のためのメンバー(参考:「「黒衣の将」で学ぶ拠点防衛編成 【理解するともっと楽しい ユニコーンオーバーロード:13】」)。
モニカ隊(東側攻略部隊)
前衛: オクリース
後衛: ルノー(トゥルースピア)
後衛: モニカ
後衛: リア
見張り台やカタパルトをサクッと制圧し、主に東側の敵部隊に対応するための編成。魔法攻撃に対応することも考えてモニカをリーダーに。
ヒルダ隊(本拠地防衛・主力部隊)
前衛: アレイン(幸運のコイン・シルクスカーフ)
後衛: ヒルダ(白銀のトライデント・飛龍の手綱・緋石のペンダント)
後衛: プリム(レリア司祭の儀杖・賭博師のコイン)
後衛: ジェレミー
ヒルダは飛龍の手綱があるので、賭博師のコインのチャンスをかけても必中になる。白銀のトライデントは列攻撃&気絶を与えられるのが便利。
負けパターンの分析
ヴァージニア隊の救出がステージクリアの条件のひとつであるが、救出失敗になるのはヴァージニア隊が(ジョセフの説得前に)全滅したときだけである。
メンバーのレベルや装備はおそらく固定だと思われるが、ヴァージニアが最もレベルが高く、クラス自体も防御が強いので最後まで生き残りやすい。多少の戦闘も(ヴァージニアだけは)耐えられる。
ヴァージニア隊が全滅する展開として多いのが、敵との戦闘で負けて吹っ飛ばされ、ウェイト状態で動けないときにカタパルトの攻撃に遭う、というパターン。石を連続で喰らってしまうと耐えられない。説得前は、ブレイブスキルのフォートレスの適用対象にできないため(なんでだよ)、こちらが近づく前に敵と交戦させるのは極力避けたいところ。
なお、説得成功後は、ヴァージニア隊は体力全回復(ステージ開始前の状態)で自軍に加わる。もちろん隊列や装備の変更も可能。ちなみに、この後ヴァージニア隊が全滅しても、ステージクリアには影響がない。
慌てて救出に向かわないのがコツ
ヴァージニア隊は勝手に敵本拠地へ進軍してしまうので、一刻も早く近づいて説得したいところであるが、これから紹介する筆者の攻略法は「ヴァージニア隊が戻ってくるまで待つ」というものである。
ヴァージニア説得要員であるジョセフは、雇用グリフォンナイト隊に組み込む。ステージ開始直後に北西に配置するが、あえて救出には向かわせず待機させる。まずはヴァージニア隊の動きを注視するだけで構わない。
同時にモニカ隊を本拠地に出撃させる。最初にやってくる敵部隊を倒したら、東の見張り台に向けて進軍。見張り台の敵と当たるタイミングでカタパルトに狙われるが、戦闘で敵を撃破してから移動すればよいので、慌てる必要はない。
戦闘後、すぐそばの茂みを通って近くのカタパルトを制圧しにいく。
そうこうしているうちに、ヴァージニア隊はズンズン進軍していく。石の雨が降ってくるが、これはギリギリのところでかわしてくれる。そもそも救出がとても間に合わないタイミングなので、ここは当たらないような設計なのだろう。
カタパルトの攻撃を抜けると、少し先にいる敵カタフラクトが、自身に対してフォートレスをかける。ヴァージニア隊はまだ近づききっていないし、自分から移動することもないようなので謎の行動であるが、これは「カタパルトの攻撃はフォートレスで無効化しよう」というチュートリアルなのかも。
その後もヴァージニア隊の進軍を見守っていると、南の見張り台のハンターが、ヴァージニア隊に向けてアローレインを放ってくる。これでダメージは負ってしまうが、全滅まではいかない。
そしてこの直後、驚くことにヴァージニア隊は踵を返して南に戻ってくるのである。どうやら、アローレインを打ってきたハンターにやり返しに行くようだ。そのまま放置していると見張り台まで戻ってきて戦闘になる。
残念ながら、ヴァージニア隊は見張り台のハンターには勝てない。戦闘後に吹き飛ばされ、ウェイト状態で動けないままカタパルトに狙われて全滅、といった流れになるケースが多い。
そこで筆者は、ヴァージニア隊がアローレインを打たれるまで近づかず(下手に近づくとアローレインの標的がこちらになる)、やられて踵を返すタイミングで、雇用グリフォンナイト隊を急発進させた。
ヴァージニア隊が見張り台に向けて北から近づいて来るのにあわせて、こちらも南から見張り台に突撃。タッチの差でこちらが先にハンターに接敵するように調整する。
見張り台のハンターを撃破したら、ヴァージニア隊はまた北へ向かって進軍してしまうので、急いで背中から近づいて会話イベントを発生させる。ここまでの流れで見張り台ギリギリまでヴァージニア隊を引き付けていれば、すぐに接触できる。
固い中央の拠点はマップ兵器で攻める
説得を終えてヴァージニア隊を自由に操作できるようになったら、すぐに編成画面で隊列や装備を変更してなるべく強い部隊にする。すぐ西側にある敵拠点とカタパルトを、雇用グリフォンナイト部隊と一緒に攻略してしまうのが次の目標である。
モニカ隊はカタパルトを奪ったら、すぐ北のカタパルトを攻撃して機能停止させ、寄ってきた敵を迎撃する。スタミナに余裕があれば東の敵拠点を落としに行く。
東と西であれこれしている間に、本拠地に向かって東西から敵がやってくる場合がある。本拠地からヒルダ隊を出して迎撃すればいいのだが、スタミナを消費しないよう本拠地のすぐ上に出撃させるのは、実は危険。なぜならカタパルトに狙われ、逃げ場がなくなるからだ。
ここはあえて本拠地から離れた位置に出撃させ、別部隊がカタパルトを処理するまで照準を絞らせないようにするといい。
敵拠点の中で最も攻略しにくいのは中央ではないだろうか。前衛をワイバーンナイトで固めた部隊と思いきや、上位職のワイバーンルーラーが混じっている。上位職はHPが高く、AP/PPが2なので攻撃の手数も段違い。筆者の編成では、この敵部隊だけは苦戦は必至という状況だった。
そこで、先にカタパルトを打ちまくって、石の雨で敵の部隊を壊滅させることにした。ステージ後半はカタパルトの助けはさほど必要ないので、この拠点の攻略に使っても困らない。削りまくった後に、近くの拠点からヒルダ隊を出撃させて倒してしまう。
ここまで攻略できたら、カタパルトを先に潰しつつ、道なりに進軍していけばいい。敵部隊の数は多いが、それぞれは難敵というほどではない。