熊が厄介 【理解するともっと楽しい ユニコーンオーバーロード：31】
メインクエスト「M13：雪原の王」は、移動速度の速いワーフォックスと、敵の進軍ルートの多さが厄介なステージです。ただ、文字通り要所を押さえて迎撃布陣を敷くことで、ちょっとした育成ステージにもなりえます。東側のみを攻略して安全に迎撃しつつ進める方法を紹介します。
ステージの傾向と攻略指針
偵察役のフラウからの情報にもあるように、北側ルート以外は敵の守りが堅い。制限時間には余裕があるので、筆者は東側を攻略して中央のガラーヴァ砦を押さえたら、キャラの育成も兼ねて迎撃体制を敷き、西の砦や南西の町は攻略せず放置する作戦にする。
戦力が十分ならぐるっと全拠点を潰してまわるのもいいが、特に西の砦は他とは違った編成（グリフォンが前衛）が混じっており対応が面倒だった。誰も退場させない安全な攻略が（この記事の）目標なので、ここは無理をしない。
編成例
アレイン隊
前衛：アレイン
前衛：ヴァージニア
後衛：エルトリンデ（霊樹の双子槍）
後衛：セルヴィ（砂塵の杖・白鳥の羽飾り）
後衛：ニーナ（銀月の斧）
育成が遅れているニーナを育てるべく組まれた、悔しい...と連呼させるための部隊。前衛で殿下と姫がとにかく耐え、セルヴィがクイックカースやサンドストーム（砂塵の杖）、エルトリンデがフリーズスラスト（霊樹の双子槍）で被ダメージ軽減のサポートをし、ニーナが最後に薙ぎ倒していくプラン。
ただ、このあたりのステージになると敵の連続攻撃がけっこう痛く、アレインが受けきれない場面も出てくる。もう少し練り直したほうが良さそうだ。
ダイナ隊
前衛：ダイナ（白銀のトライデント）
前衛：イシリオン（使い魔のチョーカー）
後衛：リナラゴス（エイドキット）
後衛：ゴービル
後衛：ヤーナ（大地の石杖）
序盤に入手していたものの使えていなかった「使い魔のチョーカー」を、ヤーナのアースクェイク（大地の石杖）のサポートに使ってみた。ソーサレスは行動順が遅いが、クイックキャストを自前で持っているので、これを活用して早い段階でアースクェイクを撃つ。アースクェイクはダメージが控えめだが、気絶が入るし、溜めのチャージが不要なのもよい。
ダイナはライトニングシェイカー（白銀のトライデント）で列に気絶を入れられるし、ゴービルもワイルドファングで列を一掃できるため、なかなか強い。このステージでは大活躍の部隊だった。
ラモーナ隊
前衛：モニカ（ルーンソード・修道士の聖帽）
前衛：ホドリック
後衛：ラモーナ（白ネコミミフード）
後衛：ガラドミア（エイドキット）
後衛：ユニフィ（風弓アペリオテス・黒鳥の羽飾り）
攻撃は実質的にユニフィのグラシアルレインのみという守備的編成。ネコミミのサポートで最速凍結攻撃後、凍結させた敵への攻撃は控え、２回目のグラシアルレインが放たれるまでみんなは待つ。ホドリックとラモーナの育成が目的なので、本拠地にずっと居座らせ防衛に専念。
グロスタ隊
前衛：ベレンガリア
前衛：リーザ
後衛：トラヴィス（エイドキット）
後衛：ガラドミア（白鳥の羽飾り）
後衛：グロスタ（白騎士の盾）
ベレンガリア中心のお馴染みのメンバーに、今回は５人目枠を使ってリーザを加えた。トラヴィスはエイドキットによる回復対象をガラドミアにし、ガラドミアのシェアヒールで全体回復を狙う。そのため、トラヴィスは１ターン目でシャドウバイトを打ち、２ターン目はパッシブスティールでPPを獲得するような作戦にしている。
ここまで気づいていなかったのだが、トラヴィスに持たせたエイドキットは、リーザのメディカルエイドと違って同時発動制限がないんだな。ガラドミアのPPが十分に残っていると、戦闘終了時の回復行動が４回も起こってびっくりしてしまった（過剰ではある）。
ロザリンデ隊
前衛：アラミス（天翼騎士の剣・風断ちの刃・ロイヤルスカーフ・幸運のコイン）
後衛：ロザリンデ（狙撃手のレンズ・黒鳥の羽飾り）
後衛：ブルーノ
後衛：ララノア（氷雨の直剣・天使の羽飾り・氷剣の術書）
ロザリンデがエレメンタルロアーを使えるようになった（Lv.30に到達）ので、最速で打たせる構成に。強化策として、イーグルアイ（狙撃手のレンズ）で必中にし、ララノアのアイスセイバー（氷剣の術書）で凍結を付与している。凍った敵は攻撃しないようにし、ブルーノはマッシブチャージで１ターン攻撃力を溜めた後のワイドスマッシュで列を一掃する作戦。ロザリンデ以外は育成が追いついていないので、倒し切るより安全に戦闘を終えることを優先している。
攻略の流れ
ステージが開始したら、アレイン隊とダイナ隊は東側のアレントダーチ駐屯地を取りに行く。ラモーナ隊は本拠地防衛役として留まらせる。
東側の駐屯地は北に見張り台があり、南から進軍する際には先に潰しにくい。筆者はデュアルシールドを使ってアシスト攻撃の脅威を取り除いた。
スモークボルトが打てる編成ならそちらでもいいし、ダイナのジャンプで見張り台のシールドシューターから倒すのもいい。
駐屯地を押さえたらダイナ隊を駐留させる。アレイン隊は一旦撤退させて、本拠地で再出撃、ラモーナ隊のサポートを行う。本拠地を襲撃する部隊にワーベアが混じってくるのだが、ワーベアの部隊はラモーナ隊だと部が悪い。アレイン隊も特に得意な編成ではないのだが、ユニットチェンジや、ラモーナのアシスト攻撃の切り替えなどで有利な乱数になるよう調整できるのがメリット。
なお、くまちゃん部隊はこの２隊以降は増援に含まれない模様。よってここを凌げばラモーナ隊で全部捌いていけるので、アレイン隊は離れて大丈夫だ。
中央のガラーヴァ砦からの増援が止んだタイミングを見計らって、アレントダーチ駐屯地のダイナ隊を西に進めて砦を取りに行かせる。
この間、空いたアレントダーチ駐屯地にスルスルと敵部隊が進軍してくるので、本拠地のワーベア対応を終えたアレイン隊を退却・駐屯地に再出撃させ、守らせるといい。
北側の攻略は、アレントダーチ駐屯地からグロスタ隊を出撃させて任せる。
グロスタ隊が見張り台を押さえる際は、スモークボルトですぐ南の見張り台のシールドシューターのアシスト攻撃を封じておくと安全。
なお、スモークボルトを打つ際は、事前にアレイン隊を西に進軍させておくと、南側の見張り台も同時攻略できて楽。攻略にはダイナ隊も使ってよいが、南西から来る敵部隊が本拠地に進まず北上してガラーヴァ砦を狙ってきたりするので、砦を取り返されないように注意する。
これで、本拠地、２つの見張り台、ガラーヴァ砦、そのすぐ北の野営地に自軍を置くことで、スタミナを減らさず敵の増援を倒し続けるシステムが完成する。時間が許す限り経験値を稼ごう。
残り時間がなくなってきたら、敵の本拠地のライマンの前まで自軍を進める。西側の見張り台のウォーロックのアシスト攻撃が脅威なので、スモークボルトで封じておく。
筆者の場合、ライマン隊は前衛のワーベアが苦手だったが、いつものようにブレイブスキルを駆使して攻略した。事前にブレードウェーブを何発か打っておくと、後衛のワーオウルとライマンは瀕死状態にして戦闘をスタートできる。
なお、本拠地に駐留させていたラモーナ隊を西に少し行かせておくことで、拠点に進軍しようとする敵をブロックすることができる。
