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PHPカンファレンス福岡2024 感想

たのしかったーーー!!

マイベストトーク

SPLから始める「データ構造」入門

金城さんのトーク

PHP標準のモジュールにSPL(Standard PHP Library)というものがあり、さまざまなデータ構造を扱う処理を書きやすくしてくれるライブラリがあるよ、という話。

やかんの絵の例えがすっごいピッタリ過ぎてびっくりした。

スタックとかキューとか、その実装自体は配列でも実装できなくはないけど、SPLを使えばSplQueueとかSplStackを使うので、「今からキュー使うよ!」(某新海誠風)というのが明示的に示せて、可読性がめちゃくちゃ上がるなと思いました。

ただ、今までこれらを使っているコードを見たことが無く、うちのプロダクトでも使われてないで、実際のプロダクトでバンバン使ってっていいものだろうかと思い、アスク・ザ・スピーカーに突撃。(撮られてることに気付いてなかった)

「ちゃんとチームで勉強会するなりして周知した上であれば、全然使っていいと思います。ただ、キューに要素を入れるのと配列に要素を入れるのでは、配列に入れる方が速度は上で、それはPHPは配列の最適化に命懸けてるから」とのこと。

アプリケーションをリプレイスしたら チームとサービス運用に向き合えた

チャンさんのトーク

PHPとLaravelのバージョンアップデートを行いたいが、なかなかその工数をもらえないような状況でどうやってバージョンアップを実現したか、という話。

現状の課題や改善点を自分が感じているだけで共有していないと、相手にとっては提案された時点では初耳なので、日常的にシステムの話をしておくと「あの時のアレね」と聞き入れてもらいやすくなる。

「リプレースした方が色々工数少ないですよ」って提案する時のグラフが出てきたので、その見積もりはどうやって計算してるんだ、と思いアスク・ザ・スピーカーに突撃。

結果、「それは他案件での経験」とのこと。経験の浅い自分には難しかった…

ただ、この図で納得してくれた訳でも無く、結局わざわざリプレースのための工数をもらうのは難しいので、新基盤での開発を前提として工数を出すような話も聞けた。

当日お昼ごはん

お昼は株式会社オルターブースの新卒の方が連れてってくれて、ウェストでうどんを食べに行きました。
彼とは初対面です。僕が企業ブースの辺りをうろうろしてる時に声をかけてくれて知り合い、お昼のタイミングでもちょうど会ったのでお昼行きましょとなりました。
お昼や懇親会でもたくさん話して、福岡に知り合いができたのがうれしかった(が、xのアカウントを交換していない気がする…)。

懇親会で話したこと

もともと懇親会チケットは買いそびれたので諦めてましたが、当日販売があったので即行でゲット。

普段の仕事ではPHPを書かない人が、今日のいろんなトークを聞いてPHPを書きたくなったと言っていたので、環境構築で詰まらないように、Laravel sailとか、PHP Playgroundとか、Laravel用のサンドボックスがあるよって話をしてました。
あとは、ReactのSWRとRustとクロミちゃんの話をしてました。

二次会で話したこと

ichikawayさんが主催された二次会に参加しました。

バーを貸し切っての会で、本編の会場では話せなかった登壇者の方や一般参加者の方とお話できて、めちゃくちゃ楽しかったです。

一番覚えてる話は、おかしょいさんのトーク「設計の考え方 - インターフェースと腐敗防止層編」を聞いていた方が、「実際、ライブラリを切り替えてもその差異を吸収できるようなインターフェースの設計ってむずくないですか?」って話をしていたので、「(ある程度標準を知った上で)使う側の目線で、『こんな実装であってほしいな、こんな引数渡せばこんなデータが欲しいな』っていう感覚で作ればいいんじゃないか」という話になり、最終的に「人生はインターフェースであふれている」という話に行きついた()

あと、同じキリンアイコンを観測していたものの接点が無かったまきまきさんにお会いできた。

翌日

アフターハックにも参加しました。

アセトアルデヒドの分解がうまくいってなくて若干体調悪かったので、テンションが低かったと思いますが、思ったよりたくさんの人がいて、ゆるくワイワイしてたので楽しかったです。
他のイベントでもこういう翌日のイベントもまた参加したい。


次は、神戸の「PHP"オレ"カンファレンス神戸」(仕事が入る可能性が出てきた)ですが、9月の沖縄も検討し始めた…

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