国内エンタメの閉鎖性についていけない
学生時代は音楽も映画も洋楽洋画しか興味無かったために日本のエンタメに無知だったけど、この数年K-POPにのめり込んだおかげで、日本市場も気になり出してきた。
K-POPの日本向け楽曲や、J-POP、ジャニーズ、アイドルが出演する音楽番組やバラエティ番組などを、ここ数年間ほぼ初めて見てみた。
(もちろん日本のエンタメを語れるわけではないし、外野のミーハーが騒いでるという感じで見てみてほしい。)
内容の良し悪しやクオリティは一旦置いといて、内向き志向が見ていて残念だと思う。
日本市場しか考えてないタイアップ、世界では見れない有料コンテンツ、スポンサー側が人口のボリュームゾーンである中高年以降しか見てない、良い作品を作ることよりタイアップで稼ごうとする商業主義、すぐ視聴者に課金を求めるコンテンツへ誘導することなどなど。
この内向き志向をいろんな所から端々に感じると、エンタメを楽しんでるはずなのに、全然楽しさが無くなってしまうんですよね。(この内向き志向は、例えば中国エンタメからもよく感じる)
それよりも、西洋や韓国のエンタメの方が金銭的にも手軽に楽しめるし、オンラインですぐ鑑賞できるので、若い人や比較的時代に敏感な人であれば、そちらを楽しむに決まってるよな、と思います。
日本市場が気になってから、色々見てみましたけど、業界の内向き志向とクオリティの低さにつらくなってしまったので、一旦距離を置きます。
具体的に言えば、HYBE JAPANからデビューする&TEAM、ジャニーズ関連、K-POPの日本進出を追うのをやめます。
今まで何となく外向き志向になってるんじゃないかと期待して楽しんでましたけど、この数年で全然内向き志向な作り方を変えようともしてないと感じました。
西洋のエンタメやK-POPを追う方が全然楽しいです。
逆に、日本のエンタメでも外向き志向だと感じるものは随時気になったら追ってみようと思います。
例えば、藤井風などの広い意味でネオシティポップと言われるようなJ-POP界隈、是枝監督などの映画作品。日本の小説文学。
たかが個人の趣味なので、わざわざ書くことでもないというのは百も承知です。
なぜ敢えて書くのかと言われれば、未練を断ち切るため、だと思います。
例えば、&TEAMにはデビューするずっと前から期待してたのですが、期待が大きすぎるあまりに、クオリティの低さや供給物の方向性の違いにもやもやを感じてしまうし、未来もさして変わらないだろうと想像できるんです。
正直、ファンがどんな物を求めているか、それが平成の時代からどれだけ変わってきているかを制作側が把握できてないことに常にモヤモヤを感じてしまうのです。
それは社会に生きる1人の人間として不健康すぎます。
だから一旦、大きく距離を置くと、ここに宣言いたします。