やり抜く人の9つの習慣〜本まとめ〜
こんにちは!
今回は本の要約記事で紹介する本は、メンタリストDaigoさんも推薦する「やり抜く人の9つの習慣」です。
外国人が著書の作品は、論文や例え話が多く一冊読むのにとんでもない時間を要しますが、この本はかなり端的に書かれてておすすめです。
この本では目標を達成するための9つのステップを紹介してあるので、みなさんも目標達成の参考になれば幸いです。
目標に具体性を与える
目標達成への行動計画を作る
目標までの距離を意識する
現実的楽観主義者になる
「成長すること」に集中する
「やり抜く力」を持つ
筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
自分を追い込まない
「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する
目標に具体性を与える
◆やること
目標を具体的に設定し紙に書き出す。
◆考えること
どうなったら目標達成なのか?
目標達成した時の自分のイメージは持てているか?
目標達成の障害は何か?
目標達成への行動計画を作る
◆やること
目標達成のために「いつ何を」やるか予定に入れ込む。
if-thenプランニングに落とし込む
◆考えること
目標達成のために具体的にやるべきことは何か?
if-thenプランニングを使って日常生活の行動計画に落とし込む→(もし〇〇になったら〇〇をする)
目標までの距離を意識する
◆やること
適切なフィードバックを設けて目標までの進捗具合を確かめる
◆考えること
自分のフィードバックの頻度と内容を決める
※補足
初心者ややり始めた段階での頻度の高いフィードバックは「未熟な自分と向き合う」ため不向き。
自分にとって適切な頻度でどのようなフィードバックがあれば良いか考えましょう。
現実的楽観主義者になる
◆やること
マインドセットをする
◆考えること
「目標は必ず達成できる」と信じるが「目標は簡単には達成できない」と考えて行動する。
「成長すること」に集中する
◆やること
「成長ゴール」を意識し完璧を目指さない。
◆考えること
「能力は伸ばすことができる」と信じ、新しい挑戦に対して失敗しても良い、と開き直る。
人と比べず、過去の自分と比べる。
※補足
「成長ゴール」とは”能力を伸ばしてできるようになる”ことに焦点をあてること。
「証明ゴール」とは”自分にはそれをする能力がある”ことに焦点をあてること。
証明ゴールのマインドの欠点は新しい挑戦に対して「自分にできるのだろうか?」とネガティブな不安感から目標達成を遠ざけてしまいます。
「やり抜く力」を持つ
◆やること
拡張的知能観をもし「自分には伸びしろがある」と信じる。
自分の思い込みを注意深く観察する。
◆考えること
能力は経験や努力を重ねることによって高めることができる、と考える。
「自分には無理だ」と勝手に思い込みを手放す。
※補足
「固定的知能観」とは”能力は生まれつき決まっている”と考えることで、上手くいかないことを「自分には能力がない」「自分には向いていない」と考えます。
「拡張的知能観」とは”能力は努力で身につけることができる”と考えることで上手くいかないこおとを「努力不足だった」「戦略を間違えた」と考えます。
やり抜く力をもつには「拡張的知能観」のように、自分でコントロールできることに焦点を当て「成功は自分の努力次第」と信じることが必要です。
筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
◆やること
気の進まないことをして、意志力を鍛える
◆考えること
意志力は有限であることを意識して鍛えることに焦点をあてる。
日常の小さな目標をif-thenを使って取り組む。
※補足
意志力は体力と同様に使うと消耗するものです。
朝は決めたことや目標に取り組むことができますが、仕事終わりや夕方になるにつれて誘惑に負けてしまうのはその例です。
意志力を日々鍛えるために、「猫背になってると思ったら背筋を伸ばす」「エレベーターではなく階段を使う」など、気の向かない小さな目標を日常に取り入れてみましょう。
自分を追い込まない
◆やること
限りある意志力を有効に使うため大きな目標は1つに絞る
◆考えること
意志力は有限であるため大きな目標は2つ追いかけない。
誘惑は意志力を消耗してしまうため、誘惑の状況に避けるように行動する。
意志力を消耗するため、やめることは完全にスパッとやめる。
「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する
◆やること
「〇〇しない」という目標を「〇〇する」という表現に変える。
◆考えること
「やるべきこと」に集中できるように、自分が望む行動を起こす肯定的な目標の表現にする。
※補足
脳は否定形を理解できず、思考したことが現実になります。
例えば「シロクマを考えてはいけない」と言われると頭にはシロクマを考えてしまいます。
子どもに、不安定なジュースがおかれたお盆を持って運ばせるときは
「ジュースをこぼさないように運んでね」
と伝えるより
「上手にジュースを運んでね」
と伝えたほうがこぼさず運ぶ子どもが増えるのです。
まとめ
目標達成のための9つのステップは
明確で具体的な目標を掲げ
if-thenプランニングで「いつ何を」やるか計画し
現状と目標までの距離のフィードバックでモチベを向上させ
成功できると信じるが簡単な道のりではないと考え
完璧を目指さず成長することに焦点を当て
どんな能力でも努力で身につけることができると考え
習慣的に意志力を鍛え続けて
意志力が消耗する状況を避け
「やらないこと」より「やること」に焦点をあてる
これらを習慣的に行えるように一つずつクリアしていきましょう!