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黒×白しかない美術展に行ってきた
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私の手帳に描いたこやつ。
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こちらを真似て、描いたもの。
これは、とある美術館の展覧会で購入したポストカード。
現在、東京・丸の内「三菱一号館美術館」にて開催中
『ヴァロットンー黒と白』展
先日こちらに行ってきました。
19世紀前後、パリで活躍した画家であり木版画の大成者・ヴァロットン。
初めて知りました。
清々しいほどの黒と白でした。
美術展に行ってこんなことは初めて思ったのだけど、かっこいい。
今まで足を運んできた美術展では、女の人の美しさや宗教モチーフの神々しさとかそういうものを、絵にすることで永遠に留める、みたいなのをばかり見てきた(ような気がする)。
でもこのヴァロットン展は、そういうのとは全く違う趣き。
展示説明を読むほど、それがいかに革新的か分かって、平面的であるはずの木版画なのにどんどん奥行きを増していくように見えるのが面白い。
上質で、深みがあって、とてもわくわくする展示だった。
「三菱一号館美術館」という建物自体も、とても素敵。レンガ造りだった。
それに回路を歩く時、自分の足音がコツコツとすごく気持ち良く反響していた。足音の立ちにくい靴を履いていたのに、歩く度に全部反響音として拾われた。
その響き方がどことなく非現実的で神秘的で、めちゃくちゃ良い美術館だなと感動。
そして、音声案内が津田健次郎さんなのも良い(とてつもなく良い声で何回も卒倒しそうになった)。
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