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2022年2月の記事一覧

「証明する」とは、どういうことか? 理解すると何のスキルが高まるのか?

 そしてマーケターにも、日本人特有の悪い癖が見られます。商業化において、世界の成功事例にアンテナを張っておかなければならないのは当然のことですが、日本のマーケターは基本的に「何でも自分でやりたがる」という特徴があるのです。 米国人や中国人は、他者の成功事例からヒントを得て、そのアイデアをそのまま使ったり、少し手を加えたりして、より速いスピードで、より高い確率で商業化を成功させます。  しかし、日本人はこれを積極的にやりません。職人気質で、全部自分でやろうとする。まず自社開発と

ロジカルシンカーの僕がロジカルシンカーのあなたにこそアート思考をおすすめする3つの理由

お疲れさまです。若宮です。 今日はひさびさにアート思考について。 今でこそ「アート思考キュレーター」とか名乗っていますが、じつは僕は元々はごりごりのロジカルシンカーです。で、そんな自分だからこそ、ロジカルシンカーにこそアート思考はおすすめだと思っています。今日はその理由を改めて書いてみます。 ①ロジカルの殻を破る1つ目は、ロジカルシンカーが陥りがちな「ロジカルの殻」をアート思考で破ることができるからです。これは僕自身の実体験によるのですが、ロジカル思考を鍛えていると、あ

言語化することは「言葉の整理」だ

枕にかえて どうも、えんどう @ryosuke_endo です。  転職相談やキャリアメンタリングなんて言葉が徐々に一般化してきており、新しもの好きな人たちや新規開拓が好きな人たちだけでなく、ネットとの接点も程々の人たちにも普及してきている印象だ。  ただ、普及してくるにつれて感じることは「自身を言語化すること」において、苦手意識を持っている人の数が増えていることである。得手不得手の話でもあるが、同時に機会を作ってこなかったであろうことも露呈している。  しかし改善でき

挑戦心を養うためにいつも読んでいる本

こんにちはsomekichiです。 このような悩みがある方向けに、参考になるかはわかりませんが、somekichiが普段、挑戦心を養うために読んでいる本をいくつか紹介したいと思います。 1.自分の中に毒を持てこの一節が本当に大好きなのですが、この文章を見てもわかる通り、この本は本当に「冷めた気持ちを、燃えるような気持ちに変え」てくれます。私が最も好きな書籍で、落ち込んだ時や気持ちが萎えてしまった時に必ず読むようにしています。noteを始めるきっかけにもなった「someki

戦争のようなリスクの高い意思決定を、なぜ人は選択してしまうのか【日経COMEMO】

24日、起きてはならないことが起きてしまった。ロシア軍は24日にウクライナへの軍事侵攻を開始した。ロシアのウクライナ侵攻は、2014年のクリミアの併合以来、断続的に圧力がかけられてきた。本格的な軍事侵攻となった2月24日は、2014年2月20日のクリミア侵攻からちょうど8年目となる。 私は経済学部の教員であるため、戦争について論じることはしない。ただ、この事態が一刻も早く収束し、再びウクライナに平和が訪れることを心から祈っている。 戦争を起こした当事者の動機や言い分は数多

ビジネスパーソン力をバッキバキに鍛える24冊

🎯 想定ターゲットは社会人1~3年目のマネージャーに上がる手前のBiz/企画職種や、 エンジニア/デザイナーなどBizはサブスキルのメンバー向けのブックリストです。 基本(シゴトの全体観) 思考(ロジカルシンキング) 調査(リサーチ)

ビジネスパーソンが人文学の視点を学ぶことの意味

最近は、マーケティングの本より、文化人類学をはじめとした人文学系を学ぶことに時間を使っています。 人類学の特徴は、フィールドワークを通じて、人類の文化の共通性、異質性、多様性を知ることだと捉えています。 この文化の多様性を理解することの意味について考えたことを書いていきます。 人文学系を学んだ経験、知識がある人が求められる先日にツイートしましたが、SONYが文化人類学など人文学系の視点をベースに人と社会を研究する人材を募集していました。 dodaの募集要項をみてみると