【ライブメモ】「brauerei shinjuku vol.8」(2022/02/13)
◆概要
Edenhall Inc.主催による対バンライブ。
出演者は「MIGMA SHELTER」「ukka」「HO6LA」の3組。
・公演名
brauerei shinjuku vol.8
・日時
2022年2月13日(日)
開場 12:00/開演 12:45
・会場
新宿BLAZE
・目的グループ
MIGMA SHELTER、ukka
◆観戦グループ
HO6LA→ukka→MIGMA SHELTER
◆全体所感
発表当初から楽しみなスリーマン。
実際に観てみても「これぞ対バン!」だと思える、いいライブだった。
ukkaとMIGMA SHELTERの対バン。
2020年12月に開催された「BAD TRIP Xmas RAVE!supported byエクストロメ」が思い出深い。
あの時は、もう1組のクマリデパートも含めて、全く譲らない三者三様のスタイルが(結果的に)ぶつかり合うバチバチな対バンだった。
今回の対バンはその再来かなと思ったけど、終わってみての感想は、再来というより再会という感じ。
それぞれが進化した姿を見せあったような印象。
2グループとも、あの時よりも一段階上の領域に登ったのかなと思った。
そして、その2組との対バンが成立していたHP6LAのポテンシャルの高さも感じることができたのも収穫。
ukkaとMIGMA SHELTERの対バンに外れなし。
また開催して欲しいと切に願う。
良対バン、ありがとうございました!
関係者の皆様、次回開催、何卒よろしくお願いします。
◆MIGMA SHELTER
「@JAM MEETS〜オールナイトスペシャル〜 vol.3」(2022/02/10)以来。
40分尺での(対バンとしては)長尺レイヴ。
前回の20分尺で8曲を詰め込む構成と好対照。
1曲ごとの変化や大きな流れを楽しむことができた。
前回と今回を観て、尺によって様々な楽しみ方ができると改めて感じた。
ワンマンでの超長尺もいいけど、「20分1本、60分1本、合計2本」みたいな形もアリなのかも…と思ったりした。
今日はナーナナラさんが最初から、途中からミミミユさんが椅子レイヴ。
心配しすぎるのも失礼だとは思いつつ、体が資本ではあるので、大事にできる時は大事にして欲しいなと思う。
(ミミミユさんは捻って直ぐに椅子に切り替えたそうで「経験が活きてる…!」となった)
・メモ
尺:40分
ミミミユ髪型:くまみみ
「Compression: Free」
ミミミユさんが他のメンバーに一人ずつ絡んでいく場面。
バレンタインのチョコを配る特別演出。
「最後の1個は客席に…!?」と思ったけど、まあそんなことはなかった。
皆、レイブ中に大事そうに抱えたりしていて和んだ。
「It doesn't matter」
久々に聴いた気がする。
一気に雰囲気を変えることができる稀有な楽曲だなと改めて思った。
「Egg Head」
こちらも久々の無限Egg。
バレンタイン前日…を意識したかはわからないけど、楽しい時間を過ごすことができた。
・セトリ
SE
01:Compression: Free
02:BANG ON
03:TOKYO SQUARE
04:Joint
05:It doesn't matter
06:NAME
07:Egg Head
08:69
09:Road
(セトリを上げてくださって大変ありがたいです…!)
◆ukka
『ukkaり入会!?ukkaのファンクラブ』キックオフイベント 1部(2022/01/16)以来。
(ライブとしては「ukka New Style LIVE2021 “WHEEL of FORTUNE”」(2021/11/23)以来)
2022年初めて&新体制お披露目以来の観戦。
お披露目ライブでの「オリジナルメンバー4人+新メンバー2人」という見せ方ではなくて、「ukka」という括りでのライブを観ることができてよかった。
その視点でいえば、「6人グループで1人いなかったけど、それでも見事なパフォーマンスと存在感だった」という感触。
MCを交えながら、1曲1曲をしっかりと演じきるスタイル。
透明感のある衣装とビジュアルと爽快感のあるパフォーマンス。
他の2組(HO6LA、MIGMA SHELTER)とは違うアプローチで、フロアの心をガッチリ掴んでいた。
ukkaのステージ、今は全体を観ていることもあって、各メンバーの詳細な部分はあまり記憶できていないけど、今日は「笑顔」が印象に残った。
川瀬さんの勝ち気でエネルギーを感じる、茜さんの満面で弾けるような、村星さんの柔和で優しげな、芹澤さんの快活で可憐な、葵さんの朗らかで屈託のない、それぞれの表情。
これも今のukkaの魅力のひとつだと思う。
今日は葵るりさんがお休みで5人だったけど、それでも人数が増えたことでより華やかさがアップしたなと感じるステージだった。
次回は対バンでの6人ライブを観てみたい。
あと、今日と同じ新宿BLAZEで2019年9月22日に開催されたワンマン(桜エビ~ずワンマンライブ in autumn 2019 ~食欲の秋!読書の秋!桜エビの秋!~)を思い出した。
当時、ワンマンとしては過去最大規模での開催ながら、2nd アルバム「octave」の評判もあり見事に完売。
初めてのホールライブ開催につながり、そのホールライブで改名が発表…。
ukkaにとって節目のひとつとなる公演だったと思う。
その公演では「can't go back summer」「せつないや」「おねがいよ」が披露されていて、だから今日のセトリに入れたのかなと思ったりした。
オタク特有の思い込みかなとは思いつつ。
最新を感じながら、昔も思い出せて、いいセトリ&ライブだった。
ありがとうございました。
・メモ
尺:40分
SE:あり
衣装:白衣装
1曲目「214」
明日がバレンタインということを意識しての披露。
スタートから「ありがとう…」となった。
2曲目「can't go back summer」
季節が一気に半年ぐらい飛んで夏に。
久々に聴いたなと思う。
何となくだけど、新体制に似合っている曲だなと思った。
今年の夏、6人+野外ライブで聴きたい。
MC、1回目。
自己紹介の後、今日の意気込み。
3曲目「せつないや」
4曲目「おねがいよ」
この角度で攻めてくるのは想定外で、思いっきりやられた。
他の2組との差別化という意味でも、非常に効いていた2曲。
5曲目「ガールズナイト」
前2曲から雰囲気が一変。
一気にギアが上がる(上げられる)表現力は流石。
このブロックで完全にフロアの空気を自分たちの色に染め上げた印象。
MC、2回目。
直ぐに次のブロックに行こうとする茜空さんに対して「もう行くの? 2分ぐらいあるんじゃない?」と話して、(休憩を兼ねた)トークにつなげる川瀬さん。
自然なフォローの入れ方をみて、ラジオなどの経験が活きているなと感じた。
ラストブロック。
「自分たちの空気にしたので、後は色々な方法で止めを刺す」みたいな感じだった。
6曲目「リンドバーグ」
この曲をラストブロックだけどラストには持ってこないところが、今のukkaだなと感じた。
目先の勝利でなくて、完全勝利を狙っている感じ。
川瀬さんが歌い出しを早くして入ってしまう珍しい展開。
悔しそうだなと思いつつ、全力ライブしてるなと感じた。
7曲目「WINGS」
WINGSが流れ出した瞬間、「今日のハイライトだ!」と思って高まった。
実際にフロアの熱量も凄くて、客席との近さも相まって、今まで観た中でも屈指の盛り上がりだったと思う。
けれど、ここで終わらないのが、今のukka。
8曲目「キラキラ」
イントロが流れた瞬間、会場中から声にならない声が漏れ出ていた。
(自分の口からも出ていた)
「それは月曜日の9時のように」で楽しく踊って終わるのかな…と思っていたけど、そんな甘い感じではなかった。
ukkaファンだけでなく、他2組のファンも自身のスタイルで落とそうと全力で殴りかかってきた。
「何がきゅんきゅんなセトリだよ」と思いながら、しっかりとやられた。
ライブ後、告知をして退場。
久々に芹澤さんの「ばいびろーん」を聞くことができて何より。
・セトリ
SE
01:214
02:can't go back summer
MC(自己紹介、意気込み)
03:せつないや
04:おねがいよ
05:ガールズナイト
MC(今日のセトリ、バレンタインについて)
06:リンドバーグ
07:WINGS
08:キラキラ
MC(告知)
◆HO6LA
「新章 青のポラリス Vol.18 〜3rd Anniversary Special〜」(2021/12/19)以来。
約2ヶ月ぶりのライブ観戦だったけれど、前回よりふたまわりぐらいパワーアップしている印象を受けた。
数多くのライブ&新曲発表など、デビューから短期間で精力的に活動している成果を感じたステージ。
21年9月に始動してから半年経っていない時点で、MIGMA SHELTERとukkaとの対バンが成立していることが凄い…というのが率直な感想。
グループとしての強度(パフォーマンスはもちろん、コンセプトやクリエイティブなどを含めて)を感じた。
好きなグループと同じフェスや対バンに出ていたら積極的に観ていきたいなと思う。
・メモ
尺:40分
SE:あり
・セトリ
SE
01:ピリカリラ
02:トーキョーマイウェイ
03:INTRODUCE
04:超猛ダダダッシュ
05:夢追いトーチ
06:BEAT一
07:IDOL FIRE
08:常夏ココナツ
09:タイムカプセルガール
10:Boooost!!
MC(告知)