
【ライブメモ】NELN「MAO卒業ライブ」(2022/01/03)
◆概要
「NELN」主催ライブ。
メンバーであるMAOの卒業公演。

・公演名
MAO卒業ライブ
・日時
2022年1月3日(月祝)
開場 15:30/開演 16:00
・会場
新宿MARZ
・出演
渋谷スターラウンジ
◆所感
「まくら投げ大会 vol.4 ~NATSUMI生誕祭~」(2021/12/27)以来。
NELN、2022年、初ライブ。
MAOさんの卒業公演。
2021年6月から始まった現体制のラストライブ。
「現体制だけでなくて、結成から今までの集大成」
そういっても過言ではないぐらいに素晴らしいライブだった。
途中に感極まる場面もありつつ、最後は笑顔と感謝が溢れるエンディング。
それこそが、この半年間でNELNが築き上げてきたものだと感じた。
メンバーの卒業や運営会社の変更など。
この半年は決して順風満帆ではなくて、むしろ苦労が多かったと思う。
インタビューでプロデューサーの森岡さんが話していたけど、NELNは4人を前提にクリエイティブされているので、1人欠けるのはかなり大きな出来事だったはず。
(クリエイティブはもちろん、各メンバーの役割なども含めて)
そんな中でもライブに立ち続けて、3人でのNELNを少しずつ、少しずつ作り上げてきた。
色々なことに向き合いながら体当たりして、徐々に強さを身につけてきた。
その強さは今日のライブでも発揮されていたと思うし、この先の道が2人と1人で分かれたとしても、今の3人ならそれぞれが前を向いて進めるなと感じた。
NELN。
6月から始まった第2章が、今日で終わったのかなと思う。
来週から(オーディションメンバー加入まで)2人体制。
第3章の始まりなのか、オーディションメンバー加入を第3章として幕間という扱いなのかはわからないけど、どちらにせよ今日を節目に新たな物語が始まる。
第1章で4人が、第2章で3人が築き上げたものは確かにあって、それは残り続ける。
第2章の時は第1章で築いたものの重さに苦労したこともあったかもしれないけど、今日のライブをみて今回は大丈夫だと思った。
今までのことを大切に抱えながら、次に進んでいけるはず。
2022年のNELN、どういう物語を紡いでいくのか楽しみ。
今年も変わらず、応援していきたい。
MAOさん。
卒業おめでとうございます。
今日のライブ、笑顔で終えることができたのはMAOさんの人柄あってこそです。
柔らかな歌声とパフォーマンスが好きでした。
特に「SUMMARY」「デジャヴ」の歌い出し、「snow light」の歌終わりが大好きで毎回グッときてました。
3人体制時は中央~上手で観ることが多く、上手立ち位置が多いMAOさんを正面で観る機会も数多くあって、ライブでの姿が印象に残っています。
今日も上手で観させてもらい、最後の勇姿を拝見しました。
今まで、ありがとうございました。
この先の道、多幸があることを願っています。
NATSUMIさん、KARINさん(+運営の皆様)
新体制、楽しみです。
まずは2人体制となりますが、3人体制を経験している今ならきっと大丈夫だと、勝手ながらに思っています。
(とはいえ、無理しすぎず転ばない速度で…)
現体制、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
◆メモ
尺:95分(全17曲+MC)
SE:あり
衣装:dawn衣装→ワンダーフォーゲル衣装(アンコール以降)
SEから登場。
開始から会場が(ペンライトによる)緑色の光に包まれる。
その光景に3人とも笑顔。
本日のセトリはMAOさん考案(MCにて)
納得しかなくて「ありがとう…」の気持ち。
1ブロック目は「dawn」「デジャヴ」「irony」「ノンフィクション」「オレンジ」の5曲。
dawnとオレンジで、静かな曲を挟み込むような構成。
「静かな曲多めでも前後をカチッとすれば上手くまとまる」
ここ数ヶ月、対バンでのセトリを色々とトライしていた経験が活きているように感じた。
1曲目は「dawn」
曲名通り、夜明けを迎えて、ライブが始まる。
歌い始めのNATSUMIさんの気迫籠った歌声に痺れた。
「デジャヴ」
MAOさんセンターといってよい楽曲。
同じくMAOさんセンターといえるSUMMARYと、どちらかは序盤(1~2曲目)で来ると思っていたので「きたきた!」となった。
「オレンジ」
ここで来るのは意外だけど、序盤から会場全体を盛り上げる意味ではナイスチョイス。
歌い出しMAOさんの時のフロアの沸き具合が凄かった。
MC、1回目。
新年の挨拶。
「あけましておめでとうございます」の後に「がおー」と寅年感。
新年一発目のライブ(が卒業ライブだけど…というセルフツッコミあり)ということで、新年の抱負を話すことに。
NATSUMI:健康。だらだらした生活をせずに頑張る。
KARIN:お姉さんとしてグループを引っ張る。
MAO:自分の意見を持って、しっかりと伝える。
MAOさん水飲みタイム中、残った二人で正月休みの話題。
NATSUMI:何もしてない。ゴロゴロ。紅白は観た。
KARIN:名古屋帰省。紅白見ながら、おばあちゃんと話してたら年越してた。
ファン有志からのスタンドフラワー、会場の照明(最前柵にLEDで出来たイルミネーションネットを這わせて緑色に染めていた)への感謝。
2ブロック目は「REM」「SUMMERY」「MILK」「ころがる」「snow light」の5曲。
静かな曲と格好良い楽曲のハイブリッドなゾーン。
「ころがる」
久々の披露。
4人体制ラストの曲ということもあって、3人体制ではほとんど披露されなかった楽曲。
やっぱり熱い曲だなと。
消耗激しいだろうけど(特に少人数だと)、新体制になったら、ある意味で気軽に披露されるといいなと思う。
「snow light」
最後、MAOさんの歌声で終わるところが好きで、今日も優しくもしっかりと曲を締めてくれた。
ブロック終わりでMCに入る流れも含めて、とてもよかった。
MC、2回目。
前半戦終了。
セトリをMAOさんが決めた話。
「静かめスタートして、中盤に格好良い系を入れて、最後は…」と期待感を持たせる。
MAOさんが卒業する実感がまだ無いという2人+ファンに向けて、MAOさんから手紙。
お越しいただき、本当にありがとうございます。
(ファンもメンバーも運営さんも)卒業を伝えた時、将来を応援してくれた。
優しい人に囲まれて幸せだなと思った。
三人体制辛いことが多かったけど、周りがいたからやってこれた。
メンバーの2人は家族みたい、お互いを支えてくれる。
ファンの皆からの応援で元気をもらえた。
様々な形で支えてくれた。
NELNチームが大好きなので、いつかNELNと別の形で関われるように頑張る。
本当にありがとうございました。
KARINさんが手紙の序盤で感極まる。
「笑顔で見送ろうと思ったんだけど……悲しいです……」
という言葉はファンの気持ちも代弁してくれていると思った。
手紙を読んだ後、次のブロックの準備で各自、水補給タイム。
話題を探して何となく今日の朝ご飯の話に。
そんなところはNELNらしい。
(因みに、MAOさんは餅、NATSUMIさんは混ぜご飯、KARINさんはおでん)
迎えたラストブロック。
「ストロベリー」「スクエア」「mimic」「ゆらゆら」の4曲。
3人体制ラストの曲となったストロベリー+盛り上げ曲で締める流れ。
「ストロベリー」
ラストブロックの1曲目での披露は、MVのテーマである「終わりかけの晩餐会」通り。
NELNの強みであるコンテンツ(映像)との重なりを感じられて、とてもよかった。
3人で披露された回数が少ないことだけが心残り。
時が経てば経つほど、深みが増して良くなる楽曲だと思うので、新体制以降も定期的に歌っていって欲しい。
「スクエア」「mimic」「ゆらゆら」
盛り上げ鉄板の3曲。
今までにないぐらいにフロアの熱が高まっていくのを肌で感じた。
本編終了直後から、アンコールを求める拍手。
会場が暗転して映像が投影される。
そこにはパジャマ姿の3人の姿。
「GOOD NIGHT NELN(ぐーねる)MAO卒業 特別編」
メンバーがゆるーくトークする配信番組。
今回のテーマは「MAOクイズ」
MAOさんに関する質問に残る2人が回答。
2人が正解ならMAOさん、不正解なら2人が罰ゲームとして辛いお菓子を食べるルール。
「NELNで一番好きな曲は?」
→NATSUMI、KARIN「ノンフィクション」
→正解は「ストロベリー」で2人とも不正解。
「NELNで一番好きなMVは?」
→NATSUMI「ストロベリー」KARIN「ノンフィクション」
→正解は「ノンフィクション」でNATSUMI不正解。
「NELNで最近好きなMVは?」
→NATSUMI「MILK」KARIN「snow light」
→正解は「snow light」でNATSUMI不正解。
(冬なのと、雰囲気が好きとのこと)
「一番思い出に残っているライブは?」
→NATSUMI「横浜アリーナの(@JAM EXPOと思われる)」KARIN「NATSUMI生誕祭」
→正解は「NATSUMI生誕祭」でNATSUMI不正解。
「一番泣いたライブは?」
→NATSUMI、KARIN「NATSUMI(17歳の)生誕ライブ」
→正解は「NATSUMI(17歳の)生誕ライブ」で2人とも正解。
(黄色のサイリウムが広がっていて、スクエア始まりだったけど泣いてしまった)
「三人の思い出の場所」
→全員で揃って「ディズニーシー」
クイズが終了して最後に2人からMAOさんへプレゼント。
準備完了までMAOさんが目を伏せて最後のコメント。
(周りの皆に2年間の感謝を伝える真面目な内容)
そして、準備が完了。
2人の手にはパイ生地が……。
MAOさんが顔を上げた瞬間、2人がパイをぶつけたところで映像終了。
※クイズ部分は以下のYouTubeから閲覧可能(ライブ時より長尺だけど、パイの場面はカットされている模様)
映像の内容に思わず笑顔に。
……となった瞬間、SEが流れ始めアンコールがスタート。
流れてきたのは、4人体制時のSE。
登場した3人が纏っていたのはワンダーフォーゲル衣装。
フロア中で緑のサイリウムが焚かれ、改めて緑色に染まる会場。
SEが終わり、曲に入る。
始まったのは「ワンダーフォーゲル」
NELNにとって最初の曲であり、原点ともいえる楽曲。
ここでそうくるか…と思った。
3人体制だけじゃなくて、4人体制も含めた、結成から今までのNELNの総決算なんだなと直感した。
今までの中で一番盛り上がったワンダーフォーゲルだと思う。
サビでこんなにペンライトが掲げられたのは初めてじゃないかなと。
(終演後の特典会で話した時、メンバーも驚いていた様子だった)
「しおさい」
オレンジ、ゆらゆらと並ぶ、NELNのアゲ曲。
この曲も過去イチの熱さだった。
ラスサビで皆、跳んでいて「NELNでめっちゃ跳んでる…!」となった。
MAOさんと最後にしおさい(のサビで指差し)できて嬉しかった。
アンコール、MC。
NATSUMIさんKARINさんから、運営からの花束とファン有志からの花束&冊子をMAOさんへプレゼント。
その流れで記念撮影。
MAOさん締めでアンコール終了。
からの更に拍手が起こり、ダブルアンコールへ。
MAOさん&現体制ラストの曲は「オレンジ」
これしかないというチョイス。
正直、あまり細かいことは覚えていなくて、ただただ笑顔で楽しかったという記憶が残っている。
メンバー3人とも笑顔だったし(感極まりそうな時も少しありつつ)、見えてないけど客席も皆、笑顔だったと思う。
曲終了後、3人が挨拶をして退場。
再び会場が暗転して映像が流れる。
アンコール前の映像の続き。
パイ投げされて顔面がクリーム一色になっているMAOさんを見て、笑い転げる2人。
怒ったMAOさんが2人に反撃。
3人ともパイ生地を顔につけた状態で挨拶して映像終了。
最後は笑って終わって欲しいという想いが込められた構成。
その願い通り、笑顔で終演を迎えることができた。
◆セトリ
SE
01:dawn
02:デジャヴ
03:irony
04:ノンフィクション
05:オレンジ
MC
06:REM
07:SUMMERY
08:MILK
09:ころがる
10:snow light
MC
11:ストロベリー
12:スクエア
13:mimic
14:ゆらゆら
※本編終了→アンコール
映像(GOOD NIGHT NELN MAO卒業 特別編)
旧SE
EN01:ワンダーフォーゲル
EN02:しおさい
※アンコール終了→ダブルアンコール
MC(プレゼント、記念撮影)
WEN01:オレンジ
映像(GOOD NIGHT NELN MAO卒業 特別編エピローグ)
【本日のセトリ】
— NELN (@neln_official) January 3, 2022
MAO卒業ライブ
SE
dawn
デジャヴ
irony
ノンフィクション
オレンジ
MC
REM
SUMMERY
MILK
ころがる
Snow Light
MC
ストロベリー
スクエア
mimic
ゆらゆら
「ぐーねる 特別編」
アンコール
旧SE
ワンダーフォーゲル
しおさい
MC
オレンジ
「ぐーねる特別編エピローグ」