Layn Next Concept「花束」(2024/07/02)
◆概要
「Layn」新体制お披露目となるワンマンライブ
・公演名
Layn Next Concept「花束」
・日時
2024年7月2日(火)
開場 18:30/開演 19:00
・会場
白金高輪SELENE b2
◆所感
Layn、新体制お披露目ライブ。
今年4月末の斉藤みるさん卒業から約2ヶ月。
新メンバーとして若葉なゆさんが加入し、Laynは再び5人となった。
「5人」
Laynにとって、大切な数字。
今回のライブタイトルは「花束」
フライヤーにも花束があり、その花の数は6輪。
なので、最初は新メンバーが2人なのかと想像していた。
(現メンバー 4人 + 新メンバー 2人 = 6人)
だけど、実際には新メンバーは1人だった。
それでは残る1輪は何を指すのか?
その答えはライブ終盤、新曲「花束」披露中に明示された。
それは斉藤みるさんであり、そしてこれまでに紡いできた物語たちであり。
「その大切なものを胸に抱いたまま、未来に向けて歩んでいく」
という決意の証。
「以前の5人」「これからの5人」を無理に分ける必要はない。
「過去」も「未来」も等しく大切な存在として「現在」を過ごしていく。
これ以上なく優しくて、これ以上なくLaynらしいメッセージだった。
Laynを好きになって、よかった。
そう思えるステージを作ってくれたことに感謝。
ありがとうございました。
以下、余談(自分事)
1年越しの会場
4th ONEMAN LIVE『主人公』
昨年6月に今日と同じ会場(白金高輪SELENE b2)で開催されたワンマン。
そのライブ、自身は不参加だった。
前日大阪に居て、台風の影響で東京に戻ることができなかった。
「1年前に辿り着くことができなかった会場でワンマンが観れる」
それは自身にとって、待ち望んでいた機会。
……のはずだったけれど、いざ当日を迎えてみると、そういう気持ちは不思議なほどに湧いてこなかった。
正直にいえば、その余裕が無かった。
「新体制、そしてこれからのLaynにどう向き合えばいいのか?」
そのことで頭がいっぱいだった。
過渡期
今年4月、通っているグループのメンバー卒業が重なった。
4/6(土):クマリデパート 山乃メイ
4/27(土):Layn 斉藤みる
山乃さんは推しであり、斉藤さんはそうではなかった。
(好きなグループの大切なメンバーではあるけれど)
結果として、自身は山乃さんの卒業時点で満ち足りた。
アイドルオタクとしての活動に一区切りがついた。
「”生き方”ではなく”趣味”としてどうアイドルオタクをやるか?」
というのが、これからのテーマとなった。
山乃さん卒業後の3週間後。
斉藤みるさん卒業公演、クマリ新体制お披露目公演が開催。
新たなスタンスへのジレンマを感じながらの観戦となった。
結局、新テーマの答えは見つからないまま、7月2日を迎えてしまった。
そんな状態では当然ながらライブ観戦の軸も定まらず。
どの位置から観るのか、裸眼とファインダーとの比率、周りとどれだけ合わせていくのか…どれもが曖昧なまま、本番に突入することになった。
ライブ自体はとてもよかった。
新メンバーの若葉さんはLayn愛とアイドル性を兼ね備えていたし、久々の5人フォーメーションはしっくりきたし、新衣装は爽やかで野外で観たいとなったし、わたはるさんはいつも以上に格好良く可愛かった。
「新体制でこれからやっていくぞ!」という気合に満ちたステージ。
掲げたテーマやメッセージについても胸を打たれるものがあった。
その反面、自身としては至らなさを感じるばかりだった。
撮影に意識を集中しすぎて、肝心の”気持ち”が入り切らなかった。
Laynは「撮影するか」「全力で動くか」のバランスが難しいけど、今回は前者に寄りすぎてしまった印象。
一度カメラを置いて、自分の目だけで観たほうがいいのかもしれない。
そんなことを痛感する1日になった。
アイドルオタクとしての過渡期を迎えている今、一番影響が出ているのはLaynとの向き合いなのだと思う。
近い存在だからこその悩みであり、一概に悪いとはいえないけれど、決して良いことでもないので、遠くない時期に定めていきたいところ。
引き続き、よろしくお願いします。
◆メモ
尺:80分(19:05開演、20:25終演)
SE:あり
衣装:花束衣装
ライブ
・全体
新体制で13曲は見事。
新メンバー若葉さんの努力が結実したからこそ。
セトリ構成は「序盤:熱い」「中盤:楽しい」「終盤:コンセプトのバトンタッチ」「アンコール:これからの決意」というイメージ。
特に本編最後の「主人公 → 花束」の流れが素晴らしかった。
昨年6月のワンマンで表題曲だった「主人公」から今回の表題曲である「花束」つなげる流れは、時期ごとにコンセプトを立てるLaynならではの展開だなと感じた。
その2つのライブが同じ会場というのも熱い演出。
・新SE(メメント・モリ)
今日からSEも一新。
1人ずつ登場するため、名前コールを入れやすい印象。
・花束
新体制初となる楽曲。
壮大に広がるようで、身近に寄り添うようでもあり。
エンディングのようで、オープニングでもあり。
Laynっぽくないようで、Laynっぽい。
面白い楽曲だなと思った。
これからどう成長していくのかが楽しみ。
なお、ノーターンです(恐らく)
・赤い糸
アンコールラストとして披露。
直前MCで感想や決意を述べたこともあってか、突き刺してくるのかと思うぐらいの想いが込められていた。
爽やかな楽曲で締めなかったことに、新体制と今夏への決意を実感した。
MC
・アンコールMC 渡辺陽菜さん
◆セトリ
本編
SE(メメント・モリ)※初披露
01:言の葉に咲く花
02:ピストルレイン
03:誰がために鐘は鳴る?
04:君がただ、好きだった
MC
05:umbrella
06:雨乞いダンス
07:ゆりゆられ
08:夏の声が聞こえる
MC
09:月と太陽
10:主人公
11:花束 ※初披露
アンコール
EN01:虹の見える場所
MC
EN02:赤い糸
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