【ライブメモ】ノルニル「カタルシス」(2023/12/12)
◆概要
「ノルニル」デビュー半年を記念したワンマンライブ
・公演名
Half Year Anniversary Live「カタルシス」
・日時
2023年12月12日(火)
開場 18:30/開演 19:00
・会場
club asia
◆所感
「ゼロキュラ - 原宿」(2023/12/09)以来。
デビュー半年を記念したワンマンライブ。
チケットは事前ソールドアウト。
フロアに人が入り切らず、バーカウンターから観戦する人も出たぐらいの盛況ぶり。
新曲(冬空トリップ)を含めての全曲披露。
気合充実、笑顔弾けるパフォーマンス。
半年間の集大成となる見事なステージ。
「club asiaを埋める」という大きな目標を達成。
来年の東名阪仙ツアーも発表。
今後の活動に弾みをつけるワンマンになったと思う。
自身としても、非常にポジティブな気持ちで終えることができた。
「”ノルニル”が徐々に形作られていることを実感できた」
「この先、成り立っていく姿を見届けたいと思えた」
という点が大きい。
ノルニルとの半年間
デビューからの半年間。
決して自慢できる頻度ではないけど、それなりに通ってきた。
その中で常に考えていたのは「推しだけじゃなくて、グループとしてハマれるのか?」ということだった。
ノルニルを観ようと思ったきっかけは、以前から応援していた楠りんさんが加入したから。
そうでなければデビューライブを観ることは無かったと思う。
そのデビューライブは推しが久々にステージに立っているだけで最高だった。
それ以外のこと(グループ全体や他メンバー)は視界に入っていなかったと言っていい。
それから対バンで観るようになったけど、最初はグループ全体を応援できるイメージが湧かなかった。
それは”ノルニル”ではなくて、確立されたアイドル6人が集まっているだけの”何か”のように感じていたからだと思う。
全員に前世(以前に他グループ所属した経験)があって、それぞれのカラーやスタイルを持っている。
1人1人が成り立っているが故、混じり合うことが難しい。
「新結成」「全員前世持ち」というグループを応援するのは自身初。
特有の難しさがあることを知った。
夏頃も同じような状態が続き、現場に向かう熱が上がらず。
生誕祭や夏フェス(SPARK)に参加するも全体的に低調な頻度だった。
変化があったのは、秋に入った10月頭。
「MARQUEE祭mini Vol.172」(2023/10/07)だった。
新衣装と「Storyteller」が加わったタイミング。
グッと胸の奥が掴まれた感覚があった。
そして、「STAR. Bright Fes」(2023/11/05)
「青春のハンドル」との出会いで一気に爆発した。
観戦後、満足感と充実感が生まれていた。
振り返ってみれば、ここが自身の転換期だったのかもしれない。
それから徐々に頻度が上がって、週イチぐらいのペースに。
自分でも「ノルニルにハマってきてる…」と自覚するようになった。
ワンマンが近づくにつれ、ライブもどんどん楽しくなってきて、直前には「これはいいワンマンになりそう…」という手応えを感じるまでになった。
(自身がノルニルの楽曲に馴染んできたという面もある)
そして迎えたワンマン当日。
club asiaのステージの上には”ノルニル”というグループが存在していた。
グループとしての完成度はデビューライブと比べたら雲泥の差。
その変化、半年間の積み重ねを実感できたことが一番嬉しかった。
デビューから応援してきてよかった…と心から思えた1日になった。
この先の歩みを見届けたい。
そう思う中で少し心配に感じたこともあった。
満員のasiaをみて
もちろん嬉しかったけど、同時に「こんなに人が来るんだ…」と思った。
普段の対バンを踏まえると、aisaが埋まる感覚は無かったから。
それでもソールドアウトしたのは、各メンバーの前世から応援していたファンが相当数、来場&招待してくれたからじゃないかと思う。
実際に50人以上招待した人もいたようで「前世があること」「既にファンがいる」ということの強さを目の当たりにした。
ノルニルにとって心強い味方であり強力な武器でもあるなと改めて感じた。
反面、「普段来ない人、こんなにいるの…?」とも思った。
ライブアイドルにとってのワンマンは、対バンという日常の延長にある非日常…お祭りみたいなもの。
だから、人が多いのはいいことのはずなのに素直に喜べない自分がいた。
満員のaisaをみながら「今日来てる人、普通の対バンにも来てほしいな…」と素直に思ってしまった。
それが決して簡単ではないことはわかる。
様々な要因で行けない/通うのは無理、ということは理解できる。
自身もそういう選択をしたグループがある。
だけど、ライブアイドルにとっての日常は日々の対バンで。
それが途絶えてしまえば、必然、ワンマンが開催されることもなくなる。
そう思うと、ほんの少しでも…と願ってしまう。
(ブーメランの如く、自身に戻ってくるものでもある)
新規が増えることはもちろん、前世からのファンが日常に戻ってくることも大事なのかなと感じた1日にもなった。
これから
この半年間、問い続けてきた「推しだけじゃなくて、グループとしてハマれるのか?」という質問。
現時点の回答は「グループとしてもハマれそう」となる。
2024年、軸となるグループの一つとして現場に通っていく所存。
まずは前半、東名阪仙ツアーを経てからのデビュー1周年まで。
どんな姿を見せてくれるのかが楽しみ。
ノルニルの皆様、これからもよろしくお願いします。
◆メモ
尺:約70分(11曲)※19:05開演、20:13終演
SE:あり
MC
◆セトリ
本編
SE
01:青春のハンドル
02:Believe in yourself
03:きっと、、好き
MC(自己紹介)
04:ダイアローグ
05:レイン
06:Venus
MC(グッズ紹介)
07:Summer Typhoon!
08:Storyteller
09:夢見花
アンコール
MC(記念撮影、新発表)
EN01:冬空トリップ ※新曲&初披露
EN02:きっと、、好き
MC(挨拶)