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そうだ、引越しをしよう。家探し編。【1】

こんにちは。ゆうきあきらです。

思えば去年からずっと言ってたんですよね、引越しがしたいと。

諸般の事情で延び延びになり、2022年になってさあ探すぞと思った矢先に本業の繁忙期だったり、新型コロナで動けなかったり、本当にまあ…

クッソタイミング悪いんじゃいっ

って感じだったのですが、ついに重い腰を上げました。

兼業ライター、リアルな引越し奮闘記です。誰得?と思いますが、まあ山あり谷ありの体験記になりそうな勢い。

<おことわり>
2022年5月現在の札幌市内での部屋探しのリアルです。よその地域のことはごめんなさい、わかりません。
市内であっても、ほかの不動産仲介さんの事情はわかりません。
特に店名や担当者さんのお名前を明かすつもりはありませんが、もし知りたければ直接TwitterからDMください。よければご紹介しますよ。なにかもらえたり優遇されたりするわけではないと思いますが(笑)。

誤字ってんじゃん…恥ずかしい(笑)。大丈夫、これでもライターやれてますから、多分…うん、多分だけど…。

実のところ。

引越し自体はそんなに…というかまあ急いではなかったんですよ。特段出て行けと言われたわけでもないし(言われかけたことはあります…)、取り壊しが迫っているわけでもないし。

幸運にも、行きつけの飲み屋さんの顔馴染みの常連さんが不動産関係のお仕事をされているとの情報を聞きつけ、つなげてもらおうと思った矢先にまん防でお店が休業…。常連さんの連絡先も知らず、2ヶ月近く引越しの話が止まってしまって…お店が再開した頃には残念ながら部屋探しの繁忙期。高いからやめなよーって言われてまたしてもPending…。。。

正直ここまでくると、心も折れますよね(笑)。これは引っ越しするなってことなのか!?とも思いましたが。。。それでも、ケツを決めないと多分ずっとまたこのままずるずる行くな、と思ったからこそ、期日を決めました。腹を括りました。

今回の条件としては、以下で決定。まあまあだと思う線で引けたのかな、と思ってます。

  • 予算は45k。管理費込みがありがたい。50kは厳しいが出せないわけではないけどできれば45kで。

  • 敷金礼金なしのところ、初期費用が抑えられたらうれしい

  • 会社にチャリで通える範囲のところであればありがたい

  • 間取りは1DKあるいは1LDK、できれば2DKあるとうれしいが高望みはしない

  • 部屋同士はドアなどで明確に区切りたい(マスト)

  • 保証人になってくれそうな身内はいない(両親は高齢)

  • 兄はいるが緊急連絡先ですら嫌だと言われるため無理

まあ、市内中心部地下鉄10分以内圏内だったらこの辺が妥当?ちょっと甘めかなと思う次第でしたけれど。

常連さんのこっそり情報。

たまたま作業後に立ち寄った行きつけで、運良く常連さんに会うことができました。そこでおかみさんの力も借りつつ、部屋を探していることを伝えました。

今回の条件としてはこんな感じである事を伝えました。すると…

「そういえば、この近所に今日空いた部屋あるけど、見に行ってみる?」

へ?
なんだその急転直下な感じ。ジェットコースター的な感じ、いいね!

というわけで連れてってもらいました。
場所はよかったんですが、残念ながらワンルーム…(; ̄ェ ̄)お店から徒歩5分ですから、めちゃくちゃ場所はよかったです(笑)。毎日飲みに行きそうだな、まじで(笑)。

LINE交換したら、ちょいちょい空き物件が出るたびに教えてくれるようになりました(笑)。

諸般の事情。

引越しに腰が重かったのは、実はこの事情が大きかったりします。
というのも

  • 保証人になってくれそうな身内はいない(両親は高齢)

  • 兄はいるが緊急連絡先ですら嫌だと言われるため無理

という2点がすごく大きかったのですよね。特に兄に至っては、入社時の緊急連絡先ですら断られるという有様です。仲はそんなに悪くはないのですが、契約ごとになるとめちゃくちゃ渋られた挙句に親に頼めと言われるので…ハナから言うだけ無駄なんですよね。

実はこれも常連さんに言ってみたんですよね。すると

「法律が変わってね、緊急連絡先なんて、なんかあったときに連絡するだけだから、わたしがなってあげるよ!誰だっていいんだよー。親じゃなきゃダメって決まりはないよ?」

えー、そうなの…。まじか…。
それがあったから、保証人不要のところにも問い合わせしてたんだよ…。

保証人不要、と言う甘い話の罠。

諸般の事情にもあった通り、今回の引越しに当たってネックになったのは保証人でした。

まさかそんなところがあるのかしら?と思いつつ調べたのが

保証人不要

という物件ないし、不動産仲介会社。

したっけ、あるんですよこれがまた。
札幌にもあります。無職でもYouTuberでも生活保護でも大丈夫、という感じのところで、家具家電付きで部屋貸してくれるので、条件合えば即日、身体ひとつで入居ができる感じですね。DVされてる奥さんとかの緊急避難先とかにも使われることが多いのだとか。
しかしなんでYouTuberが挙げられてるんだろうと思ったら、あれも収入の浮き沈みが激しいからなんでしょうか?フリーランス、という意味ならまあ納得ですかね。でもフリーランス=YouTuberって括りもどうなんだ…。

どんなものなのか?

家具家電付きということもあって、どんな部屋なのかを見てみたくなり、問い合わせてみることにしました。それが確か2022年の1月とかくらいだったかと思います。まだ雪深い冬の頃でした。

実際に連絡をくださった方も、現地でアテンドしてくださった担当の方も、

どうしてうち(その業者)なの?

ということをものすごく聞かれました。生活保護なのかとか、定職ついてるかとか、休職するような病気はないかとか、一見するとすごい失礼だなって思うことも聞かれました。ただ、保証人ばっかりはどうしようもないですしね。それが理由だよ、と答えましたが、正直いい気持ちはしなかったです。

それでもわたしも一応上場企業の正職(現場職)ですし、ちゃんとした収入はあります。在籍確認だって取れますし、嘘偽りなく身分証明は可能です。
すると、電話口で

「審査的には問題ないですね」

え、今の審査だったの?ただ質問されたことに答えただけだけどそんなんでいいの?とは思いましたよね。

じゃあなんで保証人が要らないのか。

これ、すっごい疑問だったんです。なんでなんだろうと。

実際のカラクリとしては

  1. この業者が部屋を実際に借りる

  2. 家具家電を備え付ける

  3. その状態で又貸しする

そう、実際は又貸しです。オーナーさんは、この企業と契約していることになっているので、保証人を賃借人が用意しなくてもいいんです。

なので、通常部屋を空の状態で借りるよりも割高です。それでも家具家電がついているなら、今持っているものは全て処分できるしいいだろう、と思ったのも事実。持って行きたくなかったんです、今の部屋の物。

実際に何軒か物件も見せてもらったし、立地も家賃も悪くはなかったのですが、どうしても担当者さんの態度や物言いがどうしても気に入らないのと、足元見てる感じがすごいあったのが許せなくて。
というか、最近も物件見せてもらったのですが、その時の担当者が前回とは別でして。

「え、なんでうちなんですか?ゆうきさんなら審査通れば他の物件借りられるんじゃないですか?」

事情は前回も散々話しているはずなんです。でも全く共有されてないってことですよね、これ。
それって営業として、そもそもの客商売としてどうなんですかね…って正直思います。私も営業は経験があるので多少なりともわかりますが、情報共有されてない状態で、継続対応中の相手に会ったらかなり失礼だと思うんですよ。
その担当者は初対面かもしれないけど、相手にとっては前回も会った会社の人、なんですよ。なんで何度も同じ事を聞くのか?と思うじゃないですか。それだけで機会損失してると思うんですけど…気のせい?

前回の担当者さんが感じ良かっただけに、すごいがっかりしたのでこことはもう縁がなかったと思うことにします。そういや名刺すらくれなかったよこの担当。

SUUMOから、まさかの?

常連さんからも、たくさん物件見とくといいよ、というアドバイスをもらったので、SUUMOとかでちまちま探してたんですよね。ただ、なかなか条件が厳しいのか、うまく物件がヒットせず…。

しかも最近ってコロナのせいもあって、店頭来店にも予約が、とかそんな話を聞いていたので、仲介業者さんの店舗に行くタイミングがわからなかったんですよね。

もういいや、ダメ元で聞いてみようかなと、根城でSUUMOを開きまして。
お気に入りの一番上に登録されてた物件に

「この物件の詳細を知りたい」

とメールすることに。
その時に来店してくださいってなるのか、予約できるのかとか、教えてくれるでしょ、そんな気楽な感じでした。

連絡までの所要時間、5分くらい?

うちのスマホがぷるぷるしたのはそこから5分程度でしょうか…。
なんだろうと思って開いてみると、

仲介業者さん!!!返信はっや!!!

えー、めちゃくちゃ早い…しかもお店が根城から近い…。
これ、行くしかなくない?ということで急遽内見できないかお願いしてみることに。

是非!お待ちしてます!

となんとも心強いお返事を頂いたので、急遽行ってくることにしました。

お店までのGoogleマップのリンクを送ってくれるなどの気配りにびっくりしつつ、開いてみるとなんとまあ

口コミ高評価!

そりゃそうだよ、ここまで気配りできたらそうなるわ…と思いつつ、軽く迷子になりつつ、やっとお店に到着。。
どこに行くにしても、迷子はもうお約束なのかもしれません、わたし(; ̄ェ ̄)
しかもいつも通る道なのに…なぜ迷うのかそこで…。
まあ、お店あるなんて気づいてなかったしね(苦しい言い訳。笑)。
とはいえ、仲介業者さんで星4.8とかすごくないです?普通なのかな…。

え、なんかこわそうな人出てきた…

お店についてドアが開いた瞬間に元気なご挨拶をいただき、お約束してましたゆうきですー、と名乗ると、お待ちしてました!どうぞ!と…え、ここ仲介業者さんだよね…?と少し混乱しつつ。

優しそうな女性の方が、冷たいお茶を出してくれて(これ地味に嬉しかった)アンケート書いてくださいと。
おそらくこの方が担当さんなのかしら、と思って、GoogleマップのURL助かったことをお伝えしたところ

迷いませんでした?

ええ、ガッツリ迷いました逆行きましたって言ったらめちゃくちゃ笑われました…。
あ、担当戻りましたので代わりますね、と女性が席を立ち、どん、と誰かが目の前に座ったのは気配でわかりました。
アンケート用紙からふと目をあげたら…

え、なんか輩みたいなひと出てきた…(超失礼)

めちゃくちゃびっくりしました。だってほんとに夜にすすきの歩いてても全然違和感ない感じだったし、めちゃくちゃ体格いいし、え、ちょっとまって他の担当さんはみんな普通なのにめちゃくちゃ怖いよごめん店間違ったって言いたいけど名乗っちゃってるし名前書いちゃったしもう無理だよねうわーーーーーってぐるぐるしてたらば。

「僕、今回担当させていただきます○○です!」

元気よく名刺をいただきまして。
よくみると店長さんでした…。お、おお…こちらこそよろしく…と思いつつ。

ヒアリングからの状況把握早っ!

問い合わせした物件とアンケートを軸に、店長さんのヒアリングが始まります。とは言っても

  • 予算

  • 譲れないもの(トイレ風呂は別がいいとかオートロックがいいとか)

  • 駅からの所要時間の許容範囲

くらいですかね、聞かれたの。あとは引越し理由は聞かれましたが、話しやすいフレンドリーな感じで、めちゃくちゃテンポよく進みました。関西系なのかな、関西弁も相まって人懐っこい感じでした。
ゆうきさんのあたらしいお部屋、僕が探しますね!というまるでCMのようなセリフを聞きつつ、お手並み拝見です。

5分もしないうちに不動産特有の、外観と間取り図の印刷が次々に出てきます。わわわわわ…とわたわたしてる間にどんどん渡されるので、ちょっとまってちょっとまって状態でした(; ̄ェ ̄)

でも、ちゃんと今回の条件通りなんですよ。はー、この短時間にすげー能力よなーと、ある意味感動してました。
まあ、ある程度はアンケートに書いてあるし、ヒアリングの時にも答えてますしね。これで的外れ出してきたら怒りますが(笑)。

え、すごい条件通りばっかり…

と呟いたら、そりゃそうですよ!伺いましたもの!ですって(笑)。ほんと憎めないな、この店長。輩なんて言ってごめんね(笑)。

見たいところあったら言ってくださいね!と言われていたので、SUUMOのお気にいり登録していた物件も何軒かリクエストしました。あー、ここですね!行きましょう行きましょう!と、嫌な顔せずににこにこ印刷した間取り図が出てくるのは面白かったです(笑)。

結局20以上も出してもらったのでしょうか…。その中から厳選して内見させてもらうことにしました。
ただ、連休中ということもあり、管理会社が休みだったら次の機会に、ということも言われましたが、それは仕方ないもの。店長さんが悪いわけではないので、そこは快諾しました。見せてくれるだけありがたい。もっと後になるかと思ってたので、このフットワークの軽さはとても良かったですね。

トンデモ物件に翻弄される。

仲介会社のキャラクターがドーンと描かれた社用車に乗り込み、軽く市内をツアーするような道順で内見の旅がスタートします。

これ、あとから常連さんに聞いたのですが、仲介営業って一応型があって

  1. 殺し

  2. 比較

  3. 落とし

というのがあるようなんですね。1番目は問い合わせてきた物件、2はそれと同程度の別の部屋、3でちょっと条件に合わないような、例えばちょっとだけ予算オーバーだけど…的に出してくるアレですね(笑)。今の部屋もそういえばそうだったわ…とか思い出しました。条件いくつか合わなかったな。

なんとなく狙いが透けて見えるような道順での案内に、ああたぶんこれのことかと思いつつも見せてもらうことにしたのですが。

うーん、なんか違う?

私が指定した条件通りの間取りなので、ほぼほぼ同じような間取りのところなのですが、陽が入らずひたすら暗いところだったり、吊り戸棚に手が届かないところだったり、いろいろあるわけです。

中には、妙な隙間(というか構造上致し方ないような隙間)があって家具の配置に困る部屋もあったりで、間取り図だけを鵜呑みにはできないなーというのはすごい痛感しました。

場所はいいのに、部屋があんまり…とか、部屋はいいけどちょっと遠いなとか、チャリ置き場がそもそもないとか、やっぱり見てみないとわからないものです。
しかもわたし背が低いので、あまり高いところにものを置けないし、地震なども多いから高いところにものって置きにくいんですよね。

内見が進むごとに無口になっていくわたしに、店長さん何かを感じ取ったのか、最後次回のお話もしたいのでお店に戻りましょうか、と提案してくれました。

再チャレンジの提案。

お店に戻った後、開口一番に店長さんがこんなことを。

  • 今日は急ごしらえで調べたところに行ったから、あまり準備できなくてごめん

  • 次はちゃんと準備して物件用意したいからもう一度店に来てほしいが可能か

  • 好みとか要望もちゃんと把握したから次も任せてほしい

別に急ごしらえというか、急に来店したいと言われて内見したいと言われたらまあ、そんな程度なんじゃないのかな、と思ったんですけどね。よっぽどわたし顔に出たのかな…(; ̄ェ ̄)ごめん店長さん。

好みの把握はめちゃくちゃ早かったし、特段よそで同じこと繰り返すのも面倒だったので、そのままお願いすることにしました。すると

「ゆうきさんお忙しいかと思うので、僕が代わりにお部屋探します!ゆうきさんは探さなくて大丈夫です!もし見たいところあれば、情報のURLだけください!」

お、おお…そりゃ助かるよありがたいよというよりGWってうちのお客様も休みだから暇なんだけどな…と思いつつ、まあこのセリフにやられたのは事実です(笑)。

他の担当さんがどんな感じか分からないのでアレですが、すごい頭の回転早そうな感じでした。あー確かに営業向きだわって感じ。見た目輩だけどギャップがすごい(笑)。

帰りは外までお見送り頂いて、とても丁寧でした。あの高評価、納得ですよ…。うんうん。

経験から学んだもの。

わたし自身もほぼ10年ぶりの物件探しだったので、当時の常識が現在の非常識になっていたりすることも多々あるんですよね。ちょっと列挙してみますね。

  • ネット無料は増えている。

  • しかしネット無料なのは低速なものが多く、帯域変更などの契約変更が必要になるので結果無料では使えない。

  • 体育座りしないと浸かれない浴槽は減ってきている

  • オートロックやエレベーター付きの物件も増えている

  • 保証人、というよりも保証会社を入れてほしいオーナーさんが多くなっている

へー、でした。眼から鱗ですよ。今の家借りた時は何も疑うことなくネット環境は自分で用意するの当たり前でしたしね。保証会社も今の部屋で初めて入れましたし。

というわけで、今回は初回の内見までをまとめてみました。この後実際に内見で3回、この店長さんにはお会いしてるんですが、本当に毎回丁寧なアテンドと説明を頂けるので、すごい安心して任せられました。

ただし見た目が輩…(ひどい。笑)

予期せずにまたしても連載企画になっちゃいそうでしたので、ここもまた準備が出来次第マガジンにまとめていきますね!
もし良ければ、わたしの部屋探し、一緒に見守ってください!(どゆこと。笑)。

というわけで。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
それではまた。
ゆうきあきらでした。

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