発熱外来でPCR検査したらコロナ陽性→自宅療養になった話。【2】
こんにちは。ゆうきあきらです。
前回、新型コロナウィルス陽性判定を受けて、自宅療養になった話を書きました。
陽性公表後、またこの記事公開の後にもたくさんのお見舞いのリプをいただきました。本当にありがとうございます。
お陰様でこの記事を執筆している時点では、症状もだいぶ収束の兆しを見せており、ほっと一安心、と言ったところですが、まだまだ予断を許してはくれません。
今回はDay3からの状況をまとめてお伝えします。
万が一の時の参考になれば幸いです。
※実際判断に困るときは、管轄の保健所やお医者さまにご相談くださいね。
Day3:喉が千切れそう…?
熱自体は平熱よりも低かったものの、明らかな違和感としては
喉から胸にかけての異物感、
というか、不快感というか、灼けるようなトゲトゲしたチクチク感でした。花粉症の方なら経験があるかと思いますが、喉に張り付くようなチクチクしたいがらっぽさ、とでもいうのでしょうか?そんなのが喉から気管支にかけてべったり広範囲に広がってるような感じです( ̄エ ̄;)。
声は完全にささやき女将かオネエか、と言う感じで、一生懸命発さないと、誰もが聞こえる音として認識して貰えないくらい枯れました。
普段他よりも声を出す仕事をしてるので、もう間違いなく仕事になりません(安心しろ、そもそも出来ない。笑)。
身体に響く重たい咳や痰も継続していたのですが、これがまたしんどくて…
喉千切れるんか…?
って思えるくらい、都度灼けるような痛みがあり、咳が出なければいいな、と祈るような感じでした。
そんなときに限って、電話対応が続く…
現状、保健所からの連絡もなく、ただ自宅待機の状態だったわたし。シフトで回している仕事がどうにも気になって、まだ忙しくないであろう先輩に連絡を取りました。
わたしがPCR検査を受け、陽性と判定された時点でボスは既にシフト調整に動いてくれてました。残りのメンバーもシフト変更に応じてくれたようで…嗚呼申し訳ない。
その後ボスからも連絡をいただきました。
ほんと、職場のみんなや上司には恵まれたなぁと思いました…ほんとありがたい…ありがたいよ…
そしてぼんやりテレビを眺めていた午前9時過ぎ、見慣れない携帯電話からの着信があり、恐る恐る出てみたところ保健所からの連絡でした。やっとか、と思いつつ。
ただ、ここ最近の感染再拡大を受けて、保健所も処理が間に合っていないらしく、遅くなってしまって申し訳ないと何度か謝られました(^^;)。謝って貰っても…と思ったのも事実ですが、連絡が来たことで、自分の中では一段落ついたな、とほっとしたのも事実です。
自社内での攻防
時を遡ること数日前、自社の勤務表の件で連絡を寄越した職長に、コロナ陽性で自宅療養中と伝えたところ、以下の情報共有がありました。
「新型コロナウィルス感染に伴い自宅療養されていた期間について、指定の書類等の準備が整えば福利厚生保険の入院保障の対象として申請可能となる場合があるそう。
手続きの方法や詳細は自身で下記コールセンター窓口へ直接問合せるように」
要は、会社で加入している団体保険から給付金が下りる?らしく、その手続きを自社の担当窓口に問い合わせて欲しいとのことでした。
喉痛いのになー、と思いつつ、電話をしてみたのまでは良かったのですが…
長いこと複数拠点にてお客様応対品質を担当している身(浜言葉だけど)としてはちょっとどころか、かなり首を傾げたくなるような対応で、正直どこにこのもやもやをぶつけていいのかがわかりません(笑)。
久々に聞きましたわ…喧嘩腰の相槌。だったら相槌打たない方がまだマシです。ある程度の方言とか地域的なものでそう聞こえてしまうと言うならまだしも、そうではなさそうだったので、恐らくは対応した人間のクセなんでしょうね。
少なくとも専用窓口を謳って居るところに勤務してるのであれば、想定される問い合わせくらいしっかり把握しておけよ、とは思います。
かけてくる人は「電話に出た人がその件を一番良く知っているひと」っていう認識で電話してくるんだから。あなたが分からないとこっちは永久に分からないんですよ?( ̄エ ̄;)
最終的にはいつからいつまで何日間療養をしたのか、というのが市保健所の管轄で管理されるため、療養完了後の証明書が発行されてからの手続きとのこと。
また、このご時世処理が立て込んでるらしく、かなり待つかも、とは言われましたが、こっちとしては貰えるだけ有難いのでそこには文句を言いませんけどね(笑)。
今回の手続きは結構早かった。
予告通り、保健所からのWebページの案内がSMSで到着したのが、その日のお昼過ぎでした。ぱっと見迷惑メールみたいにも見えるでよ…( ̄エ ̄;)
一応療養先として
・医療機関へ入院
・隔離施設への入所
・自宅療養
と選べたのですが、移動が面倒だったので自宅療養を選択。てか入院するまででもないし、ホテルステイの荷造りが面倒だし、ということで。
とはいえ最終的には
自宅療養です
って決められてたんだけどね…何で聞いたし…( ̄エ ̄;)
まあ、勝手知ったる自宅の方が何かと楽ですしね。でも非日常を味わったり、ゆっくり休みたいなら療養施設入所でも良かったのかも。
ほかの方の手を煩わせない、という意味では、自宅療養が第1優先になるのは仕方がないですよね。幸いまだ自分で自分のことは出来るから。
Day4:何となく急性期脱出?( ̄エ ̄;)
今回の療養のターニングポイント、と言えばたぶんこの日です。前日まで千切れそうだった喉の痛みが、ん?と思う程度の違和感まで減り、咳は出るものの身体のダメージはそこまでではない、という程度まで落ち着きました。
但し声の調子は戻らず、ドスの利いたオネエか、モスキート音で喋るささやきおかみか、の世界でした(笑)。
毎日の体調申告、始まる。
保健所からSMSが届き、毎日の体調管理を求めるWebフォームのURLがついてました。というか本当に迷惑メールと勘違いしそうだから少し工夫した方がいいと思うんだけどな…(; ̄ェ ̄)
URLにアクセスすると、Webフォームが登場します。
入力自体はチェックボックスやラジオボタンで選ぶだけなので、あまり困ることはありませんでしたよ!
ここに記入して8時半までに送ってね!がルールでしたが、すっかり忘れて看護師さんから電話来ました(^^;)。
フリー入力にいろいろ書くと、看護師さんが電話で回答してくれたりするので、送りっぱなしではないんだな、ちゃんと見てくれてるんだな、という安心感を得ることができました。
戦いの痕跡はしっかりあった(^^;)
ほんとマジで引きました( ̄エ ̄;)。ウソだろ!?って変な声出ました(笑)。
発熱や咳ってほんとに体力消耗するんだなぁ…としみじみ思いました。体重は増えないにせよ現状維持かしら、位に思ってたらあーた…。しばらく見たことない数値叩き出すとか何で今よー(号泣)。
確かに先日ワンサイズダウンで新調したジーンズがやたら緩いな、とは思ってたんですけれども…(^^;)。
まあでもこういうときに減ったものって、それ以上に戻りますしね(笑)。それでもまだ痩せられるわ、って思えた出来事ではありました。
不健康に痩せちゃだめですよ(自戒をこめて。笑)。
Day5:固形物ってありがたい!
隔離生活5日目にもなると、熱が出ることもほぼなく、ごくごく普通みたいに生活することが出来るようになります。但し、体力は確実に落ちてるので、ひたすら眠いし疲れます(^^;)。
痰の絡むような咳は若干出るものの、喉の痛みはすっかり抜けて、飲み込むときに違和感?みたいな感じてしょうか。辛いものを食べた後、みたいなそんな感じ?(^^;)分かりにくいですね(笑)。
ぼーっとしてても仕方ないので、note下書きしたり、家事を休み休みしながらのんびりしてました。
固形物が食べられた!
わたし体調崩そうが高熱出そうが、基本食欲って落ちないんですよね(^^;)。これ、多分実家の両親の教えだと思うんですが
食わねばなおんね(食べなければ治らない)
の精神、とでもいうのかな…どうしても食後に薬を飲む関係上、何かかんか食べなさい、という家だったんですよね。どうしても無理ならプリンとかゼリーとかの喉越しの良いもの。
さすがに昔、入院中にマクドを差し入れされたときは泣きました…食えるかー!って若干キレました(親不孝。笑)。好きだから良いだろうと思ったらしいんですが、入院中の病人にマクド、という発想のうちの両親よ(^^;)。
今回はほんと嚥下出来ないくらい喉がしんどかったので、冷たく冷やしたウィダーインばっかりだったんですよ。温かいもの食べたいなぁ…と思っても、パスタを茹でる気力すらなく。あえるだけのパスタソースもあるのに食べられない…
ただこの日。無性におなかが空きまして。
あ、そうだいいもの買ったんだ!と思い出したのがこれ。
ローソンのブランパンは日々お世話になりっばなしですが、冷凍のクロワッサンがあることを知りませんでした(^^;)。常温のデニッシュパンは知っててたまに食べます(笑)。
袋から取り出してレンチンで解凍、その後トースターで1分半(1個あたり)焼けば良き、というお手軽さ。なのに
めっちゃバターのいい香りとサクサク感
や、これふつうの時でもストックしたいな!って位美味しかったです( ´艸`)。めちゃくちゃ旨い!
目玉焼きはシンプルに、と思ったら余熱で火が入りすぎちゃいましたが美味しかったです!
その後めちゃくちゃおなかきつくて大変でしたが、ちゃんと噛んで飲み込めるって有難いなってしみじみ噛み締めました(^^;)。
普通にそのまま食べましたが、横に切り開いてハムとチーズ挟んだり、タマゴサラダ挟んだり、ツナサラダ挟んでも美味しいです。普通に美味しいパン、と思っていただければ(笑)。
パルスオキシメーター、唐突に到着。
貸出をお願いしていたパルスオキシメーターが到着しました。
メール便で来たんです。それはまあいいんですが上記指定があったためか、配達してくれた佐川さんが玄関ドアの新聞受けにかなり頑張って突っ込んでくれました(笑)。
ゴトっ、ごそっ…ガサガサガサ!
めちゃめちゃ音してびっくりしました(^^;)。何事!?ってビクビクしながら玄関先を見に行ったら、原形を辛うじて留めた札幌市の茶封筒…(笑)。
頑張って投函してくれた佐川さんもGJですが、なかなか保健所も無体な依頼をするものだ…と苦笑いでした(笑)。
確かに手渡ししちゃったら、ドライバーさん濃厚接触者になっちゃいますもんね…(^^;)
しっかりしたものを貸出して貰えました。どうやって測定してるんだろう?と思っていたら、フォロワーさんが教えてくれました。
さかいさん、ありがとうございます( ´艸`)。日本人の発明、てことすら知らなかったので、療養期間中にお利口になりましたよ!(笑)
期間終了後に返してね、と返却用の封筒付きでした。切手も貼ってあったのですが、ここまでしないと返して貰えないのかなぁ…と、少し世知辛いものを感じました(^^;)。
Day6:ハラヘリオス、降臨!
この日、声がやっと元に戻りました!オネエからの脱却、ささやき女将からの卒業(笑)。話すことは電話以外にないものの、声を出すことがストレスだったので、これはちょっと有難かったです( ´艸`)
しかしながら、夜中に突然やってくる咳発作のようなラッシュが地味にきつくて、マスクかなぐり捨てて咳き込む時間が30分~1時間程度続くのは完全に予想外。朝起きても眠くてフラフラでした。
おなかがすきました(お風呂がわきました、のノリ)。
夜中にゲホゲホやったせいなのか何なのか、起床直後から極度の空腹感に見舞われました。前日多少なりとも食べていたからなのでしょうか?空腹感とめまいでなかなかつらい。
何かお願いしようかな…と、Uber Eatsのアプリを開くと…
松屋!?しかも3件!?(笑)
確かにうちの近所、松屋が多いのは知ってたんですが、まさか配達可能店舗が3件もあるとは(笑)。
ちなみに、松屋は夜勤前のごはんをよく食べに行くお店でもあるので、馴染みといえば馴染み。お店で出してくれるお味噌汁が大好きです( ´艸`)。
今回はプロモーションコードで無料になったので、有難く朝からがっつり行くことにしました(笑)。
外出禁止とはいえ、一応妙齢の女性としては、朝の9時からどんぶり飯をかっこむなんて、エレガントに欠けるわーと思いつつ、空腹には勝てません(笑)。
ねぎ塩豚焼肉丼と豚汁、温泉卵のセットでお願いしました。実は牛よりも豚が好きなので、豚肉メニューが充実してる松屋大好きなんです( ´艸`)
届いたときにはまだまだほかほかで、きれいに置き配してくれて写真までつけてくれたドライバーさん、崩れないようにきっちり袋詰めしてくれたスタッフさん、ありがとう!
わたしのはらぺこなおなかは半分で満たされました(^^;)。残りはお昼にいただきました。
わたしが固形物をちゃんと食べられるようになったことを、一番喜んでくれたのは相方でした。食べられないながらも、ゼリーとかで栄養取って、最終的に辻褄あえばいい、という考え方なのですが、食べられないことに罪悪感を感じることもなく、
食べられるようになったら食べよー
って気楽に考えられたのは大きかったかも知れないです。ちゃんと食べられるようになったら安心だ、と言ってくれました。
発熱外来の請求書。
夜にゴミを捨てにこそこそと外に出て、ポストを覗いたら請求書が来てました。正直もっとかかるか?と思っていたのですが、こんなもんなのでしょうか…?
PCR検査にかかる費用は公費負担になるので、この請求には載っていませんが、「検体検査管理加算」という謎の費用加算…素人には分かりませんが、何してる費用なんでしょうね(笑)。
自宅から歩いて30分位の所にも大きめの総合病院があるんですが、仮にこっちに行ってたら倍以上は掛かってたはずです…。悪徳すぎて何度か泣かされました( ̄エ ̄;)。
とはいえ、しんどいときに行くのが病院。言われるがままに払っちゃうのが人間の心理ですよねぇ(^^;)
療養の日々はまだまだ続くよ
というわけで、3日目~6日目のツイートと共にまとめてみました。
急性期を脱出したあと、だるさや疲れやすさはあるものの、発熱や喉のイガイガがないだけでこんなに楽だったのか!と思うくらい、前回の状況とは激変ですよ、げ・き・へ・ん(笑)。
このターンは比較的事務作業が多かったのですが、お勤めの方なら会社、フリーランスの方もご自身での加入の保険、その他諸々の申請で給付を受けられるものもありますので、ここは見逃さないようにしましょう!だって仮に1日5000円として10日間=5万円ですよ!?大きくないですか?
手続きや準備は確かに面倒ではありますが、療養明けでも大丈夫なので、時間のあるうちに下準備だけでもしておきましょうね。
わたしの個人的な拙い経験ではありますが、何かのお役に立てば幸いです。
ただ、実際は管轄の保健所やお医者さまの指示に従ってくださいね。
ここまでお読みくださって、ありがとうございます。
皆様どうか、ご安全に。
ゆうきあきらでした。