ふと思い立って書いてみた話(と裏話)。
こんにちは。ゆうきあきらです。
オリンピックが嵐のように終わり、終わった途端にびっくりするような気温ですよ札幌。20℃ありません(笑)。
どうせ走るなら今日みたいな日に走ったらよかったのに(雨はともかくとして)と思ってしまうこの頃です。
さて今回は珍しくこんなことをしてみました。
いやー、下手したら手癖だけで2000文字を費やしてしまうだらだら型のわたしが、文字数制限のある企画に乗っかれるの?な裏話です。
そもそも。
メルカリさんの企画なんですね。どんな趣旨かも読み飛ばして書いてしまった俺のヴァカ(笑)
しかも、捨てることを書いてはならん、という大前提のレギュレーションがあったとは(そこからか。笑)。
まあフリマアプリ、フリマサービスだから当たり前と言えば当たり前ですよね。ものへの思い入れと、そこに折り合いをつける話を求めてるのかとも読めたのですが、深読みしすぎでしょうか。
メルカリさんの「モノガタリ」ってなんか独特なフォーマットに文字を起こしてくださるようで、まるでパラパラとめくる豆本のような画像が生成されてて感慨深いものがありました。
とはいえ公開されるときは
単純に縦スクロール
なんですけどね。なんじゃそれと(サーバ容量的な話なのか)
あ、これスマホで作業してます。途中めちゃくちゃメモリ食われてえっらいストレスでした。無理やりスマホでやってるわけではないのに、うちのPixelの固有の問題なのでしょうかね。
補足をすると。
後出しじゃんけん的でかなり卑怯ですが、1000文字に纏めきれなかった補足と背景を。
これお笑いでやるとオチ殺しネタ潰しになるので禁じ手なんですけど(笑)。お笑いじゃないから許してもらいましょ!
んと、この話は実話です。緑色の蓋のオルガン、商標的にアレかなと思ってぼかしましたが、Victorのオルガンでした。ニッパーマークついてたかな。記憶ないや。
ちなみにニッパーは、Victor犬とも呼ばれる、スピーカーの前で首傾げてるわんこの名前です。
これは拾い画ですがまさしくこんな感じでした。鍵盤の蓋が緑色。前面のパネルは白でした。足はシルバー。なっつかしいなぁ。でもなんでこんなん家にあったんだろ?
うちの両親も多分記憶が定かではないだろうし、最早その経緯や真相にたどり着くことは不可能かと思いますが、昔々うちの父が百貨店の家電売場にいたので、もしかしたらその絡みか何かではないかと思ってます。
因みにオルガンのイスだけまだ実家にあります(笑)。
どちらかというと、学校の音楽室のピアノの横にひっそりおいてある系か、幼稚園とかの広間に置いてありそうな感じでした。音もそんな感じ。モーターで風を送って音を出す、みたいな
電気式鍵盤ハーモニカ
みたいな感じ、といえば分かりやすいですかね?
ピアノ上手な先生が、
「じゃあ今日はみんなでおうたを歌いましょうねー」
って言いながらおもむろに蓋開けてスイッチ入れて、みたいなシチュエーションに出てきそうなやつです。
かろうじて出来たのは音量の調節位だった記憶ですが、如何せんこの広いネットの海を彷徨ってもほぼっほぼ情報がありません。出てくるとすればビクトロンですが、コレジャナイ。
エレクトーン的な感じのナリをした多段鍵盤構造のオルガンなんですが、エレクトーンはヤマハの商標なんです。その他メーカーにより商標は様々で
どうでもいい豆知識なのでテストには出ませんが、商標は正しくね(笑)。
でも個人的にはブラザーが電子オルガン市場にも参入してたのは驚きでした。詳細は謎なまま、CMだけ見つかりました(笑)
まあでも正直この辺はヤマハの独り勝ちなんですかね。エレクトーン習ってる!ってともだちはいても、ドリマトーン習ってる!ってともだちはわたしの周りにはいませんでした。
ドリマトーン自体も2016年に終売になっているそう。
現行で入手出来るのはヤマハのエレクトーンとローランドのミュージックアトリエのみのようですが、ミュージックアトリエは習い事、というより純粋に楽器(音楽活動的なアイテム)としての側面が強そうですね。
実際は。
バス待ちしてたバス停の近くに某有名メーカーのお店があったんですよね。当時珍しく楽器専売の路面店で、薄暗ーい入りにくーい感じ、と書くと営業妨害になりそうなのでやめときます(笑)。
バスで帰るということから、当時わたしは免許持ってなかったはずです。
もし車で来てたらそこでオルガンに再会はしないのですが、もし車だったら店に交渉して持って帰ってたと思います(笑)。
この話、実は数年前にふと思い出し、母にしたことがあったのですが、母はまったく覚えてませんでした(笑)。
かろうじて家にオルガンがあったことは覚えてましたが。
楽器屋さんの前での話、ということから、恐らくは最後の持ち主がピアノ或いは電子オルガンに買い換えたことで引き取りしてもらったんでしょうね。今ほどゴミにうるさくない時代だったにしても、さすがに不法投棄もできないし、持ってってくれるならそれに越したことはないでしょうし。買わないのに引き取ってよってのも考えにくいけど…まあありといえばありか。
時間にしたら邂逅は5分くらいでしたかね。自分の字っていくつの時のものでも分かるじゃないですか。ほんとそのまま鍵盤に書いてありましたし。
まあもっとも他にない目立つ風貌だったので、恐らく蓋が開かなかったとしても、うちのだ!って分かったと思います。
あのときはこどもだったから。
でも…手放すタイミングとして、引越って結構順当ではありますよね。今で言う「断捨離」というか。
自分がちゃんと弾けなかったのもありますが、やっぱり部活が忙しくて構ってる暇がなかったとかそのタイミングを上手く狙われた、というのが大きいかもしれません(笑)。
親同士の話なんて、子供の意向はそっちのけで決まったりしますしね。少なくともうちはそうでした。
それでも音楽は好きだったし、当時から傾倒してたTM NETWORKの影響もあり、専門学生時代のバイト代はヤマハのシーケンサーに消えましたし、社会人になってからの初ボーナスはシンセサイザーに消えました(笑)
その後、自主制作レーベルの方と知り合って作品を提供したりと音楽活動に傾倒。
数年後に自らの手売りで作品集を作ることになりまして(既に廃盤)。
その時の1曲目は、あのオルガンで作った曲なんですよね。今思えばほんっと大したことない感じですけども。
ああ、やっとここまで来たなぁ
音色をオルガンにして弾いてはみたものの、なんかめっちゃかっこいいというかかっこよすぎるんですよ。アタック効きまくりでソウルフルすぎるというか。ソレジャナイ。そもそもそんな曲じゃないし。
どれを選んでもあの音にならないし、あの音に出来ない。
結果無難にまとめて音色作ってやりましたが…ほんとならあのオルガンの音を録りたかったです。
電源入れるともわっとするほこりくさい排気がでて、ぷぉぉ~ん、って気の抜けた音。
多分似たような音は聞けても、あの音にはもう出会えないな、と思うと、見た景色がセピアになっていくように、音もノイズが乗って過去のものに、ゆっくりと美化されていくのだろうと思います。
今は時間的な余裕のなさを言い訳に、音楽からは半ば足を洗ってしまいました。
それでもまたいつか、ゆっくりと鍵盤と戯れる時間がほしいな…と、手元のシンセサイザーを手放せずにいるわたしです。
というわけで、補足というか資料というか、普通に記事書く勢いでリサーチしてしまいましたが後悔はしてません(笑)。
良かったら
ゆうきやっぱり短文書くセンス皆無だな(嘲笑)
くらいの勢いでお読みいただければ幸いです。
(だって取り下げ出来ないんだもんしょうがないじゃん)
ほんと毎度長々とここまでお付き合いいただきありがとうございます。
それではまた。
ゆうきあきらでした。
補足の補足。
すっかり補足を忘れていたのですが、この緑色のオルガンが実家にあった経緯、やっぱり父親の仕事の関連でした。展示会でもらってきたそうなのですが…よく持って帰ってきたなこんなの(笑)。
以上、補足でした。
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