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取材ってしてみたい!

今でこそネットで何でも調べられるいい世の中で。
子育てしながら小説を書いていると、ちょっとどこかに調べに出かけるってことが出来なくなった。
だからネットの便利さには感謝している。

調べものがあると、昔はよく図書館に通った。
そもそも図書館という場所が好きで、あの静けさだったり空気だったりがすごく落ち着けた。
図書館司書の仕事をしてみたいとも思っていた。
今は家の近くに図書館があるけれど、あまり行くことはなくなってしまった。
本を開くということも好きだし、今でも調べたいものによっては本の辞書を開く時もある。
この間は、『色の辞書』という本を買ってみた。
読んでみてめちゃくちゃ面白くて、こんな色の表現ってあるんだ!と感動した。
案外、私は小説で色の表現を乱用しがち笑

とにかく調べものはネットがほとんどだけど、実際に見たい、聞きたいと思う時もある。
ネットやテレビの情報ってインプットしてもすぐ流れていってしまう気がして(私だけ!?)思いついたものは忘れないように必ずメモするようにしている。
でも、こんな世の中だからこそ、実際に取材してみたい!と思うことがある。

名が売れなければ、編集部側も作家にそれだけの時間もお金もかけられないんだろうし、個人で取材っていっても「夕雪? だれそれ」そう言われて門惨払いされるのが落ちだろう。
でもやっぱり取材って憧れる。

漫画家をしている時、一度ロックオペラのハムレットのメディア試写会(舞台だから試写会って言わない?)に連れて行ってもらったことがあった。

当時はビジュアル系バンド全盛期で、少女漫画でもよく登場していたし、アシスタントで行った先生が何も知らず使った主人公の名前が、あるバンドのボーカルのフルネームで「好きなんですか!?」と、たくさんの手紙が届いた。なんて話も聞いたことがある。

メディア試写会では、ファンではない観客ばかりということもあって、静かに集中して観れたという記憶がある。

すごく感動はしたけれど、結局私はそういった漫画を描くことなく終わってしまった。

それでも、イメージだけではなく、自分の目で見たものや聞いたことって、リアリティがあると思う。それを私が表現できるのか!?は別問題だけど……。

私はとにかく調べることが好きなので、それだけで力尽きるなんてこともあるが(だめだめ)いつか、実際の場所や人物の取材をして、それを小説に活かせるようにしたい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 夢だった小説家として、沢山の方に作品を読んでいただきたいです。いただいたサポートは活動費と保護犬、猫のボランティアの支援費として使わせていただきます。