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「宇宙ラジオ」のキャラ名語り

自創作「宇宙ラジオ」のキャラ名についてまとめ。長い。ほぼ自分用。
画像は来栖久住氏のイラストを使用しています。

・天神蒼:てんがみあおい
好きな漢字+好きな漢字+好きな漢字=これ。大分アホみたいな理由。
ちょうどこの時プレイ済だった『Tengami』というゲームがあることを思い出して、それを漢字「天神」に変換して、「字も読みも格好いいから」と採用。本編で「同名のゲームアプリのレビューが〜」とか書いてるけど、本当に存在するゲームです。
下の名前は男女問わず使える名前にしたかった(天神は性別をきちんと定めていないから)かつ綺麗な名前にしたかったので、独断と偏見のもと「アオイ」に決定。「碧」や「葵」だとイメージが女性に偏る気がしたので(特に前者は昔クラスメイトにいた女の子の名前)、ギリギリどっちにも取れそうな「蒼」で採用。取れるか?

・花峰さくら:はなみねさくら
女の子らしい名前にすることは決めていた。特に容姿が美少女には遠いのに名前は可愛いという、名前負けは意識した。でも笑うと名前の印象がちゃんと追いついてくる、そういうイメージは目指した。
可愛いものの象徴として「花」、「峰」は勝手についてきたのでそのまま採用。
下の名前は個人的に大好きな花である「桜」から。漢字表記と悩んだけど、ひらがなの方が柔らかい雰囲気が残せるからその方が良い、特に笑った時の雰囲気を思うなら他はないと思い、「さくら」へ。

・星野友月:ほしのゆづき
当初名前はなかった。何なら外見イメージもなかった。結局色々な考えの末どちらも作ったけど名前の方は割と長いこと(仮名)の表示がついていた。その所為か中々覚えられなかった……恐らく名付け最難関だった人。実際主人公なのに天神や花峰より後に決まってる。ちなみに唯一、明確に知ってる限りの実在人物の名前に由来しています。上も下も。
下の名前は「夏月」で「なつき」みたいな「一応雰囲気では読めるし、音的にもキラキラまではいかないが、正規では読めない名前」にしたかった。ここで唐突に昔の同級生の愛称が「ゆず」で可愛かったことを思い出し、ここから逆算して「友月」にした。作中での愛称も「ゆづ」ではなく「ゆず」なのは字面の良さとこの経緯の名残。
思えばこの名前の時点で既に普通と非凡の入り混じる子だったんだな……。

・森城葵:もりしろあおい
完全に予定外で生まれた人。悪い子にする予定は当初からなかったので、他のメンツ同様好きな漢字を全体的に使ってる。
「森城」は突然降ってきたもの。字面が良かったのでそのまま一発採用。
下の名前は天神で没にしていた「碧」or「葵」をサルベージ。天神と違い明確に性別(女の子)を意識したのでその2つから。「碧」だと色のイメージが強く、「蒼」とダブり気味になるので「葵」になった。

・鈴山奈々子:すずやまななこ
作中では原則「すーちゃん」。
絶対捻りのない、一発で読める名前にはしようと思った。呼び名が「すーちゃん」だけど「す」で始まるのが名前じゃなくて名字であることに深い意味はないです。これはみーちゃんも同様。
最初は鈴木にしようと思ったけど、個人的に「佐藤、鈴木、高橋」はあまり使いたくなかった。ありふれ過ぎてるのは何か嫌だったので。なので「山」。
下は「子」の付く名前にしたかった。これも性別意識(女の子)によるもの。最終的に「可奈子」「美奈子」「奈々子」で悩み、「奈々子」へ。「奈」の字も相当使いたかった記憶。

・光久雄紀:みつひさゆうき
作中では原則「みーちゃん」。
キャラデザ作った時「ショートヘアの女の子」<「スカート履いてる男の子」に見えたので、「雄」の字を入れてる。本人は不服で、プリントとかでは「悠紀」と書く。「光久」は思いつき。
あと作中必要ないので言及ないけど、上記の理由で男の娘。

作家修行中。第二十九回文学フリマ東京で「宇宙ラジオ」を出していた人。