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蓮の台にひとり、 分かつ者がいない 嗤う人、蔑んだ 心がない お前を許さない 怒りは詩にした 憎しみは糧にした 生きねばならない 身体は大地に縛られた 無垢な空の青 無邪気な手毬花の白 コンクリートの大地に爪は立たない 傍で笑うきみ 助けもせずに 「まだ奔れるでしょう?」と、この身体を燃やす 空を睨み、手毬花に唾棄した 美しい顔だけしやがって 唾は届かなかった おれは無力だ おれを許さない ──逃がさない!── 這った大地に爪痕も残せない それでも身体はもう底にい