大江戸ビール祭り@町田シバヒロに行ってきました
こんばんは。先日、呑兵衛マガジンの主催のさんしち嬢を始めとして、呑兵衛マガジン執筆者複数名で日経MJに街飲みの記事で取材を受けました。
7/27(金)号の最裏面に掲載されておりますので、まだの方は是非ともチェックしてみて下さい。街飲みについての、あれやこれやが書かれております。
図らずとも全国紙に私の醜態が載ってしまったので、メディアの力は凄いなぁと凄く感心したそうです。主に私が。
とは言え、呑兵衛マガジン、歩き飲みを主目的とした集団という訳でもなく、それぞれが己の担当を持った複数人の集合によるWEBマガジンでございます。
私はビール担当として飲んだビールについて書いて参りましたので、今号も相変わらずビールについて書かせて頂きますので、ご承知おきください。尿酸値上げて行きましょう。
さて此処からが本題です。
皆さん、ビアフェスには行かれてますか?
なにぃっ!?
行ったことないだとう!!
おのれぇっ!!
おのれぇっ!!
いたしかたなしっ!!
ま、煽っておいて言うのもアレですが、ビール好きでないとなかなか足が向かないイベントだと思います。
そうは言ってもですね、ビール好きの視点から申し上げますと、国内・海外、数多のブルワリーが一堂に会し、新鮮で超旨い様々なビールが飲める夢の様な祭典なのです。
なかには、ビアフェスの為に限定で醸造したビールなどもあり、まさに此処でしか飲めない、一期一会なビールもあるのです。
そして何より値段が(割と)安い!
だいたいスモールサイズで¥500〜、ラージサイズで¥800〜ぐらいなので、都内の下手なbeer barで飲むよりも値段は相対的に割安に設定されています。
とは言え、鳥貴族の¥280のプレミアムモルツ生や、日高屋の¥330の一番搾り生と比べたら当然割高なので、その辺りはご了承頂けたらと思います。
小規模な醸造所が、手間ひまかけて造っているので。
この辺り、一皿108円の回転寿司と、カウンターで職人さんが握る寿司の価格の違いと同じようなものと思って頂ければ幸いです。
当然、旨さだけで言えば、職人さんが握る寿司の方が旨い事が多いですが、どちらが偉い!と言う訳ではなく、108円の回転寿司には回転寿司の良さがありますし、職人さんが握る寿司には職人さんが握る寿司の良さがあります。
両方とも上手く使い分けて行って頂けたら幸甚です。
此処で108円寿司の良さを伝えようと、自他共に認める“くらズシスト”である私が、くら寿司愛とくら寿司のキラーコンテンツについて話し始めると、それだけで記事一本書けてしまうぐらいの熱量と物量は醸し出せてしまうので、それについてはまた別の機会でやらせて頂けたらと思います。
好きです。くら寿司🍣
という事で、ビアフェスの価格設定を「安い!」と見るか、「高い!」と見るかで、あなたのビール狂としての素質が試されています。
試される、ビール🍺
さてさて、そんな最中、7/12〜7/16の5日間、町田で開かれた大江戸ビール祭りに行って参りました。
1人で。
私ぐらいのレヴェルになるとフジロック単独行ぐらいまでは余裕なので、ビアフェス、クラブ、焼肉、カラオケぐらいでぼっち参戦を寂しがっていては始まらない!
1人ゆえの圧倒的自由!
1人ゆえの圧倒的ビールとの対話!
1人ゆえのトイレを我慢しなくて良い圧倒的尿道の自由を!
自由をっ!!
とくと味わって頂ければと思います。
私が行って来たのは7/13(金)夜と7/14(土)夕方でございます。
まずは7/13(金)夜、仕事を強引に終わらせて閉場残り1時間で滑り込みました。
陽も落ちて暑さも何とか和らぎ、皆さん人工芝の上に座りながらテキトーに飲み耽っている様です。良いぞ良いぞ🍺
まず1杯目に飲んだのは、南横浜ビール研究所のNew England IPA.
本ビアフェスの為に初醸造したと言う情報をキャッチして、以前から虎視眈々と狙っていた逸品です。
これは確かに旨い!NE- IPAならではのジューシーなホップ感と後に残らない爽やかな苦味。とても良くできています🍺
金沢文庫の駅から徒歩数分の所にブルワリー兼タップルームがあるので、気になられた方は足を運んでみて下さい。
美味しいおつまみも良心的な価格で提供してくれているナイスブルワリーです。
NE- IPAが店で出されている情報は今のところ聞いてはいないですが、他のビールも飲み易く丁寧な仕上がりになっています。
2杯目何飲もうかな〜。折角だし普段あまり飲まないブルワリーのを...
などと考えながら歩き回っていたら、見つけてしまいました。
当マガジンでも既に私が100回ぐらい書いている厚木の名ブルワリー、サンクトガーレンを。
と言うことで2杯目。サンクトガーレンのゴールデンエール。
これ、本当にもう、今まで飲んだビールの中でもベストと言える程に好きなビールです。
モルトの香ばしさと適度なアタック感、後に微かに残る余韻。
全てが完璧過ぎて、あるとつい飲んでしまいます。
しかもドラフトだと、なおのこと超旨い😋
イオンリカー等で春〜夏にかけてゴールデンエール等、レギュラーラインナップが品薄になっているので、ある意味貴重な時期ですね。文句無しに旨いです。今後も見つけ次第飲んで行きましょう。
3杯目。岡山の独歩ビールのピルスナー。
此処のピルスナーは、日本の数あるブルワリーの中でも、取り分けチェコのピルスナーを丁寧に再現してくれています。
後味に残る豊潤な甘味は、日本の大手のラガー、ピルスナーではなかなか味わえません。
後口の甘味が超好きな私としてはドストライクな逸品。こちらもあったら割と迷わず飲んでいます。
喉の渇きと業務後の疲れもあって、大してつまみも食べずにゴクゴク飲んでいたら、あっという間に酔いが回って来ました。
と言うことで次がこの日の〆の一杯。
4杯目。いわて蔵ビールのオイスタースタウト。
山椒エール辺りが割と有名なブルワリーではありますが、このオイスタースタウトもかなり推せる逸品。
スタウトは、クラフト系だとロースト香と甘味が強過ぎたり、メジャー系だと旨味が足りなくてドライ過ぎたりと、バランス感が非常に難しいジャンルだと勝手に思っているのですが、このオイスタースタウトはその丁度中間辺りを狙った非常にバランスの良い仕上がりになっています。
甘味が極端に尾を引くわけでもなく、ドライ過ぎるわけでもなく、適度な旨味と程よいロースト香で、1杯まるまる飽きずに飲む事が出来ます。
明けて7/14(土)、日が沈み始める時間帯からヌルヌルと会場へ潜入。本日も単独行。
1杯目何飲もうかな〜なんて思いながらフラフラと歩いていたら、見慣れた看板が目に飛び込んで来ました。
新潟のスワンレイクビールです。昨日完全に見落としていました。全体的に、仕上がりのバランスの良さに定評のあるブルワリーです。
という事で、本日の1杯目。今年7月7日に解禁になったと言う、スワンレイクのクリスタルエール。
やや濁り感のある見た目ですが、味はとても透明感があって良い感じです。余韻に残る適度な甘味がアクセントになっていますね。
同ブルワリーのゴールデンエールを、やや淡くしたようなスッキリとした後味。これ何杯でも飲みたくなるヤツですよ。危険が危ない。とても。
2杯目。地元町田からの出店と言う事で、町田に居を構えるビールの輸入代理店、KOBATSU tradingのブースから、ドイツはPLANKのピルスナーを選択。
アルコール度数低め+酸味甘味強めでスッキリ旨い、ドイツビールのお手本のような仕上がりでした。
最初の一杯に持って来いです(2杯目でしたが)🍺
この後、会場に来ていた知り合いと合流し、ノルウェーのOSLO BREWINGの飲み比べ+裏メニューで出していたインペリアルスタウト等々飲んでおりました。
こちらのブルワリーの直営店が渋谷の宇田川町の奥地にあるので、行ってみねばなりませんね。
大江戸ビール祭り@町田シバヒロ、こんな感じで2日間に渡って多くのブルワリーのビールを楽しみました。
大江戸ビール祭りに限らずですが、ビアフェスの満足度は毎度かなり高いです。
基本的に質の高いビールばかりなので、大きくハズす可能性は極めて低いです。
初心者の方でしたら、
“ピルスナー”
“ゴールデンエール”
“ペールエール”
と表記されているビールなら、大体どのブルワリーのものでも、そこまで違和感無く入れるかと思います。
年間通すと、色々な団体が色々な地域で開催しているので、ビール好きな方は勿論のこと、ビールに少し興味が湧いて来た方なども、自分の生活圏内で開催される際には是非とも気軽に一杯引っ掛けるつもりで立ち寄られてみては如何でしょうか。
私のように軽く引っ掛けるつもりで、ガッツリ飲んでしまう場合もありますが、それはそれで良しです。
それではまた次のビールで乾杯しましょう🍻🍻🍻
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