忙しい?~時間は自分でつくるもの~
みなさんこんにちは。
突然ですが、あなたは『忙しい』という言葉を使いますか?
私は使いません。なぜなら「忙しい」という考えは自らが作り出しているものであると考えるからです。これから、私なりの「忙しい」という考え方と、時間を上手く使うための方法について書いていきたいと思います。
よければ最後までお付き合いください。
「忙しい」の意味
▷多くの用事に追われて暇がない。多忙。
「忙しい」の意味はこれです。
つまり用事や要件に追われて、余裕がない状態を言います。
しかし私は、「忙しい」という基準に関しては自分なりの尺度やマインドで左右されるものであると考えます。
同じだけ用事や要件を詰め込んでも、それぞれの感じ方によって、忙しいかどうかというのは変化してくるものであるからです。
同じだけのことをしていてもそれぞれの体力や意志の持ちよう、意識によって左右されると思います。
そのため、自分のマインド次第で「忙しい」はコントロールできるものであると考えます。
また、思い込み次第でどんどん自分を忙しくさせることもできてしまうのが恐ろしいところです。
私は小さい時から「忙しい」という言葉が嫌いでした。
「忙しい」というものは主観的な尺度であり、自分以外の他の人とは分かり合えるものではないと考えるからです。また、他人に理解や共感を求めるものでもないと思っています。
ただ、実力や結果主義の世の中です。なんでもすぐに評価されてしまいます。その努力や頑張りを認めてほしいという感情で、「忙しい」と表出してしまうこともあるのではないでしょうか。
子どもの時には褒められることも今より確実に多く、どこか認められていると感じることも多かったでしょう。しかし、大きくなって褒められることなんてそう多くありません。誰かに認めてほしい承認欲求や、理解してほしいなんて気持ちもよくわかります。
感じ方の違い
予定や用事に追われているという同じ状況であっても感じ方が全く違います。
それは、「仕事や学業の予定に追われている状況」と「旅行など楽しいことで予定が埋まっている状況」です。
私は、学生をしていますが、課題やテストなどで予定が埋まると、辛いと感じてしまったり、忙しいと言ってしまいそうになります。
しかし、どうでしょう。
例えば、どこかに旅行に行くとします。旅行に行くからには最大限に遊んで、有意義な時間にするために予定をたくさん詰め込んで行動することを計画しませんか?この状況で、「忙しい」と感じる人は少ないと考えられます。
同じ「時間や用事に追われている」という状況でも、前者と後者では感じ方に大きな差があります。人間はどうしても、辛いことや苦手なことなど、マイナスなイメージが強いことに対して「忙しい」という感情を持ってしまうのだと考えられます。一方で、楽しいことやうれしいことなど、プラスなイメージが強いことに対しては「忙しい」という感情を抱きにくいと言えると思います。
付随してくる「時間がない」という言葉
「忙しい」という言葉には必ずと言っても良いほど、「時間がない」という言葉が付随してきます。それは、自分の時間を持つことができないために、「忙しい」という感情を抱いてしまうということではないでしょうか。
就業時間や授業時間など、自分では使い方が変えられない時間はあります。
ただ、みなさんに与えられた平等な24時間という時間。この時間の使い方は自由ではありますが、平等かつ有限なものです。
私は、時間はないものではなく"つくるもの"であると考えます。
そこで私は、自分なりにタイムスケジュールを組んで生活してみることをおすすめします。そして朝起きた時に一日の流れを確認するのです。私は、スケジュール帳に一週間のスケジュールと、1日ずつのタイムスケジュールを記載するよう心掛けています。
今はインターネットやSNSが普及して便利な世の中です。いつでも買い物ができ、いつでも誰かと繋がることができます。しかし、その影響でスマートフォンをずっと眺めて気が付いたら時間が経っていた…ということはないでしょうか。
まずは自分の時間の使い方を見直してみましょう。
やることをまとめ、タイムマネジメントすることで、有意義な時間を過ごすことができるようになると思います。また、空いている時間をみつけることもでき、自分なりのライフスタイルも見えてくると考えます。
時間を作ってみよう
私には心掛けていることがあります。
▷週に1回は休みの日を設けること
現在は学生をやっているため、基本的なスケジュールを組みやすいということもあるのですが、急ぎの課題などやることがなければ、金曜日は講義以外の勉強のウエイトを軽くするか、休んで、自由に使える時間にしています。これは、高校生の時から継続的に行っていることです。
これはスケジュール管理ならびに、タイムスケジュールを組んで自分が行うべき行動を具体化しているからこそできることであると思っています。行うべきことがわかるからこそ、他の曜日にやることの割り振りが可能になるのです。
また、これを応用することで、金曜日の休みをずらして他の曜日に遊ぶ予定などを計画することが可能になると思います。
まずは1週間のスケジュールを組んで、毎日のタイムスケジュールを書いてみましょう。
自由に使える時間がないとストレスが溜まり、行うべき行動が嫌になります。そして、気持ちだけどんどん追い込まれていきます。自分のやりたいことや目標に向かう努力が嫌いになるのは"もったいない"ことです。
楽しみな日、つまり、ご褒美ならぬ"ご褒日"を設けることで、頑張るための意欲に繋がったり、生活にメリハリが生まれるのではないでしょうか。
これが受験生、ならびに学生の皆さんにもお勧めしたい私なりの時間の使い方です。また、働いている方も参考にして頂けるのではないでしょうか。
息抜きのための時間も上手く作りながら、意欲の維持と心の健康を守るためにも実践してみてください。
まとめ
・「忙しい」はマインド次第でコントロールも可能である
・時間の使い方を見直してみよう
時間は有限です。私は生きているうちにやりたいことはたくさんあります。そして、いろんな知見に触れていきたいと考えています。
自分がすべきことがたくさんあるのは幸せなことです。
充実した人生にするために「忙しい」ことは悪いことではありません。
ただし、それが嫌になることを私は恐れています。マインドで「忙しい」をコントロールしてみましょう。
自分らしい時間の使い方をみつけて、自分の人生を好きになるような生き方をしていくことが大切であると思います。
まずは今日も頑張っている自分に対して拍手をして、自分の時間の使い方を見直してみてくださいね。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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