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僕が公認会計士になるまで

僕は昨年会計士試験に合格し、Big4監査法人で働いてる25歳です。
会計士はどうやったらなれるのか、実際に勉強はどれくらい必要なのか、情報がほしい方は⓪会計士になるには②大学編辺りを読んでください📕かなりさっぱり書いたので、気になることがあればXでDMいただければお答えします◎


⓪会計士になるには

会計士になるステップをご存じない方のために簡単に解説させていただきます!
会計士になるには大きな試験が3つあります。
最初に短答式試験というマーク式試験を突破する必要があります。これが結構大変で、合格率10-15%ほどです。
次に論文式試験という記述式試験が2次試験としてあります。これは年に1回しかない上に、短答式試験から試験科目が2つ増え、全て記述なので会計への理解度がかなり求められます。こちらは合格率30-40%ほどでなかなか厳しいですね。
その2つに受かるとほとんどの方は監査法人へ就職します。そこから最後の試験の修了考査を目指します。これは授業を300hほど見たり監査や税務のテストを合格すると受けることができます。こちらは合格率70%ほどです。
これらを全て合格すると公認会計士と名乗ることができます。僕は修了考査に合格する前の段階なので、まだまだ先は長いです、、

①高校生編

高校生の時から書かなくてもいいじゃん、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、僕が会計士を目指すと決めたのは高校生の時なので簡潔に書きます。
僕は静岡県の公立高校に通っていました。普通の高校生活でしたが、転機が訪れたのは2年生の時です。当時の友達のN山くんという友達がいたのですが、「起業が夢なんだ、一緒にやろう」と言い始めました。まだ夢のなかった僕は楽しそうだと思い、承諾しました。僕の他にも何人かがメンバーになり、サイゼリヤ(高校生御用達)で作戦会議を何回かしました。そして、会社の役割分担を考え、僕が経理をやるということになり、どうせなら最強の経理になりたいと思った僕は公認会計士試験を目指すことにしました。

②大学編

会計士になりたいと思っていた僕でしたが、大学受験を終え、最初の2年はバイトやサークルに飲み会と特に目的もなく日々を過ごしていました。(この時間を有効に使えば本当になんでもできそうですよね)
ですが、大学3年になり、周りも就活を始めさすがにやばいと思って、CPAに入塾しました。CPAまじでおすすめです。コロナのため図書館も開館していなかったので、家で色々な工夫をして勉強時間を確保しました。そして1年後、大学4年の5月の短答に無事合格。ここまでの勉強時間はおよそ1,800hでした。多分1日6時間は必ずやっていたかと思います。でも正直短答に受かるための勉強で、理解はそこまで伴っていませんでした。
そこからはいわゆる5→8(5月の短答を受かり8月の論文を目指す人のこと)でした。しかし、正直燃え尽き症候群のようになってしまい、その試験までの3ヶ月はダラダラとしてしまいました。試験が近づくにつれて勉強時間が減るなんて不思議ですね。

正直試験を受けるかどうかすらも悩んだのですが、一応受けるだけ、もちろん不合格。なぜか監査論だけ免除をもらえました。その後、監査法人の就活をして短答採用という枠で採用いただきました。(今就活生の方もいると思います、なんでも聞いてください)内定をもらってからはあまり勉強しませんでした!次社会人編です🐕


④社会人編

大学を卒業後、上京し、社会人生活が始まりました。定時に仕事が終わり、そこから予備校に行って勉強する日々を過ごしていました。とはいうものの、今まで大学生をしていた僕には社会人になるだけでかなり体力を奪われ、実際はまともに勉強できませんでした。1時間できればいい方とかです、、、
そのため、社会人1年目の論文試験は不合格で、崖っぷちになりました。
そこからギアを上げて必ず予備校に行くようにしました。集中してしまえば、学生の時よりも周りからのプレッシャーがあり、勉強を継続しやすい環境でした。この頃はとにかく理解を大切にして、連結や企業結合もあるべきや実体をよく考えるようにしました。
その環境で論文式試験の勉強をして、模試の結果も少しずつ上がり、去年無事に合格することができました。

最後の模試

社会人1年目の試験はコロナにかかってしまったり、2年目は会場がめっちゃ外れだったりしましたが、コツコツ正しく努力すれば必ず報われる試験だと思います。合格までにかかった時間は学生の間1,800h社会人の間で1,500hで3,300h時間ほどでした!最終成績自体はボリュームゾーンでした。

⑤監査法人入所後

監査法人で試験合格者として働き始めてからは、パワハラにあって休職したり(監査法人で潰れないためにはというnoteも書きますね)、繁忙期で激痩せしたりなかなか大変なこともありました。
それでもお給料は周りの友人と比較しても高いし、仕事は専門性がとても強く、メリットのある仕事だと思います。クライアントから感謝される機会は少ないかもしれませんが、自分の知識が活きる瞬間はやりがいを感じます。
もちろんパワハラしてくる人は特定で、優しい人もたくさんいました笑

⑥今後

監査法人で働くと同時に、簿記の合格を目指す人や会計士になりたい人をサポートするサービスを始めました。
なので、この記事を見て会計士や簿記に興味を持った方がいれば、ぜひXのDMでお話を聞かせてください!

@u_cpa_

皆さん素敵な社会人ライフを!!


<次回予告>

-監査法人で潰れないためには-
-監査法人のお財布事情-

#簿記 #公認会計士#勉強#社会人#監査法人


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