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【ennui egg#1】

「12月1日の初詣」

毎月1日に徒歩5分の距離にある神社にいく。お賽銭を投げて、1ヶ月のお礼とこれから1ヶ月の無事のお祈りをする

と言っても、この神社に祀られている神様がどんな神様だとか、どうお参りするべきだとかは全く初心者で、二礼二拍手一礼ぐらい
信仰心が強いわけじゃない。ただ、神社を行ったあとはもやもやや憂鬱がゼロになった気がするから不思議。
これが神様のお仕事によるものなのか、鐘をならして神社の前で手を合わせている時間がそうさせているのかはわからないけど、私は1ヶ月分の憂鬱をリセットする為に神社に足を運ぶようになった

コロナの影響で使えないようにされた手水舎はいつも綺麗に花が生けられている
その隣に古びた机に置かれたアルコールのボトルがなんともアンバランス
アルコールで手を消毒して、身なりを整えたら
二礼二拍手一礼
お祈りすることは1ヶ月の無事と絵のこと
健康的で、好きな絵を描けたらある程度のことは乗り越えられると最近気づいた
前は何もかもが神頼みで、たくさんお願いをした。お祈りではなくお願い。
神様を流れ星の願い事ように使用していた
去年は元旦に行く神社であれもこれも上手くいきますように。あとこれも。それとあれと。
自分でも覚えきれないお願いをしたような気がする
でも結局それは自分の行動次第で神様にお願いするのは無事に生きることなんだなと月に一度神社でようやく理解した

今月も健康で健やかに絵を描けますように

◇◇◇

寝る前に明日の占いをみる。テレビでしている48位まである血液型×星座占いとゲッターズの五星三心占い
週に一回配信されるしいたけ占いとリンネルに掲載されている星占い
我ながら占いに依存した生活だと思うし、引かれそうでもある
でもこうなったのも最近でそれまでは占いなんかに私の人生決められたくないなんて思っていた
ただ、去年の12月31日事故に遭った日の占いが「前方注意!よそ見をしてると大怪我に」でたしかに私は電柱に止まるカラスを見ながら歩いていたところ自転車に跳ねられたのだ
今や4つ占いを見ているがなんとなく4つとも同じようなことが書かれるのだから本当に星というものはあるんだろうなと思った

転職するなら6月までにと書いてあったので転職した
生活習慣を見直せと書いてあったので見直した
神社に行くといいと言われたので半年前から行くようになった
今じゃすっかり占いの信者になってしまっている
でも、占いがなかったら転職したり今の生活にはなっていなかったと断言できる
少なくとも前の生活より今の生活の方が健やかだ

私にとって占いは参考書のようだと思う
ここテストに出るかもよと書かれたものを信じて問題を解いていく。出なかったらあー山が外れたなぁと思うし、出たらあの参考書やっていてよかったと思う
占いもそんな感じ
悪いことが起きたら今日運勢悪かったもんなと流すことができる
占いを信じて行動する。
もちろん自分の信念を持って自分で行動できる人はかっこいい
ただ、その行動するというところに意味があるんだろうなと。

1日の終わりに2つ占いをみる。
明日は運勢がいい日。
明日はどういう1日にするか考えながら、布団に入る
私の信じるものを信じて行動しよう

「星とか運勢とか神様とか
目には見えないものが
きっとあるんだと信じている」

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