見出し画像

自分が思っている以上に、人は違う受け止め方をする

人は、自分の近くにいる人に対して、無意識にどこか「通じている」「考えが伝わっている」と思っている部分があるのかもしれない。

それゆえに、「そんなふうに思っていたのか」と思い知らされ驚くことがある。



私が今の夫と付き合っていた何年も前のこと。

どこかへお出かけした帰りの電車でのことだった。
(もうどこに出かけていたのかも思い出せない。)


お昼ごはんが早かったのか少なかったのか、電車に乗る前にコンビニでパンを購入。
2人掛けのシートに落ち着いて、私はパンを頬張りはじめた。

何口かかじったところで、もぐもぐしながら(もぐもぐしていて話せないので)動作で「パン食べる?」と、パンを突き出しながら隣の夫に尋ねる。



夫はYESともNOとも言わず、曖昧な反応。

もぐもぐし終わって改めて尋ねる。

「パン食べる?」


少しの間があったあと夫は言った。

「そういうこと?パンを見せびらかせてるのかと思った。」


ー 驚愕。

だが、そもそも動作だけでパンを突き出しながら尋ねた私にとっての意味が「パン食べる?」だったのだ。
これはあくまで私が考えていたこと。

それでも、パンを見せびらかせてるという発想があったことに驚いた。


もしかしたら、相手によっては、私の動作の意味を「私が考えていること」と同じように捉えたかもしれない。

しかしここで夫が、私が思いもつかなかった考えに至っていたことで、普段近くにいる人でもこんなに違う捉えられ方をするんだと思い知った。


それにしても、パンを見せびらかすってどんな人よ?
当時の私はそういう人に見えてたのかなぁ〜となんだか落ち込んだので、この出来事は鮮明に覚えているのである。


最後まで読んでいただきありがとうございます!

【簡単な自己紹介】
29歳 / 中国地方の田舎で生まれ育ち、大学進学で海外、就職で東京 / 2020年:夫婦で脱サラしDigital Nomadになる / 全国15地域で移住体験生活・5地域でワーケーション経験 / 現在は北海道限定で遊牧ライフ中

ブログでは北海道の暮らしやリモートワークスポットをメインに発信中♪
https://taminoko.com/





いいなと思ったら応援しよう!