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FP1級 【預金保険制度】

今回は、預金保険制度について。2級までの内容と大差ない。注意点は、預金保護の優先順位。


【預金保険制度】

日本国内に本店のある金融機関は、預金保険機構への加入が法律で義務づけられている

■外国銀行の日本支店 / 国内銀行の海外支店は対象外、外貨預金は預金保険制度の保護の対象外
■ゆうちょ銀行に預け入れた貯金は、預金保険制度の保護の対象
■「無利息、要求払い、決済サービスの提供」の3条件を満たす決済用預金は、全額保護される
■決済用預金以外の一般預金は、元本1000万円までとその利息が保護される
■金融機関が破綻した日よりも前に相続が開始した被相続人の預金は、相続分が確定している場合、その相続人が当該金融機関に有する預金等と合算される
■農業協同組合等に預け入れた貯金は、預金保険制度ではなく貯金保険制度の保護の対象
元本合計金額が1000万円超で複数口座を保有している場合は、満期が早く到来する預金の保護が優先され、満期が同じ場合は金利が低いほうが優先される(借入担保になっている預金は満期や金利に関わらず最も優先度が低くなる)
■預金と借入がある場合、所定の手続きを取れば相殺することができる


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