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『ブルーアーカイブ』を1年間プレイした所感

『ブルーアーカイブ』4周年おめでとうございます!
自分は3周年から始めたので先生になってからだいたい一年が経ちました。
なので思ったことを吐き出します。

Ⅰ:始めた経緯

まず、嘘みたいな本当の話なのですが、私は「スマホ向けRPG」を一切プレイしたことがありません。

そもそもゲームも『ポケットモンスター』シリーズしかハマったことがなく、ソシャゲは『プロセカ』で音ゲーを楽しむ程度。マリカーやスマブラも、友達の家で惨敗した記憶しかありません。ゲーム内のキャラクターから、「指揮官」「提督」「プロデューサー」などと呼称されるような、プレイヤーがストーリーに介入するという形式のスマホゲームは未経験でした。

そんな私が『ブルーアーカイブ』というゲームをはじめました。

そのきっかけはブルアカ3周年のアニバーサリー。
普段からよく見る配信者やXのタイムラインが「始めるなら今!」と異口同音に薦めてくるのです。

事前知識は多少ありました。インターネットサーフィンをする以上、YouTube広告のasmrや pixivのバニーガールのイラストなんか嫌でも目に入ります(嫌ではない)。ビジュアルしか知らないキャラクターたちがどんな人で、どんなストーリーを紡ぐのか、私は少しだけ気になっていました。

そんな中迎えた3周年。「無料100連」「最高レア2倍」の文字にまんまと釣られた私はアプリをインストールしたのです。

Ⅱ:3周年とチュートリアル

以下は、私がチュートリアルガチャで選択した排出結果です。

この時点で名前と顔が一致するキャラが一之瀬アスナしかいませんでしたが、pixivで彼女と一緒に描かれる褐色の女性もいるようです。そんな知ってる人がいるという安心感とも言えるような気持ちを抱くと同時に、もう1人の星3生徒に度肝を抜かれました。

「この女に一生甘えててもいいか?」

なんですか、その服、その声、その体。本当に高校生ですか?

一人っ子としてこの世に生まれ落ちた私としては「お姉さんに甘えたい」という欲望が常にありました。
そんな人間が彼女と出会った時、(あっ、このゲーム、スゴいんだ。)と直感的に感じたのです。

その後の3周年限定PUガチャ。まだキャラクターの顔と名前と声が一致しないままに、何も考えずに引いた結果がこちら。

10連目。

「貴女が…… 噂の………?」

30連目。

「おいおいおいおい」

今考えると豪運寄りではないでしょうか。
いわゆるビギナーズラックと言ったところ。
通常衣装のヒナも持っていないのにドヒナを引いたのはまだ良いとして、
ハナコに関しては通常と水着を同時にお迎えできました。

私はこの後、浦和ハナコという人物に感情を大きく動かされることになることになります。

Ⅲ:ストーリーについて

この記事に辿り着いている時点で、『ブルアカ』の梗概を全く知らないということはほとんど無いとは思いますが、どのようなストーリーなのかというのを軽く説明します。

舞台は幾千もの学校が並ぶ学園都市「キヴォトス」。プレイヤーである「先生」は連邦捜査部「シャーレ」の顧問として、生徒たちと様々な事件を解決していきます。

メインストーリーは最終編まで読みました。以降のカルバノグ2章、百花繚乱、対策委3章、デカグラ2章は未読です。

インターネットの評判通り、基本的にストーリーがとても良いです。

主役達として描かれるグループのなんと尊いことか。

避けようのない自然の脅威とそれに漬け込む悪意に振り回される
限界集落の生涯収支マイナス9億円ちゃん達。
ゲームを遊ぶのも、ゲームを作るのも、
一緒にゲームを遊んだり作ったりする仲間も大好きな最強パーティ。
2校の睨み合いと陰に潜む陰謀の渦中にいながらも、
互いを思いやり、青春を全開に楽しむ、うら若き乙女達。
食品ロス対策に一役買いながら、今までの居場所を奪われてもなお闘い続ける、誇り高きRabbits。
そして、最後には戦隊ロボの活躍や宇宙戦艦の出航を経て、「全ての愛がある場所へ」。

すごく簡単に言えばこうであってると思います。

最終的な感想を申し上げますと、

ここ『welcomeSchool』というタイトルのBGMが流れるのズルすぎる

なんで私は目出し帽に2回も泣かされなきゃいけないんですか!?

1度目は、覆面水着団が助け太刀に来るシーン。
2度目は、画像を貼ったシロコとシロコ*テラーのシーン。

銀行を襲った時の笑いがどうしてこんなに感動の涙に変わるんですか。

どうしてくれるんですか!?ありがとうございました!!!

私のハイドロポンプのPPはもう枯れてしまうほどです。

Ⅳ:推しの生徒について

最推しは浦和ハナコです。

一気に彼女の魅力に引き込まれたのがメインストーリーvol.3 エデン条約編2章 14話「こくはく」でした。

桐藤ナギサを狙うためという名目のもと二重スパイとしてアリウスから派遣された白洲アズサが何故補習授業部と言う表舞台に立ち、逃げも隠れもせず、必死で仲間と勉強や活動に向き合って来たのか。その理由をハナコはこう語ります。

「補習授業部での時間が、あまりにも楽しかったから。そうではありませんか?」

それは、頭の良さ、能力だけを買われて、ありのままの「浦和ハナコ」を気にかけてくれる人がいないような学校にいて、虚しさが募り、果てにはその場所を去ろうとしていた彼女とは対極的な考え方でした。

このゲーム屈指の格言

アズサは「たとえ全てが虚しいことだとしても、それは今日最善を尽くさない理由にはならない。」などと「vanitas vanitatum 」の言葉に対し、どんな時でも、決して諦めてはいけないことを指し示す文言を付け加えます。

それが彼女の考えを変えた一端の理由になったのでしょう。

学校生活を楽しいと思えるようになったのです。

某いぬのおまわりさん「それはお前だけ!」

やっていることは常人とは大きくかけ離れていますが、『ブルーアーカイブ』というゲームにおいて一番女子高生らしい情緒を持っているのは彼女でなないのでしょうか。

1番頼りになる生徒

そこから彼女は、桐藤ナギサを守るため、そして補習授業部全員で合格する為に動き出します。

この一連の展開、とても胸が熱くなります。補習授業部という暖かい空間が、2名の生徒を救ったとも言えるお話。

この1話で浦和ハナコという女性を大好きになりました。

性格としても、性能としても、性癖としても私の心を惹きつける生徒です。

あとがき

語りたいことは以上です。5年目からも私を楽しませてくれるであろう
『ブルーアーカイブ』を心から応援しようと思っています。

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