吉村紘くんについて
こんにちは。
うみです。
今回は、表題の選手について。
おなじみの推し語りです。
吉村紘選手。
皆様ご存じ、早稲田ラグビー蹴球部 相良組の副将です。
ポジションはSO、今年度はCTBでもご活躍されています。
紘くんについて、きちんと顔と名前、ポジション、出身など
ある程度「いち選手」として認識したのは
彼が大学2年生のころ、
2020年シーズン(丸尾組)の時なので、
だいぶ新しいファンです。
まだ3シーズンしか応援できていない…
遡ることもう3年前になるんですか?
かの有名な「齋藤-岸岡」のハーフ団が
日本一という置き土産を残して卒業し、
さて新ハーフ団は?と
大注目されていたSOが紘くんでした。
かく言う私も、彼氏が岸岡選手を好きだったこともあり、
後任(という言い方もどうかと思うけど)
どうなるんだろう、
と、楽しみより不安(正直すぎ)な気持ちでいました。
シーズンが始まって、
「あ、決勝で最後入っていたな」くらいの認識だった
小西-吉村のハーフ団を見て、
結構序盤に「吉村紘くんロックオン」が始まりました。
もともと、丸山選手が好きだったこともあって、
SOというポジションを見る癖がついていたこともあり、
試合全体を通して
紘くんを見ていることが自然と多かった気がします。
キックがうまい選手が好きな自負はあり、
正確なキックと、
ちょっと独特なコンバージョン前のルーティーンに
「この選手好きかも!」と思ってからが早かった。
寒いとか痛いとか辛いとか、
嬉しいとかないのか?というくらい表情の変化が少なくて、
いつも真剣な表情をしているところも、
判断の速い司令塔としての裁きやパスも、
全部いいなあと思い始めると、もう止まらない。
でもやっぱり私は
蹴っている紘くんがいちばん好きかもしれない。
2年生の時は、このままずっと10番を背負って
3年間活躍してくれると信じて疑わなかった。
でも3年生の対抗戦後半から、10番は後輩の背中にあって、
22番の背中、
そして遂にはユニフォームではなく制服姿の彼を
試合中の会場で見るようになる。
試合前のウォーミングアップで
姿を見られる日はまだよかったけど、
寒い冬空の下、
秩父宮の北スタンドで立って観戦する紘くんを見て
胸が苦しくなったのは今でも覚えてる。
1年たってようやく、「ああそういうことだったんだ」と
あの時のことがわかる記事に出会ったけど、
それでもあの頃の彼の表情と、
自分の胸の痛みは簡単には忘れられない。
次の年の春シーズン、12番の背中を見たとき、
先発番号でほっとした。
でもそれと同時に、
「彼の本意ではないんだろうな」とはすぐにわかった。
それでも、
頑張っている紘くんのプレーが沢山見られるのは嬉しい。
本人にとって100%喜ばしい状況でない今を、
喜んでごめんねの気持ちもあった。
でも、SOをやりたい紘くんの気持ちも知っているけど、
私はCTBの紘くんを見られて本当によかったと思ってる。
タックルに行ったり、するりとゲインしていたり、
トライをした人がえらい!すごい!とは思わないけど
やっぱり好きな選手のトライシーンは嬉しいもので。
そんなご活躍を見られたのが嬉しかったな。
紘くんは周りを活かすプレーもとても上手だけど、
自分でも行けるし、東福岡の頃から身体も強い。
後輩とコミュニケーションを取りながらのプレーは
ああ、最上級生なんだな、といつも改めて教えてくれた。
でも、相良組の1年間、
副将として、そして後輩たちとのダブルSOの1人の司令塔として、
全力でチームを引っ張ってきた紘くん。
本当にストイックで、自分にも周りにも厳しくて、
まじめで、ラグビーにとても真摯で情熱的で。
そんな紘くんは、北風祭でサインと写真をお願いしたら
とってもとっても優しかった。
みんなにサインをもらった普通のサイズのフラッグのほかに、
数年前にグッズを買った時のノベルティ?でいただいたミニフラッグに、
紘くんのサインだけもらいたくてお願いしたら、
「えっ、これに書いちゃっていいんですか?」ってびっくりされて
それもなんだか、学生らしくてかわいかった。
最高学年としての立場だけでなく、
副将としての重圧も責任も背負っていた紘くん。
相良主将がけがでいない試合も、たくさん引っ張ってくれたよね。
だけど、最後の1年間が、一番いろんな表情の紘くんを見られた気がする。
新人戦やジュニア戦ので後輩たちにアドバイスしている真剣な姿、
メンバーのトライに喜んでいるところ、
自分のトライに駆け寄ってきたメンバーへの優しい笑顔、
雨の中、悔しそうな雄たけび、
試合中の凛々しくてかっこいい表情の数々、
全部全部、紘くんが頑張っている姿を見られて嬉しかった。
「ストイック」
「言葉に重みがある」
「自分に厳しい」
「努力を惜しまない」
いろんな同期や後輩から、そんな風に評される紘くん。
そんな紘くんをすごく尊敬しているし、
そんな紘くんがとても好きだけど、
やっぱり、穏やかな表情、楽しそうな表情の紘くんを
見られる機会が増えたら嬉しいなあ、なんて。
早稲田ファンの中にも、
他のSOの選手が好きな方や、
過去の彼のミスを、戦犯かのように祀り上げる人もいて、
うーーんと悲しくなったり悔しくなったりもして、
(なぜか私が)泣いたし怒ったしふざけんなって思ったけど、
三周くらい回って、
もうなんか、
「私はだいすきなんで!!!吉村紘が!!!」
で、いいかなあと思い始めた。
そしてようやく、相良組シーズン終盤になって、
紘くんをひたすらに褒められることが多くなった。
いいプレーだ、いいキックだ、いい副将だ、と言われるたび、
そうでしょ?とニヤニヤしてしまう。
実は甘いものが好きで(普段は我慢している)
実は仲の良い同期や後輩からはいじられることも多くて
実は可愛がってもらっている先輩も沢山いて(主に福岡勢)
いつまでも、
そんなギャップのある紘くんのままでいてほしいなと思う。
フラットな気持ちで書きたくて、
まだシーズンも終わらないうちに、
進路が(正式に)出ないうちに書ききったけど、
(フライングで目にしてしまったのは一生許さん)
きっと今後がきちんと決まったら、
そして大学選手権が終わったら、いろんな記事も出て、
また書きたいことが増えるんだろうな(笑)
でも今はただこれだけ。
3年間、早稲田の吉村紘くんを応援できて幸せだったよと。
それだけ、絶対に変わらないその気持ちだけ、
書き残しておこうかな。
お気に入りの記事は、早スポさんのばっかり。笑
💚小林×吉村×川﨑
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うみ