DSB月誌 vol.18 テキトーでもやると自信になるのよねー
「カレーだけは自信あるの!」
「いつも褒められちゃってるから、その気になっちゃって」
作り方は?「市販のバー〇ントカレとジャ〇カレーのルーをテキトーに合わせる」
いろいろ衝撃を受けた。
まちの名物を紹介する地上波の番組。市販のカレーをテキトーに混ぜて好評を得ている食堂。
もちろん人を惹きつけているのは味だけではないだろうが、それが自身のモチベーションに変化している。
ある学校でワークショップをした時の話。
俗にいうFランの誰でも入学できる学校。女性が多かったが、とにかく落ち着きはないし、話を聞く態勢ではないし、化粧鏡を出して眉ペン入れてビューラーしはじめたり。
仕事柄、久々に心に火が付いたよねw(その日はやりがいは十分に感じられた)
でも、いままでこのような状況の様々な世代いっぱい接してきたけど、同じなのは、
「みんな話はちゃっかり聞いてる」
ってこと。
初めはダラダラしてても、全く興味ないよってオーラを出してても、書くとかワークすると言ったら、手が動くのよ。
すんなりやればいいじゃんとも思うが、この実直にアクションすることを妨げているのはいったい何なのか。。。
成長・発達によるものなのか、恥じらい・羞恥心なのか、ただかっこ悪いからなのか。
やっぱり、いままで褒められたり、自身を認めたりが少ないんじゃないかと思う。自己肯定感。
結局頭の中でいろいろ悶々と考えて、考えて、考えて、身動きが取れなくなってしまう。
こういう子よく見るし、最近ますます増えている感じがする。
テキトーでいいからとりあえずやってみたらええやん
そしてそのアクションに”居場所”があれば、次につながっていく。
ニンゲンの0→1(はじめの一歩)を他人が創り出す必要はなくて、
ちょっと背中を押すのでもなく、
踏み出してもいいんだよっていう安心できる状況や環境をを作ってあげる
のが大切。
仕事柄、これが自然とできる大人で在りたいなと思う、夏の終わりを感じる今日この頃です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?