2017/7~2018/3 「全部ある当麻町」プロジェクト
●林業移住を目的にした町のブランディング事業
当麻町は林業移住を目的としたブランディング事業「全部ある当麻町」に取り組んでいます。このプロジェクトは、複数の企業が参加するコンソーシアムが受託し、複数年事業の特長を踏まえ、各社の特長と技術や人脈を活かして3年後を見据えた持続性のある施策で林業移住を促進することを目指しています。今回の記事では、この「全部ある当麻町」プロジェクトの実施概要と企画のポイントについてご紹介します。
●実施概要
[受託期間] 2017年7月28日~2018年3月31日 約9ヶ月間
[実施場所] 当麻町内(北海道)
[受託業務]
・プロジェクトクリエイティブ制作
(メインビジュアル・ロゴ・コンセプトワーク)
・コミュニケーションツール作成 (パンフレット・ポスター)
・WEBサイト制作
・デジタルマーケティング
・ソフト型コンテンツ制作
・映像制作
・PR活動(プレス向け発表会など)
・広告販売(TVCM/新聞広告)
●企画のポイント
3年後の町を意識した土台づくり
このプロジェクトでは、単年での露出の最大化だけでなく、3年後の町の予算や体制を意識した土台作りを重視しています。また、データの蓄積とPDCAの連続によって、町へのノウハウ蓄積を進めています。
クリエイティブとキーカラーの取り入れ
コンソーシアム体制による全方位的なプロジェクト企画と運営が行われており、移住情報の掲出場所を意識したクリエイティブとキーカラーが取り入れられています。
信頼と魅力の発掘への取り組み
さらに、町民のコミュニティに入り込むことから生まれる信頼と魅力の発掘にも力を入れています。
施策の連動性の向上
プロジェクトには、専門性の高いチームが参加し、分野ごとのクオリティの向上が図られています。また、ジェネラリストによるプロジェクト管理によって、施策の連動性を高めています。
ふるさと納税の活用検討
さらに、「全部ある当麻町」プロジェクトでは、ふるさと納税の活用も検討されています。これにより、地域への支援者を増やし、林業移住の認知度向上にもつなげています。
「全部ある当麻町」プロジェクトは、林業移住を促進するために多角的な取り組みがなされていることがわかります。地域の魅力を最大限に引き出し、持続可能な未来を目指す当麻町の取り組みに、私たちも期待しています。