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【ナガシマスパーランド】スチールドラゴン2000@乗車レポート

世界最長を誇る日本を代表するコースター
スチールドラゴン2000

【累計乗車回数】
30回以上
【初乗車】
2021年
【オススメの座席】
1番/13番


【レビュー】
日本のコースター好きで知らない方は居ないであろう
スチールドラゴン2000

数多のコースターレビューサイトでも取り上げられている日本を代表するモンスタースペックのジェットコースターだ。

観覧車オーロラからスチールドラゴン2000全体
カメラでは収まりきらない程巨大だ

2024年現在、巻き上げ高さではアメリカはノースカロライナ州にある遊園地"Carowinds"にある「Fury325」に負けてしまってはいるものの巻き上げでの高さ世界で2位全長世界一となっている。

「高さ97m」「落差93.5m」「速度153km」
スペックだけ見ると恐ろしいが、実際はとても爽快なコースターへと仕上がっている。
そして真の魅力は見た目は地味に見えるが3rdドロップ以降〜。

今回はその魅力爽快ポイントを伝えるべく「スチールドラゴン2000」のレビューを書いていこう。

「スチールドラゴン2000」のエントランスは入場ゲートから最左奥地
巻き上げ最下点を目指して歩くと急にエントランスが姿を現す。

看板に従い歩いて行く
コチラがエントランス
絶○Reviewで見た景色!

"園内No.1"の人気な事もあり待ち時間はナガシマスパーランドの4大コースターの中で一番長い。

また、「スチールドラゴン2000」は強風に弱い事もあり人気なのにも関わらずその日の天候で運行の有無が左右されるシビアなコースターなのも特徴だろう。
風速が平均6mになってくると運転見合わせも見えてくるラインかなと思う。
※風向きにより変化あり

受付を終えると"Bolliger & Mabillard製"1両4人乗り 合計6車両24人乗りの車両が出迎えてくれた。

この車両…知ってる方も多いかも知れないが2013年に"Morgan"というこの「スチールドラゴン2000」を作ったメーカーの車両から「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」を作ったことで有名な"Bolliger & Mabillard"というメーカーが車両の変更を行った。

開放感抜群の車両
「The B&M」と思わせるフロントデザイン
車輪もデカい
バケットタイプのシートにシートベルトとラップバー
座り心地は深く非常に快適
膝抑えも気にならない

車両に乗り込みチェックを終えると我々を乗せた車両が発車し右へ曲がると高さ97mの大空に向かって巻き上げを始めた。

巻き上げはそこそこ早くあっという間に中間まで。
巻き上げが長いせいか、真ん中を起点にチェーンが切り替わる。

巻き上げ中左を見ると伊勢湾の景色、右手には伊勢湾岸道
他に高い建物が少ないせいか開放感は抜群だ

遂には観覧車オーロラの高さも越しいざファーストドロップへ!

全チェックを終えるといよいよスタート
いってらっしゃーい
97mへ向けてぐんぐん巻き上げる
晴れているとこんな感じ
まだまだ登って行く
丁度中間辺りで巻き上げのチェーンが切り替わる
もう間も無く頂上へ
頂上へ到達

ファーストドロップ
流石に97mからのドロップは気持ち良い。
先頭だと凄い風圧を感じられ爽快感MAXだ。

なんだかずーーーっと身体が空中に浮いている感じ。
しかしながら、怖いというよりも先程述べた「爽快感」を感じる事が出来る。

ふわ〜っと全身が投げ出される贅沢な体験を出来る。
だが、偶数席(車両後部席)へ乗るとドロップの最下点で振動が襲い少しマイナスポイント。

このドロップを気持ちよく体験出来るのは間違いなく先頭だろう。
最後尾も悪くはないが筆者は先頭を推したい。

Drop!!
ハンズアップして思い切り風を浴びよう
横からもう一枚
快晴でのアップをもう一枚
気持ち良すぎるドロップ

「セカンドドロップ」
大きなファーストドロップを超えると立て続けに77mのセカンドドロップ。

「FUJIYAMA/富士急ハイランド」のファーストドロップ(79m)に匹敵する程のドロップをセカンドドロップで味わえる贅沢。

またコンディションが良ければ、キャメルバックで浮きをも味わうことが出来る。

大きいジェットコースター大好き(単純)

77mものキャメルバックを楽々登って行く
コンディションが良いとキャメル頂点で気持ち良い浮きが味わえる
2nd Drop!!

2つの大きな山を超えると「サードドロップ」が待ち受ける。
サードドロップから終わりまで」に掛けてが筆者がこのコースターで非常に好きなポイントだ。

「サードドロップ」は俗に言う"シュワルツコフカーブ"
64mもの高さがあるシュワルツコフカーブを体験出来るのは唯一無二だろう。

バンクをつけながらのドロップはまさに「龍の背中」に乗っているかの様。
高さのあるシュワルツコフカーブはこんなにも楽しいのかと毎回驚かされる。

立て続けに64mの坂も楽々登って行く
右のエレメントを下って行く
3rd Drop!!
エキサイティング‼︎

続いて「8の字ループ」へと突入する。
コレがまたまた気持ち良い。

浮きこそ無いものの気持ち良い風を浴びダイナミックに駆け抜けて行く。

ジャズドリーム長島というアウトレットを横目に大迫力のコースを展開する。

当然、ジャズドリーム長島から見ているギャラリーからも歓声が上がる。
「楽しそう!」「凄い…!」「怖そう〜」
など様々な感想を耳にする。

見ていても楽しいスポットなので、是非とも立ち寄って頂きたい。
その後、再びナガシマスパーランド方面へと戻る。

この様に2つのループが組み合わさる
1つめのループ
2つめのループ
ジャズドリーム長島へ向かう道中
レール近ッ‼︎
8の字ループを終えるとジャズドリーム長島横を猛スピードで走り抜けて行く。
ナガシマスパーランド方面へ戻り少しだけ減速

ココでは横目にスーパープールのスライダーへ並んでいる人が手を振ってくれていたりするので、振り返してあげよう‼︎

ここから最後の〆
連続6連キャメルバック(通称:モーガンエアタイム)」が襲う。

浮きの対空時間が長く、かつテンポ良くキャメルバックを超えるので周りからは歓声が湧き上がる。

ココでは最後尾の車両に乗ると滅茶苦茶気持ち良い浮きが味わえるのでオススメだ。
また、途中にトンネルを潜る演出もあり飽きさせない工夫もGood‼︎

マジで気持ち良過ぎ。
一生キャメルバックしてたい。

連続キャメルバックを超えるとブレーキが掛かりフィニッシュだ。

ハンズアップで浮きを楽しもう
途中この様にトンネルを潜る演出がある
連続キャメルバックを超えるとフィニッシュ
お疲れ様でした。

【まとめ】
スペックも凄いが、全体的なレイアウト/コース展開も素晴らしくジェットコースターはコレでいいんだよコレで感が詰まった爽快感抜群のジェットコースター…それが「スチールドラゴン2000」だ。

人間に例えると見た目はコワモテだが、とても穏やかでどんな人にも優しく愛される人間というイメージだろう。

是非ともナガシマスパーランドに行った際は見た目に怖がらずに勇気を出して乗ってみて欲しい。
素晴らしい唯一無二の爽快体験が出来ること間違いナシだ。

最後に下記の動画に「スチールドラゴン2000」のヒストリーが語られているので是非見て頂きたい。

Thankyou Nagashima Spaland.

Thankyou Steel Dragon2000

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