【LotteWorld】世界最大級の屋内遊園地 ロッテワールド@レポート
【レポート】
韓国旅行3日目の最終日、私は2つ目の目的地である「ロッテワールド」へ向かうべく"Kakao T"というアプリを使い「ロッテワールド」へ向かうことにした。
※初日~2日目編はコチラから
この"Kakao T"は韓国でタクシーを手配する際には、ほぼ必須と言っていいほどのアプリであり「タクシーの手配」や「現在地~目的地までの料金」そして「タクシードライバーの情報と車両ナンバー」などこと細かく知ることができ安心して韓国でタクシーを利用出来るサービスだ。
宿泊したホテルを後にし、大通り沿いからタクシーを手配しおおよそ3分…手配した車両ナンバーの車を見つけたので私は乗り込み「ロッテワールド」へ向かった。
(韓国ではタクシーのドアは自動では開かないので、自分で車両ナンバーを確認し乗り込むシステムだ。)
ソウルからタクシーに揺られること20分、「ロッテワールド」の正門へと到着した。
パッと見の入口はショッピングモールの様な雰囲気で、「ロッテワールド」を知らない人が見たら到底中に遊園地がある様には思えない。
また、中に入ってから当然エントランスに並ぶ訳だが向かう道中は至って普通のショッピングモールと同じ雰囲気…不思議な気分になりながら進むこと2~3分。
エントランスのある階に上がるや否や凄い行列!
「ロッテワールド」は'とても混雑する'と事前情報で聞いていたので、1時間前には到着したのだが、それでももう混み始めていた…凄い人気だ…。
"KKday"で事前に買っておいた"ロッテワールドのチケット"をエントランス左手にあるチケットカウンターで引き換え、エントランスへと並んだ。
この「ロッテワールド」で遊ぶにあたり、私にあるミッションが一つあった。
それが"マジックパスプレミアム"の購入だ。
"マジックパスプレミアム"とは、待ち列に並ばなくともアトラクションを体験できる言わば"絶叫優先券"のようなものだ。
価格は5回セットで49000ウォン(日本円で、おおよそ4900円くらい)、10回セットで89000ウォン(日本円で、おおよそ8900円)
飛行機の時間の都合上、2時間半しか滞在出来ない私は、ほぼこの"マジックパスプレミアム"の購入が必須となる。
(アトラクションの平均待ち時間はモノにもよるが、人気アトラクションでは60分オーバー…これは絶対ゲットしなくては)
そんなドキドキの中、遂に開園5分前。
なんとエントランスにてアトモスフィアによる、生演奏の披露が。
コレが大いに盛り上がりエントランスのボルテージが最高潮になった。
コレはテンション上がる素晴らしい演出だ。
10時の開園と共にファンファーレが鳴り、いざ入園。
そして即座に1階にあるチケットカウンター傍にて、マジックパスプレミアム(5回分)Get…勝った!!
この間、僅か5分足らず。
ミッションも無事終え、改めてこの「ロッテワールド」を見渡したが…凄すぎる…。
屋内の巨大な施設の中に張り巡らされたアトラクションの数々、そしてショーや行き交う人々。
"屋内遊園地の完成系"をこの目で見た。
また、この屋内エリアを「Adventure」エリア。
屋外エリアもあり、そちらは「Magic Island」エリアと呼ばれている。
まずは屋外エリアから攻略しようと思った私だが、何処から屋外へアクセスしたら良いか分からず迷ってしまった。(それ程中は入り組んでいる)
しかし、人の流れを見てると1箇所人の流れが多い場所を発見し向かうことに。
場所は「Adventure」エリア2階だったのだが、そこから人混みについて行くこと3分。
無事に「Magic Island」エリアへ辿り着いた。
さぁ手始めに目玉の一つである「Gyro Drop」を体験する事にした。
「Gyro Drop」とは70mのインタミンの自由落下型のフリーフォールとなる。
当然、私の大好物のライドだ。
ただ、この乗車人数が多いタイプは昔TVで見ただけで実際に乗るのは初めてである。
乗った感想としては
・周りながら巻き上げていくので、ソウルの景色を一望出来てとても良い
・地上ギリギリまで落ちるので、長く自由落下を楽しむことが出来る
・ただし目の前のパーテーションがちょっと邪魔
の3点だった。
勿論しっかりフリーフォール感はあるのでGood!!
※今回の記事はライド単体に絞ってないのでサクサク行きます。
続けて「Atlantis Adventure」へ乗車した。
コチラはインタミンの半屋内、半屋外という乗り応えのあるジェットコースターだ。
「ロッテワールド」は、この「Atlantis Adventure」と後ほど記述する「French Revolution」という2つのジェットコースターに大いに期待をしていた。
実際乗車すると、まず初手の「加速~上昇のプラスG」で私は度肝を抜かされてしまった。
コレが中々刺激的で急なプラスG変化にびっくり。
そこからカントを付け造形を潜り抜けながら左に右にカント付きのドロップ。
気分はSEGAの名作ゲーム「レールチェイス」の様。
そこから大きく右にカントを付けたカーブを曲がると一旦ブレイクポイント。
造形の"怪物"を左手にゆっくり周り、巻き上げへ~。
巻き上げは滅茶苦茶早く、あっという間に頂上へ。
そこからストレートにドロップ!!
結構落下感があり気持ち良く、そこを抜けると大きく旋回し、またストレートにドロップ!!
スリリングだが、あっという間の「冒険」だった。
そして、屋内エリアの「Adventure」へ移動した私は先述した「French Revolution」という屋内ジェットコースターに乗車した。
この「French Revolution」、過去"ファンタジードーム苫小牧"にあった「スーパーローラーコースター」かの如く、屋内でありながらスケールの大きいコースレイアウトであり、しかも垂直ループ付きというロマンたっぷりのジェットコースターだ。
アジアで唯一……いや、世界で唯一「スーパーローラーコースター」に近い乗車感を味わえると思われるコースターだろう。
乗車してみると振動や揺れなどは多少気になるが、屋内での雰囲気や建物の間を縫って走る感じなど、何か"特別感"のようなものを感じた。
また、途中電飾の演出があるポイントを走るのだが、そこで過去TDCA(東京ドームシティアトラクションズ)にて運行されていた「ジオパニック」を彷彿とさせる感じなど、何処かノスタルジックな感情になった。
更にドロップ手前に建物があり建物の下を抜けてドロップする感じなど、これからどういうレイアウトを走るのかが分からず非常にスリルを感じ、オンリーワンなコースターだった。
その後、私は「Adventure」エリアの探索を終えると屋外の「Magic Island」へ移動し最後に残ったコースター「Comet Express」へ向かった。
この「Comet Express」が中々癖もので、スピンマウス的なライドなのだが、中々回転せず(しにくい?)代わりにかなり激しい横Gを感じ、見た目と裏腹にアグレッシブ過ぎるコースターだった。
そして、こんなコースターだが手荷物持ち込みで乗車。
私は荷物が吹っ飛ばされないように守るのと横Gに耐えるのに必死で造形を見ている余裕が無かった。
それくらいコースターに乗りなれている私でも、必死になってしまったが良い思い出になった。
そうして、ヘトヘトになりながらも最後に韓国土産の「Gyro Drop」に乗車し韓国の景色を目に焼き付け、「ロッテワールド」を後に空港へと向かい、夕方の飛行機に乗り帰国し無事、初海外遠征は幕を閉じた。
【まとめ】
世界最大級の屋内遊園地「ロッテワールド」、そこには"その場所"でこその雰囲気があり次回は丸一日滞在し、しっかりと堪能したいと感じた。
また今回はコースターメインでライドは楽しんだのだが、他にも屋内のボートライドなど楽しいライドが沢山ある様でコチラも是非次回乗らなくてはと思う。
そして、なんと言っても初海外旅行を終えた時のこの達成感。
右も左も分からない状態から様々な事を調べ、時には友人からアドバイスを貰い、時には現地の人に教えてもらい…と振り返ると少しは成長出来たのかなという気がする。
そして、今回の旅行で決して「海外旅行」は特別なものではなく努力で実現可能という事も学べた。
今回の旅行で自信は付いたが、過信せず今後の海外旅行も楽しみたい。
今年年末は「ドバイ」への遠征を計画しているので、この経験を忘れずに次に繋げて行きたいと思う。
そして、そこでまた"素晴らしいジェットコースター"と出会うのを楽しみに年末に向けて準備しようと思う。