【東武動物公園】水上木製コースター「レジーナⅡ -ドゥーエ-」@乗車レポート
【累計乗車回数】
レジーナ 100回以上
レジーナⅡ 10回以上(3/23時点)
レジーナⅡ (2023/4/16)累計乗車回数-50回達成-
レジーナⅡ (2023/8/20)累計乗車回数-100回達成-
【初乗車】
レジーナ 2000年8月
レジーナⅡ 2023年3月19日
【オススメの座席】
最後尾車両(12番)
【レポート】
「2022年夏」衝撃的なニュースが舞い降りた。
"レジーナ復活"
このニュースを見た当日、私はナガシマスパーランドへ遊びに出掛けていたのだが、情報を公式Twitterで見て友達と我を忘れ大興奮。
「あのレジーナが帰ってくる!」
何を隠そう筆者の最寄りパークであり、思い出の沢山ある遊園地である「東武動物公園」で、またあのレジーナに乗れるという感動は今でも覚えている。
続々とTwitterで情報公開される日々に私は、今までに無い興奮を覚えた。
当時Twitterでは
レジーナという名前は受け継ぐの?
車両はGCIのミレニアムフライヤー?
GCIの場合、レールは張り替え?
テーミングはどの様な感じ?
という話題を数多く見受けられた。
GCIとは海外のコースターメーカー「Great Coasters International社(略して"GCI")」であり、ミレニアムフライヤーとはGCIが制作している車両である。
以前の車両は「Philadelphia Toboggan Coasters社」の車両を使っており、コチラも略して"PTC車両"と呼ばれている。
※インタミン純正車両だった。
また、ミレニアムフライヤーとPTC車両では車輪の幅が異なる為、今回レールの張り替えを行ったのではないかと推測する。
だが、私にとっては「レジーナ」というコースターの話題でみんなが盛り上がってる姿が何よりも嬉しかった。
そして、オープン前の力の入ったCMや東武動物公園の公式Twitterで日々、車両や造形の雰囲気のツイートで期待は最高潮に。
オープン当日
「レジーナ」のオープン日でもある3/18
「レジーナⅡ -ドゥーエ-」再始動
あいにくの雨で運行は厳しいとの事で現地のコースターマニアは肩を落としていた。
しかし、駅舎から車両の撮影を特別にしても良いとサプライズが…!
この様な配慮をしてくれるのはジェットコースター好きとしては大変有難いものだ。
当日は乗れずじまいだったが、結果として皆が平等にサプライズを楽しめて良かったと筆者は思う。
翌日、再度乗車リベンジをしに東武動物公園へ。
この日は雲一つないの快晴でジェットコースターに乗るには最高のコンディションだった。
遂にドキドキワクワクの初乗車。
乗り心地はどうか?
浮きはどうか?
スピード感はどうか?
そんな期待を胸に乗車した。
結果としては、自分の想像を上回る程に素晴らしいコースターへと進化していた。
改めて何が素晴らしいか?
木製コースターの振動感や乗り心地を維持しつつ、全く不快感のない乗り味へ変わっていた。
以前の車両では、コンディションが悪ければ痛いと思うほどの揺れをしている日が多々あった。
そして冬場では遅いし痛いというイメージを持っていた。
しかし、リニューアル後の車両では確かに木製独特の振動はあるが、決してそれは不快な振動感ではなく更に全体的にスムーズで流れる様に優雅に走り切る楽しさがあった。
個人的に驚いたのはスピード感が増していたこと。
新車両のPOVが上がっていて旧車両との比較動画が有志で作られ速くなっているのは明らかだったが、乗って更にびっくり!
以前はあまり楽しみを感じなかった3rdドロップ後の水平ループが今回の車両でメチャクチャ楽しくなっていた。
個人的にお気に入りポイントの2ndドロップからキャメルバックの流れもメチャ気持ちよくて自然と歓声が上がった。
そんな"期待以上"に素晴らしいコースターに生まれ変わった「レジーナⅡ -ドゥーエ-」に改めて拍手を!
「レジーナ」を復活してくれた東武動物公園には最大限の感謝を。
個人的には、夏の夕暮れのレジーナが最高にエモーショナルなので是非乗って頂きたい。
2ndドロップ手前から見える、夕日がとても綺麗で自分の中の「コースターから見える絶景」の3本の指には入るくらい良い景色だ。
最後に、タワー系ライドの新設やゴマフアザラシのもちもちちゃんなど、今とても勢いのある園なので更なる進化が楽しみです。
ほぼ地元なので補正あり目線で見てしまうことが多々ありますが、本当に素晴らしい園なので行ったことのない方は是非訪れてみては如何でしょう?
Thankyou Tobu Zoo.
【ナイトライド編】
4/1、4/2 東武動物公園が20時迄営業しているとの事で「ナイトライド」も楽しんできたので続けてレポートを。
(※この日は夜のレジーナが楽しすぎて7回も連続乗車してしまった)
【乗車レポート】
まずは「巻き上げ」だ。
運良く先頭車両にも乗れたのだが、木組みの間から木漏れ日の様に照らされるレール。目の前のレールの下から照らされる光がかなり印象的だった。
この時点でもう大興奮。
「ファーストドロップ」、底の照明が暗いため何処まで落下していくのか分からないスリルがあり、昼とは比べ物にならない程に視覚的に落下感が味わえた。
そして、折り返しの左ターンではレジーナの全景が綺麗に照らされ最高の景色を味わえる。
「2ndドロップ~キャメルバック」、先程のファーストドロップと同様に底が暗いため2ndドロップの視覚的な落下感は昼とは比べ物にならない程の凄さだ。
間髪入れずのキャメルバックでは、浮いたと思ったら目の前には木組みがありそこを潜って落下という訳なのだが、周りが暗い為まるで小さなトンネルの間を駆け抜けていく楽しさを盛大に感じた。コレは良い!!
「折り返しの右旋回~3rdドロップ」で、ファーストドロップの山を眺められるのだが、この景色が素晴らし過ぎる。是非、余裕がある人は見て欲しい。
「3rdドロップ」は先程と打って代わり薄暗い中へのドロップでファーストドロップや2ndドロップと比べるとややスリルは劣るが、それでも昼と比べると視覚的な落下感は段違いである。
そして個人的にナイトライドで最高のポイント「水平ループ」に突入だ。ミレニアムフライヤーになってからはホントに良くなったこのエレメント。
ぐんぐんとスピードを上げて後半では木組みの中を疾走するのだが、ここでは視覚情報がほぼない。
誇張表現かも知れないが、まるで東京ディズニーランドの「スペースマウンテン」のラスト畳み掛けのスピードを上げながら旋回して行くスリルと似た体験が出来る。筆者諸共、同乗者の友達もともに大興奮、最高と言わざるおえない。
そしてラストの「キャメルバック」地帯。
僅かに見えるレイアウトを目に浮きの畳み掛けだ。
爆浮きという訳では無いが、しっかりと気持ち良い浮きが味わえ最後の"〆"となる。
ここでは照明の当たってるポイント、暗闇のポイントがハッキリ分かれていて飽きさせない雰囲気でキャメルバックを駆け抜け、ブレーキ手間は木組みの中を抜けていく構造の為、巨大な壁に突っ込んでいくスリルが味わえた。そしてブレーキが掛かり終了となる。
【まとめ】
夜にしか味わえないスペシャルな体験を出来て本当に楽しかった。
駅舎で流れているBGMもダークさがマッチしており大変素晴らしいと思う。
(個人的に駅舎の照明は蛍光灯ではなく、クラシカルな照明にすれば尚雰囲気が出そうだなと感じた)
東武動物公園では夜営業期間に「暗黒レジーナ」「ホラー・ザ・レジーナ」といった特別演出でのレジーナを過去に運行していたので今年の夏もどんな演出のレジーナが味わえか今から楽しみだ。
最後に木製コースターはナイトライドでは、印象や体験価値が大きく変わるので「夏の夜営業期間」もしくは「冬のイルミネーション期間」に是非乗ってもらいたい。
【追記Ⅰ】
オープン記念という事でレストランでコラボフードをしていた。
コースターマニアとしては嬉しい。
【追記Ⅱ】
旧車両のフォトスポットが2023年6月迄とのことで、メモリアルで写真を掲載。
筆者自身も旧車両に、かなりの数乗っており思い出のある車両だ。
【おまけ】
レジーナ関連のクイズを作ったので、是非試してみよう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?