iPad左手用デバイス製作#3 GPIO編&おまけ
はじめに
どうも、前回投稿から結構間が空いてしまいました。
パーツが届くのを待ってたり、ゲームにハマってたりしたら気づけば1ヶ月経ってました。早い。
さて、前回まででESPのキーボード化とマウス化をすることができました。
操作感や未検証の入力操作など細かい課題はありますが、一旦それは置いときます。
前回記事はこちら↓
今回はGPIO編ということで、簡単にいうとESPのピンの使い方をまとめます。とはいえ、内容が薄いのでおまけに届いたパーツのテストも載せておきます。
GPIOについて
GPIOとは"General Purpose Input Output"の略で日本語では汎用入出力です。簡単にいうとマイコンはセンサなどの入力機器、スピーカーなどの出力機器をピンに繋いで使うわけですが、その入出力に使うピンのことです。
なぜピンをわざわざトピックしたかというと、GPIOピン数≒デバイスのボタン数になるからです。当然、ピンは無限じゃないですし、そうでなくとも何十個付けれるならキーボードでいいわけで…つまり、限られた数の範囲で使い方を工夫する必要があるわけです。
ESPのピン配置
私が買った開発ボードと偶然同じのピン配置をした別の開発ボードの配置図を見つけたのでそれで説明していきます。
※マイコンの種類やボードによって表記や配置が異なる可能性があります
※可能な限りデータシート付のものをおすすめします
図中の黄色のピンが基本的にGPIOとして使えるピンです。GPIOと書いてある灰色ピンも使えなくはないですが、別用途で内部的に使っていたりするみたいなので今回は使わないようにします。また、左上の方に"GPI"と書いてあるピンはインプット専用かつ内部プルアップが無いことに注意です。
これらを踏まえ、今回は黄色の15~19ピン(GPIピン含)の範囲で製作していきたいと思います。つまり、この範囲で各アプリで使うショートカットを選別する必要があります。
おまけ
今回の内容は以上ですが、味気ないのでサボってた間に買ったパーツのテストの様子を簡単にまとめておきます。
ジョイスティック
マウス編では家に転がってたジョイスティックモジュールを使ってテストしていましたが、デカいしダサいのでイイ感じのものを探していました。
色々探した結果、Joy-Con用のジョイスティックを見つけたので購入。これなら薄いしスマートですし、流通量も多く替えも効くかと思い選定。
ただ、問題点(?)があり、接続がFPCなんですよねしかも0.5mmピッチ…
なので、FPCコネクタボートを買って繋いでみました。初めボードとコネクタを別々で買って半田付けを諦めたのは内緒
テストの様子はこちら↓
エンコーダ
エンコーダについては色々あったので、解決したら備忘録として別記事にまとめようと思っているのでここでは簡単に。
エンコーダはポテンショメータと違い無段階にクルクルと入力ができるので、ブラシサイズの変更などに使えそうと思い使ってみることにしました。
テストでは右回転に回すとLEDが点灯、左方向に回すと消灯…というつもりだったのですが挙動は怪しいです。雰囲気だけ感じてください。
おわりに
駆け足ですが今回の内容でデバイスの必要な要素は揃ったと思うので、今後は試作品を作っていきたいですね。とはいえ、細かい課題は残っているので潰しこみは必要ですが…
では👋