エモクロアTRPG共鳴者:悪魔「ברכה(ベラハー)」制作しました!
■持ち物(武器):悪魔の三叉槍
「ぼく、人々を破滅させるためにがんばります!」
新人(見習い)の悪魔ベラハー。 悪魔としてはまだまだ未熟。
【強くてカッコイイ悪魔に憧れている。 悪い人間を褒める。悪い行いに好感を持つ。】
―――――――――
…というのは魔界で生きる自分はそういう生き物だという【表】の思い込み【悪魔崇拝】。
実際は世界のことを何も知らない《好奇心》旺盛の若き悪魔である。
彼自身は無自覚だが、彼の行動理由はいつも《好奇心》で、面白そうなことは何でも知りたがる。
【表】悪魔として成果を上げたがってるように見えるが、
《裏》あまり行動には結びついていない。
―――――――――
ベラハーの前世はナーサーという男で、最期まで孤独な人間だった。
幼少期から劣悪な環境で地獄を味わい続けたナーサーは、そのまま社会からも誰からも救われなかった。
―何のために俺はこの世界に生まれたんだ?―
希死念慮の先で、ナーサーはいつもこの疑問にたどり着く。
やがて世界を恨みながら死んだ。
ベラハーとして悪魔に転生した今、前世のナーサーは赤の他人だ。
記憶もほとんど無い。 だが心のどこかでベラハーは「前世の自分(ナーサー)が世界に生を受けた意味は何だったのか」を探し続けている。
それがベラハーの好奇心の源〈ルーツ〉だ。
―――――――――
「ぼくは立派な悪魔になりたいんです! なので人間を勉強をさせてください!」
毎日ベラハーは世界を知るために様々な人間とたくさん話しをする。
それがベラハーの好奇心《裏》を満たしているのか、
はたまた人間と喋りたかったナーサーの孤独〈ルーツ〉を癒しているのか、
その両方なのか……。
「今日も魂をとれなかったなー…まあいっか! 明日は人間の悩み相談とやらを聞くんだ!楽しみ!」
そう言って今日も、ベラハーは満足そうに眠るのであった。
ברכה(ベラハー):ヘブライ語で「祝福」
破滅した人々にとって、魂を奪いに来る悪魔は祝福なのではと思う次第です。
七つの大罪を許容し愛してくれるのは悪魔だと思う。
悪魔は、破滅を全て悪魔のせいにしてくれるわけです。
善悪問題は、長期的な幸せを目指すか、短期的な幸せを目指すか、の話だと思ってるのですが、
「短期的な幸せ」は呼吸であり、そもそも沼で生まれて息ができない人間は、まず呼吸しなければ死んでしまう。
一瞬間だけでも息を吸える瞬間を与えられるなら、それは立派な救いではないかと思う。
人々の罪(呼吸)を受け入れて、最期の恩赦(有限)を人々に与える悪魔になって欲しいという願いを込めた「ברכה(ベラハー)」です。
ヘブライ語ってかっこいいな~!と思うので名前に使えて本当に良かった!
↑今回はこちらのpicrewメーカー様にお世話になりました!
このpicrewメーカー超可愛くて使いたかったのでベラハー作れて大満足!
悪魔RP楽しみ!ベラハーくんが幸せになりますように!