見出し画像

女性と男性が一緒に考えたい「妊娠前の健康管理」


こんにちは!

今日は、女性だけではなく男性にもぜひ知っておいてほしい「大切なこと」をシェアします。

最後まで読んでいただけたら嬉しいです😊


みなさんプレコンセプションケアって知っていますか?

プレ(pre)は「〜の前の」、コンセプション(conception)は「受精・懐妊」のこと。


つまり、プレコンセプションケアとは「妊娠前の健康管理」を意味します。


このケアには3つの大切な目的があります:

  1. 若い世代の健康を増進し、質の高い生活を実現すること

  2. 将来的に健康的な体を維持すること

  3. 健全な妊娠・出産のチャンスを増やし、次世代の子どもたちを健康に育てること

妊娠に備えるだけじゃない「プレコンセプションケア」の重要性


日本では妊娠死亡率は大きく改善しましたが、
女性が抱える「リスク因子」が原因となる
先天異常や低出生体重児は減少していません。

リスク因子には以下のようなものがあります:

  • やせや肥満

  • 喫煙

  • 持病のある場合

  • 高齢での妊娠

これらの要因があると、流産、早産、低出生体重児(2500g未満)、先天異常のリスクが高くなることが分かっています。


また、胎児の心臓は受精後22日で拍動を始めます。
そのため、妊娠が分かってから健康管理を始めるのでは遅いことも。


日常生活でできる「プレコンセプションケア」

妊娠を考えている女性だけではなく、
すべての女性が取り組める健康習慣を紹介します:

  • 適正体重を守る

  • 栄養バランスの良い食事を心がける

  • 適度な運動を取り入れる

  • 禁煙または受動喫煙を避ける

  • アルコールは控えめに

  • ストレスを溜めないように工夫する

加えて、20歳を過ぎたら2年に1度の子宮頸がん検診を受けることもおすすめです。


身近な人のサポートも大切に。


妊娠・出産は女性の体にかかる負担が大きいものですが、男性が正しい知識を持つことで、パートナーや家族の健康を支えることができます。


たとえば:

  • 妊娠前の健康管理について一緒に考える

  • 生活習慣の改善を手伝う

  • 健康診断や検診の受診を後押しする


私自身、母が子宮頸がんを経験し、
母の友人も同じ病気を克服した過去があるため、
こうした話題を「他人事」として受け流すことはできません。


男性も女性も、正しい知識を共有しながらお互いを支え合うことが、
健やかな未来のために欠かせないのです。


プレコンセプションケアをみんなで広め、
健康で安心できる社会をつくっていきましょう。

いいなと思ったら応援しよう!