台湾、選挙広告の○にアレが書き込まれた
台湾では11月26日、かなり大規模な統一地方選がある……というのは以前にも書いた通り。街を歩いていると本当にあちこちで超巨大な選挙看板? 選挙ポスター? を見かけるため、のほほん&ぼーっと暮らしていても、否応にも意識せざるをえない。
その選挙広告に大きな大きな変化があった。不自然なまでにぽっかり空いた「○」に、はっきりくっきり、大きな番号が入ったのである。
以前も紹介した通り、台湾の選挙では有権者は候補者の氏名を書き込むのではなく、候補者の番号を書き込む。おそらくだけれど、台湾には漢族出身じゃない、原住民の方々もたくさんいるからじゃないか。必ずしもみんながみんな漢字を書けるわけではないので、そういう人たちへの配慮だったりしそう。
数字を間違えられてしまっては票が入らないので、この数字は候補者にとってはかなり大きな意味をもつ。その番号がくじ引きで決まったのが10月21日。たとえばこのニュース動画↓をみても、番号が決まった途端、候補者たちはその番号を連呼しはじめる(1分02秒くらいから)。
だったら番号が決まってから広告を貼り出せば良いような気もするが、それでは名前と顔が売れないということなのだろうか。
しかし、この大きな数字をどうやって書き込んだのか、それは謎のままである。ステッカーっぽいのを貼っている人もいれば、ステンシルっぽい人もいる? どこかで数字を書き込む場面を目撃できないかなあと期待していたんだけれど、それは叶わなかった。
【2022/10/21の日記】
この日をもって中間試験が終了。前日にあれだけ復習した拼音の書き取り問題は一つも出なかった。夕方、翌日に出かける原住民小学校のプレゼン準備など。
机に向かっての勉強時間は1時間45分。