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「嫌い」周波数の法則

「あなたなんか意地悪で大嫌い」と面向かって言われたことありますか?

嫌いではありません。
大がつくんです。
「大嫌いです」

大嫌いという言葉に嬉しいとか楽しいとかそんな気持ちで
言えません。

つまり大嫌いな気持ちには、
強い怒りや憎しみがあります。
そんな気持ちを大声でぶつけてられることは、こちらは、気持ちの良いものではありません。
そよのうに感じてしまったここはいたし方がない。
感情とは吹き出るものであり、理性では止められない。

やれやれ、感情の波が静まる時間を待つだけだと、犬子さんの怒りの感情を受け入れた。

それでも激怒しながら大声で「意地悪で大嫌い」は、居心地の良いものではありませんでした。

感情の周波数の法則

嫌いな波長が共鳴したのであった。

犬子さんは、初日にあって嫌いなタイプだと感じたのは確かである。
大嫌いではなく、なんとなく好きになれない女性であった。

丑婆が犬子さんに対して好きになれないイラっとくる反応点があった。

*自分の思い通りにことを
進めたい。

*自分の居場所に好きな人だけにしたい。
好きな人というよりも、自分にとって都合の良い人で固めたい。

*女性よりも男性が好き
同性への蔑視

*男性の前と女性の前で態度が変わる。

*自分の都合で解釈をころっと変える。

*歪んだ自分勝手な正義心で
相手を裁く。

*相手が悪く自分は悪くない
あなたのせい、被害者意識が強い!

*承認欲求が強い。
絶えず賛美を求めいる。

*支配力が強い。 

丑婆の反応点が犬子さんの感情に共鳴したのである。

犬子さんと丑婆はお互いに嫌やだと感じる性格を双方に投影した。

つまり、同じような性格の持ち主である。

無意識に人は相手を見ずに自分の姿を似たような相手に投影することが多くある。

嫌だと感じたことがある時に
犬子さんと丑婆で同じ周波数を引き寄せてしまった。

犬子さんは、大嫌いと言わざる得ないほどに丑婆に反応したのであろう。

人様の前で丑婆のことを「意地悪、大嫌い」と大声で叫んだ犬子さん。
まわりの人は呆気にとられていた。

波長の法則が共鳴したと丑婆は直ぐにわかった。

犬子さん、あなたの気持ちと
丑婆の気持ちは同じである。

私は犬子さんに、素直に謝った。
「不愉快な気持ちにさせて
ごめんなさい」 

嫌いな気持ちは、私にもある。それは口には出さないが、ごめんなさいと言うしかない。
犬子さんとの関わりは変わりない。
いつも通りに挨拶をし、いつも通りに、話すべきことは話す。聞くことは聞く。
時に笑い合うこともある。 

嫌いであったとしても、本人ではなく、私の中にある嫌な気持ちを投影しただけ、犬子さん自身が嫌いなわけではない。

意地悪女であるのは確かである(苦笑)

そして、その意地悪は犬子さんにもある意地悪さである。
私とあなたは似たもの同士である。
お互いにそのことが共有できたら、逆に仲良しになれると
感じる。


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