泉涌寺・雲龍院
東寺のように、街中にある寺でも素晴らしいところはあるわけだが、それでも街から少し離れた、自然に囲まれた静かで風情のある寺というのはやはり良いものだ。
京都に詳しいわけではないので、無数にある神社仏閣のなかでどこが風情があるのか、あまり観光客で混みあっていないのか、というのがわからない。
そこで「京都観光 穴場」とかでネットで検索してみた。
そもそも「京都観光 穴場」でヒットするような場所はもはや穴場とは言えないのではないか? という疑問はあるわけだが、それでもこれが意外と当たりだった。
泉涌寺と雲龍院
今回行った中で一番良かった。
泉涌寺は京都駅からそれほど遠くない。
紅葉の名所として有名な東福寺の裏、というか奥というか、そんなに離れていない場所にあるのだが、東福寺が激混みな時期でも泉涌寺はそこまで混みあわないらしい。
大門をくぐると下り坂の参道がある。
これが珍しいとのこと。
言われてみれば、普通は門をくぐって本堂まで行く道は平らか、あるいは石段とかで昇っているかで、下っていく参道というのはあまり覚えがない。
人も少なくて、静かで実に良かった。
鶯の鳴き声が響いていた。
シーズンからは少し外れていて、時間帯も早めだったのも良かったのだろう。
さらに素晴らしかったのが雲龍院。
泉涌寺の別院。
自分の感想を書くのも余計な気がするので、写真だけ貼っておく。