我が家にやってきたうーたん
捕獲してから一息で神戸まで連れてこられたうーたん。
私たちは、猫は環境が変わるとなかなかキャリーから出てくれない、ご飯を食べてくれないといったことがあるということは調べてわかっていた。
我が家にやってきた直後、予想通りキャリーから出てくれない。
まだ駆虫もシャワーも終わっていなかったので、居間と間続きの和室に絨毯を敷いてそこで隔離し、キャリーと3階建のケージの扉を開けて暗くして、私たちは近所の回転寿司にご飯を食べに出かけた。
帰ってきて和室を覗いてみると驚いたことにうーたんは、ケージの2階部分で優雅に寝そべっていた。
ご飯もあげてみたが、モリモリ食べる。
順応、早っ!!
でもそこから夜は大騒ぎだった。まだ駆虫やシャワーをしていないので、ケージの中に入れたままにするのだが、夜中うーたんは激しく暴れ、夜鳴きもすさまじかった。
毎朝1番下に敷いているペットマットがぐちゃぐちゃになっていた。
やがて見ていられる時間だけケージの外に出すようする。
うーたんは順調に家に馴染んでいったが、トイレの問題が勃発。
うーたんは本当にお行儀が良い子で、こちらが用意したトイレでちゃんと用をたしてくれたいた。ただ、小はしたが大はなかなかしない。
2日ほど様子を見たが、いよいよと思って近所の動物病院へ連れて行った。
レントゲンを見てびっくり。なんとお腹のほとんどをBENが占めていた。
「賞味期限って気にしますか?」と聞いてきた先生に「あまり気にしません」と答えると「賞味期限切れてるけど、試供品の餌を渡しますね」と食物繊維が多い餌をくれた。あと「ウエットの餌は良くない、BEN化しにくいから」というアドバイスももらった。家に帰ってからもらってきた餌を与えると翌日にはしてくれて、ほっとした。
この初めての病院の時に、駆虫と血液検査も済ませた。
駆虫は何も問題なく終わったが、血液検査で異常が出た。肝臓の数値が正常値の⒈5倍から2倍と異常に高かったのだ。
先生と相談の上ウルソを飲ませることになった。この話はまた改めて。
ともあれ、こうやって検査と駆虫を終えた(シャワーは無理だったのでウエットシートで拭き拭きした)うーたんは家の中で自由に生活するようになる。
そうなっても、外に出たがっているのか夜鳴きが激しかった。いや今も。今は私たちを起こして遊んで〜!とおねだりしてくる。
でも、うちに来てくれてありがとう!